基礎実験1 UNIX・アセンブラ実習 第1回

UNIX とファイル

200749()

実習内容

ログイン、ログアウト、パスワードの重要性、ウインドウマネージャ、ktermemacs、ファイル操作

 

1. ログイン

教育用計算機室には、70台のPCがあり(eecs??.st.csce.kyushu-u.ac.jp ??01から70)、それぞれにWindowsUNIXLinux)の2つのOSがインストールされています。今回の基礎実験1UNIX・アセンブラの実習は、Windowsは使いません。従ってもし電源が入っていなかったり、OSWindowsになっていたりする場合は、Linuxを起動する必要があります(起動方法についてはスタッフやTAに聞いてください)

 

login:にユーザ名をPassword:にパスワードを入力してください.ログインに成功すると、X-windowが起動した状態から始まります.

マウスカーソルをデスクトップ上(青い背景画面)に移動させ,マウスを右クリックをします.そうすると,メニューが表示されるので,その中から「新規ターミナル」を選択してください.

ユーザ名@eecs?? ~]$Terminal画面に表示されます。

 

2. ログアウト(終了)

計算機を使い終わったら必ず「ログアウト」してください。「ログアウト」することを忘れると、他の人があなたになりすまして計算機を使うことができるようになります。これは大変危険なことです。

画面左下の赤い帽子のアイコンをクリックし,表示されるメニューの中から「ログアウト」を選択すると,画面中央にメニューが表示される.その中から「Shut Down」を選択する.

 

3. ウインドウマネージャ

このXウインドウでは標準の設定ではgnomeLinux)というウインドウマネージャが使われていて、ウインドウの大きさや位置を変えることができます。また、ウインドウが重なっていて隠れている場合に、隠れているウインドウを手前に持ってくるには、ウインドウのタイトルバーや枠をクリックすると手前に現れます。

 

3.1 ウインドウサイズの変更

ウインドウ角をドラッグすると、ウインドウの大きさが変わります。

 

3.2 ウインドウの移動

              ウインドウ上の 「タイトルバー」や枠をドラッグすると、ウインドウが動きます。

 

4. kterm

ktermは、UNIX のコマンドを受け付けるためのウインドウです。ターミナル上でkterm &と入力することで起動できます。

 

4.1フォントサイズの変更

kterm で表示される文字の大きさを自分の好みに変えることができます。ktermにフォーカスをあわせて(マウスカーソルをウインドウの中に入れる)Ctrlキー を押しながらマウスの右のボタンのことを押し、押したままで'Large' に合わせて、マウスボタンを放します。

 

4.2 スクロールバー

kterm の左横のバーは、スクロールバーです。スクロールバーを使うと、自分の作業記録を見ることができます。スクロールバーの上で、マウスの中央のボタンを押し、押したまま上下にマウスを動かすことで表示領域を変えることができます。

 

4.3 ktermのリセット

ktermがおかしくなったとき(変な表示が出るなど)、リセットするとなおることが多いようです。

ktermにフォーカスをあわせて、Ctrlキーを押しながらマウスの中央のボタンを押し、 押したまま'Do Full Reset' に合わせて、マウスボタンを放します。

 

. エディタ(emacs)

今回の実習では、プログラム入力のためにemacsを使います。emacs は日本語や英語の文書、プログラムなどを計算機に入力するためのツール(エディタ)です。

 

5.1. emacs の起動

試しにtest.txtというテキストファイルを作成してみましょう。kterm のウインドウで、「emacs test.txt & と入力する。kterm のウインドウにコマンドを打ち込むときは、kterm にフォーカスを合わせることを忘れないこと。

 

% emacs test.txt & Enterキー>

 

emacs のウインドウが開くのを待ちます。

 

5.2. 文字の打ち込み

emacs ウインドウで、キーボードから文字を打ち込んでみる。キーボードから打ち込んだ文字が emacs に入力されるのを確認する。

 

5.3. カーソル移動

emacs ウインドウで、矢印キー、テンキーの2(下)、4(左)、6(右)、8(上) を押してみる。カーソルが移動するのを確認する。再び文字を打ち込んで、カーソル移動の効果を確認する。

(テンキーを打って、数字が表示されたら、NumLockのキーを押す)

 

5.4. ファイルの保存

ファイルの保存(セーブ)を行うときは、次の2つのうち自分の好きなやり方で行います。

 

1. Ctrl-x Ctrl-s Ctrlキーを押しながら x を押した後、Ctrl キーを押しながら s を押す)。

2. または、上の方の「Files」メニューをドラッグして、「Save Buffer

 

