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pgAdminIII のインストールと使用法

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pgAdmin III とは,PostgreSQL に関する各種操作を,簡単に行えるツールです.

この Web ページでは,pgAdminIII のインストールと使用法を説明する.


必要となるソフトウエア

あらかじめ決めておく事項

この Web ページでは,データベースの作成を行うので, 作成するデータベースのデータベース論理名と漢字コード(エンコーディング)を決めておくこと. この Web ページでは,次のように書きます.

この Web ページでは, データベース・一般ユーザのアカウント作成しますので, そのユーザ名パスワードを決めておくこと.この Web ページでは次のように書きます.

データベース・一般ユーザのアカウント作成データベースの作成と権限の設定には, PostgreSQL データベース管理者ユーザ名パスワード必要になるので,前もって調べておくこと. この Web ページでは,Postgres データベース管理者のユーザ名postgres と書きます.


 

pgAdminIII のインストール

pgAdminIII は,PostgreSQL を使うときの定番ツールです.

Window でのインストール手順

  1. pgAdmin の Web ページを開く

    http://www.pgadmin.org/index.php

  2. Download」をクリックして,ダウンロード用 Web ページを開く.

  3. 左側の「Windows」をクリックする

  4. 最新バージョンの選択

    最新バージョンを使いたいので,「pgAdmin V1.8.4」をクリックする.

  5. ファイルのの選択

    ZIP ファイルの方をクリックする.

  6. ダウンロードサイトの選択

    日本国内からダウンロードしたいので,日の丸の下の http, ftp をクリックする.

  7. ダウンロード開始の確認

  8. インストーラの起動

    Next」をクリックする.

  9. ライセンス条項の確認と同意

    ライセンス条項に同意するので,「I accpet the terms in the License Agreement」をチェックし, 「Next」をクリックする.

  10. フィーチャの選択

    デフォルトのままでよい. 「Next」をクリックする.

  11. インストール開始

    Install」をクリックする.

  12. インストール開始の確認


(参考) UNIX でのソースコードからのインストール手順

FreeBSD の場合には,次のような手順で,ソースコードからのインストールを行うことができます. ここに出てくるコマンドの解説はしませんが,バイナリ版がうまく動かないとき,原因を探すよりも,ソースコードからインストールした方が楽だ,ということがよくあります.

#!/bin/sh

set FORCE_PKG_REGISTER=true
export FORCE_PKG_REGISTER
cd /usr/ports/devel/glib20; make; make install
cd /usr/ports/accessibility/atk; make; make install
cd /usr/ports/graphics/cairo; make; make install
cd /usr/ports/x11-toolkits/pango; make; make install
cd /usr/ports/x11-toolkits/gtk20; make; make install
cd /usr/ports/graphics/libart_lgpl; make; make install

cd /tmp
rm -f wxWidgets-2.8.8.tar.gz
wget https://www.kkaneko.jp/computer/src/toollib/wxWidgets-2.8.8.tar.gz
tar -xvzof wxWidgets-2.8.8.tar.gz
cd wxWidgets-2.8.8
./configure --enable-log --enable-unicode --without-libmspack
make clean
make
make install
cd contrib
make clean
make
make install
ldconfig

cd /tmp
rm -f wxGTK-2.8.8.tar.gz
wget https://www.kkaneko.jp/computer/src/toollib/wxGTK-2.8.8.tar.gz
tar -xvjof wxGTK-2.8.8.tar.gz
cd wxGTK-2.8.8
./configure
make clean
make
make install
ldconfig

cd /tmp
rm -f pgadmin3-1.8.4.tar.gz
wget https://www.kkaneko.jp/computer/src/toollib/pgadmin3-1.8.4.tar.gz
tar -xvzof pgadmin3-1.8.4.tar.gz
cd pgadmin3-1.8.4
./configure
make clean
make
make install

FreeBSD での pgAdminIII 動作画面

Linux の場合には, Linux の各種ソフトのインストール の Web ページを参考に,wxWidgets のインストールを行った後で, 下記の手順で,wxGTK と pgadmin3 のインストールを行ってみてください.

