金子邦彦研究室プログラミングR のプログラム例データフレームからの散布図作成,画像ファイルに保存(R システム,ggplot2,plot を使用)

データフレームからの散布図作成,画像ファイルに保存(R システム,ggplot2,plot を使用)

このページでは,R システムでのグラフ作成について, 次のことを行う.

目次

  1. 前準備
  2. データフレームからの散布図の作成
  3. グラフの画像ファイルへの保存

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R システムの CRAN の URL: https://cran.r-project.org/

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前準備

R システムのインストール

R システムの CRAN の URL: https://cran.r-project.org/

ggplot2 のインストール

R システムで,次のコマンドを実行し,ggplot2 をインストールする.

このとき「Secure CRAN mirrors」のような,ミラーサイトの選択画面が出たときは「Japan」のものを選ぶ.

install.packages("ggplot2")

データフレームからの散布図の作成

x 値を格納したベクトル,y 値を格納したベクトルを引数として plot() 関数を使うと,散布図が作成される.

この場合「X[,c("属性名")]」のような書き方で,X から列を抜き出して,ベクトルを作る.

グラフの画像ファイルへの保存

グラフィカル・デバイスの種類

など.

詳細は「help(Devices)」で確認できる

グラフィカル・デバイスを用いたグラフの画像ファイルの保存

例えば,PNG ファイルを作りたいときは,最初に「png()」を実行.最後に「dev.off()」で,ファイルを閉じる. すると,作業ディレクトリにファイルができる.作業ディレクトリは,getwd() で分かる.

png( file="C:/1.png" ) のように,ファイル名をフルパスで指定することもできる.ここで「/」を使っているのは「\」の書き間違いではない.

library(ggplot2)
png("1.png")
p <- ggplot(iris) 
p + geom_point( aes(x = iris[,1], y = iris[,2], colour = iris[,5]) ) + scale_colour_hue()
dev.off() 
getwd()

[image]

ファイルができる.ファイルを表示すると次のようになる.

[image]