5.5. 日本語入力(Wnnの起動)

emacs上で日本語を入力するためには、Wnn(うんぬと発音する)というかな漢字変換システムを利用する。かな漢字⇔半角英数を切り替えるためには、Ctrl-\Ctrlキーを押しながら、\キーを押す)で行う。かな漢字入力の時は、emacsのウィンドウ左下に「あ」が表示され、半角英数入力時には「--」が表示されていることを確認する。漢字変換はスペースバーで変換候補を選択することができる。また、文節の区切り位置の調節は、Ctrl-iCtrl-oで行うことができる。自分で作ったアセンブラプログラムに日本語でコメントをつけたい場合には、この方法を用いると良い。

ここでは、適当な日本語を2,3行入力をしておく。

 

5.6. ファイルの別名保存

現在編集中のファイル(test.txt)を別名で保存したい場合は、次の2つの方法のいずれかで行います。

 

1.Ctrl-x Ctrl-wCtrlキーを押しながらxを押した後、Ctrlキーを押しながらwを押す)。

2.または、ウィンドウ上部にある「Files」メニューをドラッグして、「Save Buffer as」をクリック

そうすると、ウィンドウ最下部に「Write file: ~/」というファイル名を入力する行が現れるので、「/」の後に続けてtest2.txtと入力して、Enterを最後に押します。これで、現在の編集ファイルはtest2.txtとして保存されます。

 

5.7. emacs の終了

emacs の終了は、次の2つのうち自分の好きなやり方で行います。

 

1. Ctrl-x Ctrl-c Ctrl キーを押しながら x を押した後、Ctrl キーを押しながら c を押す)。

2. または、上の方の「Files」メニューをドラッグして、「Exit Emacs」を選びます。

 

もし、ファイルの保存を行っていない場合には、保存するかどうか聞いてくる

ので Save file ... ? セーブするなら y と答える。

 


課題1

emacs上で次のコマンド実行し、その意味を述べよ

              Ctrl-x Ctrl-s

Ctrl-x Ctrl-c

Ctrl-\

Ctrl-f

Ctrl-k

 

6. ファイル操作

6.1. ファイルの一覧 (ls コマンド)

マウスのフォーカスをktermにあわせます。以後作業はすべてktermの上で行います。

ファイルの一覧はlsコマンドを使います。

 

% ls <Enterキー>

 

ファイルがない場合は何も表示されません。

コマンドによってはオプションを指定できるコマンドもあります。例えば、隠しファイルも見たい場合はls-aを、ファイルについて詳細を知りたい場合はls-l(ハイフン エル)というオプションを追加します。(lsとオプション-a,-l等の間にはスペースを入れてください)

 

% ls –a <Enterキー>

% ls -l <Enterキー>

 

普段は、見えないファイルや、ファイルのサイズや日付や時刻を知ることができます。

 

6.2. ファイルの中身を見る (cat コマンド, more,less)

ファイルの中身を見るにはcatコマンドを使います。先ほどemacsで作成した文章の内容を見てみましょう。

 

% cat test.txt <Enterキー>

% cat test2.txt <Enterキー>

 

catでもファイルの中身を見ることができますが、大きなファイルの場合は、すぐに上にスクロールしていってしまいます。大抵のUNIXでは、morelessといったコマンドがインストールされています。1ページごとにスクロールが止まるのでスペースキーでページを送ります。lessの場合はbキーで後戻りもできます。less, jlessで終了する際はqキーを押してください。

 

% more /COPYRIGHT <Enterキー>

      <スペースキー>

 

% less /COPYRIGHT  <Enterキー>

<スペースキー>

              <bキー>

              qキー>

             

6.3. ファイルの名前の変更 (mv コマンド)

ファイルの名前の変更にはmvコマンドを使います。addcopy.saddmove.sに変更してみましょう。lsで名前が変わっているか確認しましょう。

 

      % mv test.txt test1.txt <Enterキー>

% ls Enterキー>

 

6.4. ファイルの効率的な指定

(1)ファイルの種類

ファイル名の一番最後の部分は、ファイルの種類を表すのによく使われます。例えば、C言語のプログラムのソースファイルはtest.cのように最後に.cをつけます。今回、基礎実験で使うアセンブラではソースファイルに.sを使います(今回の例では単なるテキストファイルなのでtxtとしている)

 

(2)複数のファイルを一度に指定する(* ?)

*?は特殊な記号で、*は任意の文字列を意味し、?は任意の一文字を意味します。例えば、拡張子(「.」以降)が「txt」のファイルのみ詳細が知りたい場合は

 

% ls -l *.txt <Enterキー>

 

以下のコマンドも試してみましょう。

 

              % ls -l test?.txt <Enterキー>

              % ls -l *2.* <Enterキー>

 

6.5. ファイルの削除 (rm コマンド)

ファイルの削除にはrmコマンドを使います。test1.txtを消してみましょう。lsで削除されたのを確認しましょう。

% rm test1.txt <Enterキー>

% ls Enterキー>

 

一度、削除したファイルは元に戻すことは出来ないので、rmコマンドを使うときは注意して使いましょう。

 


課題2   次のコマンドの意味を述べよ

ls

cat

pwd

less

rm