cd /tmp
rm -f wxGTK-2.8.8.tar.gz
wget https://www.kkaneko.jp/computer/src/toollib/wxGTK-2.8.8.tar.gz
tar -xvjof wxGTK-2.8.8.tar.gz
cd wxGTK-2.8.8
./configure
make clean
make
make install
ldconfig

cd /tmp
rm -f pgadmin3-1.8.4.tar.gz
wget https://www.kkaneko.jp/computer/src/toollib/pgadmin3-1.8.4.tar.gz
tar -xvzof pgadmin3-1.8.4.tar.gz
cd pgadmin3-1.8.4
./configure
make clean
make
make install

pgAdmin III の機能

pgAdmin III が持つ以下の機能を説明する.


PostgreSQL への接続と切断

pgAdmin III で PostgreSQL を使うには, 最初に,pgAdmin III において,PostgreSQL への接続を行う必要があります. 以下,PostgreSQL データベース管理者 (postgres) として接続する手順を説明する.

  1. オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックし, 「プロパティ」を選ぶ.

  2. ユーザー名の設定

    PostgreSQL データベース管理者(postgres)でログインしたいので, ユーザ名として,PostgreSQL データベース管理者である postgres を設定.「OK」をクリック.

    「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

  3. PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックして,「接続」を選ぶ.

  4. パスワードを聞いてきたら,パスワードを与える.

    ※ 「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

  5. 切断 するには,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックして,「切断」を選ぶ.


 

データベース・一般ユーザのアカウント(ユーザ名とパスワード)作成 `

データベース・一般ユーザのアカウント(ユーザ名とパスワード)を作成するには, PostgreSQL データベース管理者 (postgres) として接続した後,「新しいログインロールの追加」という操作を行う.

  1. pgAdmin III の起動

  2. PostgreSQL データベース管理者 (postgres) として接続
    1. オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックし, 「プロパティ」を選ぶ.

    2. ユーザー名の設定

      PostgreSQL データベース管理者(postgres)でログインしたいので, ユーザ名として,PostgreSQL データベース管理者である postgres を設定.「OK」をクリック.

      「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

    3. PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックして,「接続」を選ぶ.

    4. パスワードを聞いてきたら,パスワードを与える.

      ※ 「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

  3. (オプション)(もし展開されていなければ)PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)展開

    オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432) の左横の「+」をクリックして,展開する.

  4. ログインロール」を右クリックして,「新しいログインロール」を選ぶ.

  5. ロール名」と「パスワード」の設定.

    ユーザ名として testuser,パスワードとして hoge$#34hoge5 を設定したいときの操作は次の通り.


 

データベースの作成と権限の設定

データベースを作成するには, PostgreSQL データベース管理者 (postgres) として接続した後,「新しいデータベース」の作成を行う.

  1. pgAdmin III の起動

  2. PostgreSQL データベース管理者 (postgres) として接続
    1. オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックし, 「プロパティ」を選ぶ.

    2. ユーザー名の設定

      PostgreSQL データベース管理者(postgres)でログインしたいので, ユーザ名として,PostgreSQL データベース管理者である postgres を設定.「OK」をクリック.

      「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

      ※ PostgreSQL データベース管理者(postgres) ならば,データベース作成の権限が必ずある.

    3. PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックして,「接続」を選ぶ.

    4. パスワードを聞いてきたら,パスワードを与える.

      ※ 「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

  3. (オプション)(もし展開されていなければ)PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)展開

    オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432) の左横の「+」をクリックして,展開する.

  4. データベース」を右クリックして,「新しいデータベース」を選ぶ.

  5. データベースの作成とオーナの設定

    データベース論理名 testdb,漢字コード(エンコーディング)UTF8 としてデータベースを作成したいときの操作は次の通り.


 

SQL の編集と実行,SQL 実行結果のファイル出力

データベース・一般ユーザでログインした後,使いたいデータベースを選び,Query ウインドウを開きます. Query ウインドウを使って,SQL の編集と実行,PostgreSQL コマンドの実行ができます. SQL によるテーブルの定義と,問い合わせと,更新の実行例は下記の通り.

