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OpenCV 4.1 最新版をソースコードからビルドして,インストール(Windows 上)

Windows での,OpenCV 最新版をソースコードからビルドして,インストールする手順を説明する.MSYS2 を使用する.Windows の C/C++ で使いたい.CUDA に対応させたい.OpenCV の最新版を追いかけたい場合を想定している.

ユースケース.OpenCVはWindows でも簡単にインストールできるが,自分の環境にあわせてビルドしたい(NVidia CUDA を使うなど)場合は,ソースコードからビルドする.

謝辞:OpenCV および関連ソフトウエア類の作者に感謝します


前準備

Python のインストール

Python の URL: https://www.python.org/

Git, cmake のインストール

Git の URL: https://git-scm.com/

cmake の URL: https://cmake.org/download/

Visual Studio ビルドツール (Build Tools) のインストール

Windows での Visual Studio ビルドツール (Build Tools) のインストール手順: 別ページで説明している.

(NVIDIA GPU を使うとき)NVIDIA グラフィックスボード・ドライバのインストール

GPU とは,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある.

ダウンロードページ

詳細説明

(NVIDIA GPU を使うとき)NVIDIA CUDA ツールキットのインストール

CUDA とは,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである.

ダウンロードページ

TensorFlow 2.1 以上の GPU 版での,NVIDIA CUDA のバージョンは 10.1指定されている. TensorFlow 1.15の GPU 版での,NVIDIA CUDA のバージョンは 10.0指定されている. 指定されているバージョンより高いものは使わない. その根拠は次のページ. URL: https://www.tensorflow.org/install/source#common_installation_problems

詳細説明

(NVIDIA GPU を使うとき)NVIDIA cuDNN のインストール

ダウンロードページ

次のページには,TensorFlow 2.1 以上の GPU 版での,cuDNN のバージョンは 7.6.そして,TensorFlow 1.13 以上 TensorFlow 2.0 までの GPU 版での,cuDNN のバージョンは7.4 が指定されている.

URL: https://www.tensorflow.org/install/source#common_installation_problems

詳細説明

(オプション)OpenBLAS のインストール

OpenBLAS と連携させたいときは、前もって OpenBLAS をインストールしておく

(オプション)VTK のインストール

VTK と連携させたいときは、前もって VTK をインストールしておく

(オプション)Python 2.7 を使いたいとき

Python 2.7 を使うときは、次のような手順で、OpenCVとの連携等に必要になるPythonパッケージをインストールしておく

  1. Windows で,コマンドプロンプトを管理者として実行

    [image]
  2. Python 2 にnumpy パッケージをインストール
    C:\Python27\Scripts\pip install --no-deps -U numpy
    

    [image]
  3. Python の numpy, flake8 パッケージをインストール
    pip install -U numpy
    pip install -U flake8
    

OpenCV 最新版のインストール

OpenCV を C:\opencv, C:\opencv_contrib, にインストールする

  1. Visual Studio の x64 Native Tools コマンドプロンプトを開く.

    ※ 起動は,Windows のメニューで「Visual Studio 20..」の下の「x64 Native Tools コマンドプロンプト (Command Prompt)」(あるいは類似名のもの)を選ぶ

    ※ 「x64 Native Tools コマンドプロンプト (Command Prompt)」がないときは, Visual Studio ビルドツールのインストールを行う. Visual Studio ビルドツールのインストール手順は,別ページで説明している.

  2. ディレクトリを削除する
    mkdir C:\tools
    cd C:\tools
    rmdir /s /q opencv
    rmdir /s /q opencv_contrib
    

    [image]
  3. OpenCV と OpenCV contrib のソースコードをダウンロード
    cd C:\tools
    git clone https://github.com/opencv/opencv.git
    git clone https://github.com/opencv/opencv_contrib.git
    
  4. Python 3 のバージョンを調べる

    バージョン 3.6 系列なのか、バージョン 3.7 系列なのか、調べる.この情報はあとで使う.

