ネットワーク勉強会
2001111
データベース研究室 学部4年
石川 卓司
DNSドメイン名
ドメイン名とは?
識別子
相手を識別する名前
A B C
Aと通信する
住所、電話番号と同じ
インターネットではドメイン名はホームページの
アドレスやメールアドレス等に使われている。
ドメイン名の特徴
・英文字とハイフンで表される。
・大文字小文字の区別はない。
IPアドレスに比べわかりやすい。
・ピリオドで区切られている。
ピリオドで区切られた単位がくくり
ドメイン名の一番右のくくりが一番大きなくくり
大きなくくりから次第に小さなくくりへ絞り込む
ishikawa.db.is.kyushu-u.ac.jp
TLD
SLD
gTLD(generic TLD) 一般トップレベルドメイン
.com」「.net」「.org」をさすことが多い
.comは一番多く使われているTLD
全世界から組織の制限なく登録できる
ccTLD(country code TLD) 国別トップレベルドメイン
JPドメイン名はこれに含まれる
原則としてISO3166に準拠している
イギリス「.uk」のように準拠していないものもある
ISO3166では「.gb」)
新たに7つのTLDが追加
.biz」「.info」「.name」「.pro」「.museum」「.aero」「.coop
ドメイン名の種類
ドメイン名はTLDごとに管理している
登録管理方針はTLDごとに異なる
ドメイン名の登録レベル
登録組織の所在地の条件
登録できる数
譲渡
登録できる組織の要件
登録時の窓口もTLDによって違う
JPドメイン名はJPNICが管理している
ドメイン名の最後(TLD)が「.JP
JPNICが管理
SLDがドメイン名の型を表す
属性型(8種類)
登録組織の組織形態によって違う
地域型
登録組織の地域によって違う
ドメイン名の登録単位は主に第3レベルドメイン
現在「汎用JPドメイン名」の導入を検討中
日本のドメイン名
サイバースクワッティング
ドメイン名が、ある商標と同じ、 または酷似して
いるドメイン名を 「悪意」で登録すること
保有者が商標の権利や正当な利権を 持って
いないドメイン名を 「悪意」で登録すること
どういった場合が悪意とみなされるか?
実費金額を超える対価で転売することを目的に登録さ
れているとき
権利者によるドメイン名使用を妨害するために登録し、
そのような妨害行為が複数回行われているとき
ライバル会社の事業を混乱させることを目的に登録さ
れているとき
ユーザの誤認混同を狙って第三者の商標でドメイン名
を登録・使用しているとき
ドメイン名紛争処理方針
DRPDispute Resolusion Policy)と呼ばれる
ドメイン名の不正の目的による登録・使用を
排除する仕組み
「不正の目的によるドメイン名の登録・使用」
のみを紛争解決の対象とする
JPドメイン名のDRPは 「JPドメイン名紛争処
理方針(JP-DRP)
日本語ドメイン名
漢字・仮名などを含むドメイン名の登録
例)九大データベース研究室.JP
既存のドメイン名空間(CO.JPなど)に日本語ドメイン
名を登録することはできない
文字数は最大15文字
当初はメールアドレスには使えない
JPドメイン名以外にもいくつかのTLDで日本語ドメイ
ン名の登録を受け付けている