NISサーバ設定
2006/4/17
徳久
•ディレクトリサービス
–あるひとつのキーを使用してそれに関連した情報を調べられるサー
ビス
–データの読み込み・閲覧・検索に特化した仕組みを提供
•DNS (DomainNameService)
–ホスト名をキーとしてIPアドレスを検索(正引き)
–IPアドレスをキーとしてホスト名を検索(逆引き)
•NIS (NetworkInformationService)
–ユーザIDをキーにしてパスワードや使用シェルの情報などを検索
•NIS ドメイン
–NIS認証を行うマシングループの名前
例)NISDOMAIN=tokunis.local.db.is.kyushu-u.ac.jp
NISのイメージ図
NISドメイン
例)tokunis.local.db.is.kyushu-u.ac.jp
NISクライアント
マスターサーバ
スレーブサーバ スレーブーサーバ
NISデータを一括管理
ユーザ名
パスワード
グループ名
ホームディレクトリ
:
ypbindでNISサーバと接続
接続するドメイン名、サーバ名は
/etc/yp.confに記述
NISデータ内に記述されたユーザ
でログインが可能
マスターサーバと同期
同一のNISデータを持つ /etc/yp.conf内のサーバに
接続できなかった場合
ローカルネットにブロードキャストを行い
他のNISサーバを検索を行うような設定
が可能
NISデータに関してのメモ
•NIS 用passwdの記述 /var/yp/nis.inputs/passwd
•ユーザ名、UID、ホームディレクトリはユーザごとに変える
•パスワードはクライアントから下記のコマンドによって設定(暗号化される)
–yppasswd <ユーザ名>
<ユーザ名>:<パスワード>:<UID>:<GID>:<ユーザの説明>:<ホームディレクトリ>:<ログインシェル>
NISサーバ実験項目
1. クライアント側の設定変更 (/etc/yp.conf 等) と動作確認手順
2. 別のマシンを使っての動作確認を行なう
3. passwd, group, hosts 以外は配布していないことの確認手順
4. ypxfrd の動作確認手順
5. yppasswddの動作確認手順
詳しい実験の手順は以下のページを参照
http://www.db.is.kyushu-u.ac.jp/computer/linux/nis.html
使用OS: Linux Cent OS バージョン4.3
1.クライアント側の設定変更 (/etc/yp.conf 等) と動作確認手順
NISクライアントがNISサーバに接続できるかを自分のマシンで確認
1.クライアント側の設定変更
•domainnameの実行
–domainname <NIS ドメイン名>
•/etc/yp.conf
–domain <NIS ドメイン名> server <NISサーバのIP アドレス>
•/etc/sysconfig/networkの設定
–NISDOMAIN=<NIS ドメイン名>
2.動作確認手順
–同一マシンにNISサーバとNISクライアントを作成
–クライアント側の設定変更をし、ypbindでNISサーバに接続
–NISサーバと接続することを確認
•ypwhichでNISサーバ名が正しいか確認する
•ypcatでNISサーバのユーザ情報が見れるか確認する
自分のマシンを登録
2.別のマシンを使っての動作確認を行なう
NISサーバとNISクライアントを別のマシンで立てて接続できるかを確認
1.クライアント側の設定変更
domainnameの実行
•domainname <NIS ドメイン名>
–/etc/yp.conf
•domain <NIS ドメイン名> server <NISサーバのIP アドレス>
–/etc/sysconfig/networkの設定
•NISDOMAIN=<NIS ドメイン名>
2.動作確認
–自分のマシンにNISサーバを作成
–別のマシンに上記の変更をしたNISクライアントを作成
–NISクライアント側から
•ypwhichでNISサーバ名が正しいか確認する
•ypcatでNISサーバのユーザ情報が見れるか確認する
別のマシンを登録
3.passwd, group, hosts 以外は配布していないことの確認手順
NISサーバとNISクライアントを同一マシンで立てて以下のコマンドを実行し
動作確認
•ypcat passwd
•ypcat group
•ypcat hosts
•ypcat rpc
•ypcat services
•ypcat netid
•ypcat protocols
•ypcat mail
NISサーバで設定したファイル
(/var/yp/nis.inputs以下の各ファイル)
の内容が表示される
エラーメッセージ
Makefileを編集し、配布を許可したデータ(passwd, group, hosts)以外
は配布していないことを確認する
4.ypxfrd の動作確認手順
マスターサーバからスレーブサーバにNISデータを転送するypxfrdの動作確認
•マスターサーバを起動し、rpc.ypxfrdが動いているか確認
–ps -e | grep ypxfrd
•スレーブサーバの設定
スレーブサーバをマスターサーバのクライアントに
–domainnameの実行
•domainname <NIS ドメイン名>
–/etc/yp.conf
•domain <NIS ドメイン名> server <NISサーバのIP アドレス>
–/etc/sysconfig/networkの設定
•NISDOMAIN=<NIS ドメイン名>
–スレーブサーバとして初期化
•/usr/lib/yp/ypinit -s <NISドメイン名>
•スレーブサーバの/var/ypのディレクトリ内にNISドメイン名のディレクトリが生成されている
ことを確認
•NISクライアントでスレーブサーバに接続し、
•ypcatでマスターサーバで設定したユーザ情報が見れるか確認する
マスターサーバを登録
5.yppasswddの動作確認手順
パスワードの変更を行うyppasswddの動作確認
•動作中のNISサーバマシンでrpc.yppasswddが動いているか確認
–ps -e | grep yppasswd
•NISクライアント側でパスワードの変更が可能か確認
–yppasswd <ユーザー名>
–マスターサーバのルートパスワード入力
–type : ユーザのパスワード
–retype : ユーザのパスワード
•パスワードが変更できればyppasswddは正しく動作している