    下の実行例では、Python のバージョンは 3.7 系列(3.7.3) である

    python --version
    

    [image]
  5. Python 3 の場所を調べる

    %LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\Python.exe」のように表示される.この結果は,あとの設定で使う.

    where python
    

    [image]
  6. cmake の実行

    cmake でのオプションについて

    cmake の実行手順例は次の通り

    cd c:\tools
    cd opencv
    rmdir /s /q build
    mkdir build
    cd build
    del CMakeCache.txt
    cmake -G "Visual Studio 16 2019" -T host=x64 ^
    -DCMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE ^
    -DOPENCV_EXTRA_MODULES_PATH=C:\tools\opencv_contrib\modules ^
    -DINSTALL_TESTS=ON ^
    -DINSTALL_C_EXAMPLES=ON ^
    -DWITH_PYTHON=ON ^
    -DINSTALL_PYTHON_EXAMPLES=ON ^
    -DBUILD_opencv_python2=OFF ^
    -DPYTHON_DEFAULT_EXECUTABLE=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/python.exe ^
    -DBUILD_opencv_python3=ON ^
    -DPYTHON3_EXECUTABLE=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/python.exe ^
    -DPYTHON3_INCLUDE_DIR=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/include ^
    -DPYTHON3_LIBRARY=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/libs/python37.lib ^
    -DPYTHON3_NUMPY_INCLUDE_DIRS=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/lib/site-packages/numpy/core/include ^
    -DBUILD_EXAMPLES=ON ^
    -DWITH_OPENGL=ON ^
    -DOPENCV_ENABLE_NONFREE=OFF ^
    ..
    

    cmake でのオプションの調整

  7. cmake の実行結果の確認

    Python 2, Python 3 のところが自動設定されるので確認する.

    ※ 下図のとおりになるとは限らない.

    ※ 最後のコマンドの実行の結果,エラーメッセージが出た場合には,自動設定がうまくいっていない.設定を変えてやり直す

    ※ 但し,Python 2 を使わない場合,Python 3 を使わない場合は,Python の部分がうまく設定されていなくても無視すること.

    [image]
  8. ソースコードからビルドし、インストールする
    cmake --build . --config RELEASE --target INSTALL
    

    [image]

    Windows の MSYS2 を使いたいときは、 次のように make を使う

    make -k -j4 
    make install
    
  9. 結果の確認

    エラーメッセージが出ていないことを確認.

    ※ 黄色の警告メッセージは無視しても良い

    [image]

    「cmake の実行」で cuda を使うように設定したときは、次のような結果になる

    [image]
  10. Windowsのシステム環境変数Pathの設定

    次を追加する

    C:\tools\opencv\build\bin\release
    
  11. Python 関係のファイルもインストールされていることを確認

    ※ OpenCV のインストールで Python ローダ (python loader) を使用することは推奨しません.(Python ローダの利用では,エラーが出たときに,Python のインストールからやり直す可能性がある.Python ローダをよく知らずに実行するのは避けること)

    dir %LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\lib\site-packages\cv2
    

    [image]
  12. Python でOpenCV のバージョン確認

    python -c "import cv2; print( cv2.__version__ )"
    

    [image]

    ※ このとき 「Original error was: DLL failed: 指定されたモジュールが見つかりません」 というエラーメッセージが出ることがある.

    [image]
    • Windows のシステム環境変数 Path に「C:\tools\Anaconda3\Library\bin」、「C:\tools\opencv\build\bin\release」 を追加してから、 新しいコマンドプロンプトで実行してみる
  13. OpenCV の「cmake でのオプション」に VTK, OpenNI2, OpenBLAS を使うように設定したとき、このメッセージが出ることがあります. システム環境変数 Path の設定で直ると思っていますが、確認できていません。

ここから先は書きかけ
    ANT_DIR
    GSTREAMER_DIR

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