  1. pgAdmin III の起動

  2. データベース・一般ユーザ (testuser) でログイン

    データベース・一般ユーザのアカウントでログインしたいので,設定を行う. (必要がないのに,PostgreSQL データベース管理者でログインすることは避ける)

    1. オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックし, 「プロパティ」を選ぶ.

    2. ユーザー名の設定

      データベース・一般ユーザ (testuser) でログインしたいので, ユーザ名として,testuser を設定.「OK」をクリック.

      「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

      ※ 「ユーザ名が設定できないよ」というときは、接続が「切断」されていない場合がある。接続を切断したのちに ユーザ名の設定を行う.

    3. PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)右クリックして,「接続」を選ぶ.

    4. パスワードを聞いてきたら,パスワードを与える.

      ※ 「パスワード保存」のチェックを外しておいた方が,混乱が少ない.

  3. (オプション)(もし展開されていなければ)PostgreSQL 9.0 (localhost:5432)展開

    オブジェクトブラウザで,PostgreSQL 9.0 (localhost:5432) の左横の「+」をクリックして,展開する.

  4. データベース展開

    左横の「+」をクリックして,展開する.

  5. データベースの選択

    データベースの一覧が出ているので,「testdb」をクリック

  6. SQL アイコンをクリック

  7. SQL の編集と実行

    Query ウインドウが現れる.下記のような SQL を編集,実行できる.

    CREATE TABLE order_records (
        id            INTEGER  PRIMARY KEY NOT NULL,
        year          INTEGER  NOT NULL CHECK ( year > 2008 ),
        month         INTEGER  NOT NULL CHECK ( month >= 1 AND month <= 12 ),
        day           INTEGER  NOT NULL CHECK ( day >= 1 AND day <= 31 ),
        customer_name TEXT  NOT NULL,
        product_name  TEXT  NOT NULL,
        unit_price    REAL     NOT NULL CHECK ( unit_price > 0 ),
        qty           INTEGER  NOT NULL DEFAULT 1 CHECK ( qty > 0 ),
        created_at    TIMESTAMP NOT NULL,
        updated_at    TIMESTAMP,
        CHECK ( ( unit_price * qty ) < 200000 ) );
    

    BEGIN TRANSACTION;
    INSERT INTO order_records VALUES( 1, 2009, 10, 26,  'kaneko', 'orange A', 1.2, 10, current_timestamp, NULL );
    INSERT INTO order_records (id, year, month, day, customer_name, product_name, unit_price, qty, created_at) VALUES( 2, 2009, 10, 26,  'miyamoto', 'Apple M',  2.5, 2, current_timestamp );
    INSERT INTO order_records (id, year, month, day, customer_name, product_name, unit_price, qty, created_at) VALUES( 3, 2009, 10, 27,  'kaneko',   'orange B', 1.2, 8, current_timestamp );
    INSERT INTO order_records (id, year, month, day, customer_name, product_name, unit_price, created_at) VALUES( 4, 2009, 10, 28,  'miyamoto',   'Apple L', 3, current_timestamp );
    COMMIT;
    

    SELECT * FROM order_records; 
    

SQL 実行結果のファイル出力

上記で説明したQuery ウインドウで, 「ファイル」→「開く」と操作する.

ウインドウが開くので,ファイル名やエンコーディングを指定して,「OK」をクリックする.

ファイルに入った SQL の実行

上記で説明したQuery ウインドウで, 「ファイル」→「エクスポート」と操作する.


 

テーブルの一覧表示と中身の表示と更新(行の追加,行の削除,値の更新)

テーブルの一覧表示

データベース内のテーブル一覧を表示するには,ログインの後, オブジェクトブラウザで, スキーマpublicテーブルを展開します.

テーブルの中身の表示と更新(行の追加,行の削除,値の更新)

テーブルの一覧表示を行った後,テーブルを右クリックして, 「データビュー」→「全ての列を表示」と操作すると,テーブルの中身が表示されます.

このウインドウで,更新(行の追加,行の削除,値の更新)が簡単にできます.


 

テーブルのインポート,エクスポート

テーブルのインポート,エクスポートには,PostgreSQL の copy コマンドを使う. Windows の場合には,2つ注意点があるので,下に書きます