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Firebird コマンドライン・クライアント

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Firebird の コマンドライン・クライアント とは, 次の機能を持つツールです.大まかに言って,GSEC, ISQL に分かれています.

【GSEC】

ISQL で出来ることは GSEC で出来ますが,起動に少しだけ手間が多いので,ISQL の利用を薦めておきます.

【ISQL】


必要となるソフトウエア

あらかじめ決めておく事項

この Web ページでは,データベースの作成を行うので, 作成するデータベースのデータベースファイル名を決めておくこと. この Web ページでは,次のように書きます.

データベース・一般ユーザのアカウント作成するのですが,そのユーザ名パスワードを決めておくこと.この Web ページでは次のように書きます.

設定項目

Firebird インストールディレクトリと,現在のデータベース管理者 (sysdba) のパスワードを調べておくこと. この Web ページでは,次のように書きます.


データベース・一般ユーザのアカウント(ユーザ名とパスワード)作成

データベース・一般ユーザのアカウント(ユーザ名とパスワード)を作成するには, 次の手順を踏みます.

  1. Windows でコマンドプロンプトを開く

  2. アカウント作成
    C:\Firebird30\gsec -user sysdba -pass masterkey -add testuser -pw hoge$#34
    

パスワードの変更

ユーザ testuser について, パスワードを hoge$#34 から newpass変更したいときの実行例

  1. Windows でコマンドプロンプトを開く

  2. パスワードの変更
    C:\Firebird30\gsec -user testuser -pass hoge$#34 -mo testuser -pw newpass
    

データベースの作成と権限の設定

データベースを作成するには,次の手順を踏む.

  1. Firebird コマンドライン・クライアント ISQL の起動

    ISQL を起動するには,次のように操作する. 「スタート」 →「プログラム」 →「Firebird 3.0 (Win64)」 →「Firebird ISQL tool

  2. ISQL の画面が開くので確認する.

  3. create database コマンドによるデータベース作成

    例えば,データベース・一般ユーザである testuser の権限で,データベース(データベースファイル名は C:\Firebird30\testdb.fdb )を作成する手順は次の通り.

    create database 'C:\Firebird30\testdb.fdb' page_size 8192 user 'testuser' password 'hoge$#34';
    
    show databases;
    

    ※ なお,出来た データベースは,show databaseコマンドで確認できる.

  4. quit;」で終了.

SQL の実行

SQL によるテーブルの定義と,問い合わせと,更新の実行例は下記の通り.

要点:最初に,Firebird コマンドライン・クライアント ISQL で, 「connect 'C:\Firebird30\testdb.fdb' user 'testuser' password 'hoge$#34';」 のように,使用するデータベースファイル名を指定して,「接続」の操作を行う.

  1. Firebird コマンドライン・クライアント ISQL の起動

    ISQL を起動するには,次のように操作する. 「スタート」 →「プログラム」 →「Firebird 3.0 (Win64)」 →「Firebird ISQL tool

  2. connect コマンドを使い接続

    例えば,データベースファイル名 C:\Firebird30\testdb.fdb を使う場合は,次の通り

    このとき,データベース・一般ユーザのアカウントで接続すること.

          connect 'C:\Firebird30\testdb.fdb' user 'testuser' password 'hoge$#34';
    

  3. SQL の実行
          CREATE TABLE commodity (
              type INTEGER primary key not null,
              name VARCHAR(32) not null,
              price INTEGER );
          INSERT INTO commodity VALUES( 1, 'apple', 50 );
          INSERT INTO commodity VALUES( 2, 'orange', 20 );
          INSERT INTO commodity VALUES( 3, 'strawberry', 100 );
          INSERT INTO commodity VALUES( 4, 'watermelon', 150 );
          INSERT INTO commodity VALUES( 5, 'melon', 200 );
          INSERT INTO commodity VALUES( 6, 'banana', 100 );
          SELECT * FROM commodity;
    

    期待される結果.

          TYPE NAME       PRICE
           ---- ---------- -----
              1 apple         50
              2 orange        20
              3 strawberry   100
              4 watermelon   150
              5 melon        200
              6 banana       100
    

    以下は,動作画面.


    テーブルの一覧表示

    データベース内のテーブル一覧を表示するには,show tablesコマンドを使います. (use コマンドを使いたくないときは,「show tables from testdb;」でも OK ).

          connect 'C:\Firebird30\testdb.fdb' user 'testuser' password 'hoge$#34';
          show tables;