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Windows で OpenPose 最新版をソースコードからビルドして、使ってみる(MSVC ビルドツール (Build Tools) を使用)

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ユースケース:Windowsパソコンで、OpenPoseのポータブル版を試してみたけれど、CUDAの相性を再確認したい

OpenPose は、人体、顔、手、足の「キーポイント」を検出するソフトウエア。 多数のカメラを配置して、3次元のキーポイントを得る機能もある

OpenPose の利用条件などは、利用者が確認すること。次のWeb ページを活用してください

https://flintbox.com/public/project/47343/

サイト内の関連Webページ

謝辞:このWebページで紹介する OpenPose ソフトウエアの作者に感謝します

前準備

Python, 主要パッケージ, git, cmake, 7zip のインストール

以下,Windows でインストール済みであるものとして説明を続ける.

MSVC ビルドツール (Build Tools) for Visual Studio 2017 のインストール

(オプション)NVIDIA グラフィックスカード・ドライバ, NVIDIA CUDA ツールキットのインストール

CUDA と連携させたいときは、前もって、 NVIDIA グラフィックスカード・ドライバ, NVIDIA CUDA ツールキットをインストールしておく.

※ CUDA が動くからといって、OpenPoseが動くとは限らない。OpenPose と CUDA を連携させるのに必要なグラフィックスカードなどの条件は、OpenPose の Web ページなどで確認すること


OpenPose のインストール

次のWebページの記述に従う

https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose/blob/master/doc/installation.md

  1. VS 2017用 x64 Native Tools コマンドプロンプトを管理者として開く

    ※ Windows のスタートメニューの「Visual Studio 2017」の下にある

    ※ Visual Studio 2017 がないときは、MSVC ビルドツール (Build Tools) for Visual Studio 2017 のインストールを行う

  2. ディレクトリを削除する
    mkdir C:\tools
    cd C:\tools
    rmdir /s /q openpose
    

  3. OpenCV と OpenCV contrib のソースコードをダウンロード
    cd C:\tools
    git clone --recursive https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose
    

  4. cmake の実行

    cmake でのオプションについて

    cmake の実行手順例は次の通り

    ※ cmakeで「build」のような作業用ディレクトリは作らない(トラブルを抑えるため)

    cd c:\tools
    cd openpose
    del CMakeCache.txt
    "C:\Program Files\Cmake\bin\cmake" -G "Visual Studio 15 2017 Win64" -T host=x64 ^
    -DDOWNLOAD_BODY_25_MODEL=ON ^
    -DDOWNLOAD_BODY_COCO_MODEL=ON ^
    -DDOWNLOAD_BODY_MPI_MODEL=ON ^
    .
    

  5. cmake の実行結果の確認

    ※ 下図のとおりになるとは限らない.設定がうまくいっていない場合は、1つ上の「cmake の実行」のところを、設定を変えてやり直す

  6. ソースコードからビルドし、インストールする
    cmake --build . --config release 
    

  7. 結果の確認

    エラーメッセージが出ていないことを確認.最後のほうに「0 エラー」のように表示されるのを確認.

    ※ 黄色の警告メッセージは無視しても良い

  8. ファイルの配置の調整

    ※ 将来の版では、この操作は不要になる可能性あり

    cd c:\tools
    cd openpose
    copy x64\release\*.* bin
    

  9. 新しくWindows のコマンドプロンプトを実行する.

  10. デモプログラムを試す

    ※ しばらく待つと表示される。 処理時間は、CPU 版だと、`1フレームあたり、10秒くらい

  11. オプションの確認
    cd c:\tools
    cd openpose
    bin\OpenPoseDemo.exe --help
    


    (以下省略)

  12. --face, --hand オプションを試してみる

    参考 Web ページ: https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose/blob/master/doc/quick_start.md#quick-start

    cd c:\tools
    cd openpose
    bin\OpenPoseDemo.exe --image_dir examples\media -face --hand
    

  13. --write_json オプションを試してみる

    ※ 末尾の「.」(半角ピリオド)はディレクトリの指定

    cd c:\tools
    cd openpose
    bin\OpenPoseDemo.exe --image_dir examples\media --write_json .
    

    .json ファイルができていることがわかる