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Ubuntu で Blender 2.79b のビルドとインストール(Blenderサイトから最新版をダウンロード)

Blenderは,有名な3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウエア. 3次元モデルの編集,レンダリング、光源やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.

サイト内の関連 Web ページ:

目次

  1. 前準備
  2. Blender のソースコードのダウンロード(Blenderサイトから最新版をダウンロード)
  3. Ubuntu で Blender のビルドとインストール
  4. Blenderに Wavefront OBJ形式ファイルをインポート
  5. Blender Python コンソール (Blender Python console) を使ってみる
  6. メニュー等の日本語化

先人に感謝.

参考 Web ページ

キーワード:Blender, Wavefront OBJ, インポート


前準備

Ubuntu のシステム更新

端末を開き、次を実行

sudo apt update
sudo apt -yV upgrade
sudo apt -yV dist-upgrade
sudo apt -yV autoremove
sudo apt autoclean
sudo shutdown -r now

Blenderが使用する Python のバージョンの確認

配布されている Linux バイナリ版での Python のバージョンを確認しておく。 Blender 2.79b で使用されている Python は 3.5.3 (下図)


Blender のソースコードのダウンロード(Blenderサイトから最新版をダウンロード)

  1. blender の Web ページを開く

    http://www.blender.org/

  2. Download」をクリック

  3. Source Code」を選ぶ

  4. ダウンロードの開始

    ※ ダウンロードしたファイルは分かりやすいディレクトリに置く.

  5. ソースコードの展開(解凍)
    cd /tmp
    tar -xvzof <先ほどダウンロードしたディレクトリ>/blender-2.79b.tar.gz
    


Ubuntu で Blender のビルドとインストール

https://wiki.blender.org/wiki/Building_Blender/Linux/Ubuntu/CMake に記載の手順で行う

  1. Blender のビルドのための前提ソフトウエアを、パッケージを用いてインストール
    sudo apt -yV install git cmake build-essential 
    sudo apt -yV install libx11-dev libxi-dev libsndfile1-dev libopenexr-dev libjpeg-dev libopenal-dev libalut-dev libglu1-mesa-dev libsdl-dev libfreetype6-dev libavdevice-dev libavformat-dev libavutil-dev libavcodec-dev libswscale-dev libx264-dev libxvidcore-dev libmp3lame-dev libspnav-dev 
    

  2. Blender に付属のスクリプト install_deps.shを実行
    cd /tmp
    cd blender-2.79b
    ./build_files/build_environment/install_deps.sh --build-all
    

  3. 終了の確認

    次のようなエラーメッセージが出る場合がある.無視して続行することにする.

  4. スクリプト install_deps.shで準備されたソフトウエアの確認

    /opt/lib の下に、いくつかのソフトウエアがインストールされる。 Blender 2.79b では,Python のバージョンは 3.5.3

    ls -al /opt/lib
    

  5. スクリプト install_deps.shで準備された Python には、自動でパスが通らないことの確認

    ※ 特別な理由が無い限り /opt下に新しく入った Python は,Blender でのみ使うことにしたい。なので、パスは通さない

    which python
    which pip
    

  6. Blender 2.79b が使用する Python 3.5 での pip の更新

    次のコマンドで pip の更新 を行う.

    cd /tmp
    sudo rm -f get-pip.py
    wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
    sudo /opt/lib/python-3.5.3/bin/python3.5m get-pip.py 
    

  7. Blender 2.79b が使用する Python 3.5 での numpy, lxml, six のインストールを行ってみる

    今後、Blender 2.79b が使用する Python 3.5 で、さまざなパッケージをインストールしたくなったとき、同様の手順になる.

    sudo /opt/lib/python-3.5.3/bin/python3.5m -m pip install numpy 
    sudo /opt/lib/python-3.5.3/bin/python3.5m -m pip install lxml 
    sudo /opt/lib/python-3.5.3/bin/python3.5m -m pip install six 
    

  8. Blender 2.79b のソースコードからのビルド
    cd /tmp
    cd blender-2.79b
    make full
    

  9. ビルド結果の確認

    make のオプションについては「make help」で確認できる

  10. インストール

    ../build_linux_full というディレクトリにできているので,適切な ディレクトリにコピーして使う.


Blenderに Wavefront OBJ形式ファイルをインポート

<前準備>

説明のため Wevefront OBJ形式ファイル Wavefromt MTL形式ファイルを使います. この資料で使用している Wevefront OBJ形式ファイル, Wavefromt MTL形式ファイルは,次からダウンロードできます

Wavefront OBJ 形式ファイルとは 3次元コンピュータグラフィックスのファイル形式.ポリゴンなどの情報が書かれているファイル.

Wavefront MTL 形式ファイルとは マテリアルの情報が書かれているファイル.

インポート手順
  1. blender を起動

  2. blenderが起動するので確認

  3. 中央の黒い四角のウインドウをクリックすると消える.

  4. 中央にある立方体のオブジェクト(灰色のもの)を消したい.中央にある立方体のオブジェクトを右クリックし,「DELETEキー」を押して削除

  5. Wavefront obj ファイルをインポートしたい. メニューで「File」,「Import」と操作し「Wavefront (.obj)」を選択

  6. インポートしたいファイルをダブルクリック (ここでは sample.obj を選んでダブルクリックしている)

    次の2つのファイルをダウンロードして使っている.

    ※ sample.obj をインポートした場合,マウスホイールを操作して,ズームアウトしていくと,オブジェクトが現れる


Blender Python コンソール (Blender Python console) を使ってみる

Blender での画面レイアウトの切り替え

Blender Python コンソール (Blender Python console) で Python スクリプトを実行してみる

  1. blender を起動

  2. Blender の画面レイアウトを「スクリプティング(Scripting)」に変える

    画面レイアウトとして「Scripting」を選ぶ.

  3. コンソール画面が開くので確認する

    コンソール画面の中では, IPython シェルが動いている.

  4. 試しにBlender オブジェクトの一覧表示を行ってみる.

    コンソール画面で次を実行

    for i in bpy.data.objects:
        print(i.name)
    

    Blender オブジェクトが確認できる(下の実行結果例では Camera, Cube, Lamp の 3つ)


メニュー等の日本語化

  1. File (ファイル)メニューで, 「User Preferences (ユーザー設定)」を選ぶ.

  2. System (システム)」をクリック.

  3. International Fonts (ローカライズ)」をチェック.

  4. 日本語のフォントを選ぶ

  5. Interface (インターフェイス)」と, 「Tooltips (ツールチップ)」をクリック.

  6. Save User Settings (ユーザー設定の保存)」をクリック.