VMware Workstation Pro で仮想マシンの仮想ディスクをデフラグして縮小する

目次

この手順の概要と前提となる用語

仮想マシンを長期間使用すると、仮想ディスクファイル内にデータの断片化(ファイルが連続した領域に保存されず、分散して配置される状態)が発生する。また、ゲストOS(仮想マシン上で動くOS)上でファイルを削除しても、仮想ディスクファイル(ホストOS上に1個以上のファイルとして保存される、仮想マシンのディスクの実体。拡張子は .vmdk)のサイズは自動的には縮小されない。本手順では、VMware Workstation Pro を使用して、これらの問題を解消する方法を説明する。

かつて個人利用向けに提供されていた VMware Workstation Player は、現在は提供が終了している。Workstation Pro が個人・商用・教育のいずれの用途でも無償で利用でき、Player が持っていたデフラグと圧縮の機能を含んでいる。本手順は Workstation Pro を前提とする。

なお、デフラグと圧縮は目的が異なる。デフラグは断片化を解消するもので、ディスクファイルのサイズは縮小しない。サイズの縮小は圧縮が行う。両方を順に実行することで、性能の改善とサイズの縮小の両方が得られる。

この操作で得られる効果

デフラグ:仮想ディスク内の断片化を解消し、仮想マシンのディスクアクセス性能を改善する。仮想ディスクファイルのサイズは縮小しない。

圧縮:仮想ディスクファイル内の未使用領域を削除し、ホストOS上のディスク使用量を削減する。

作業前の確認事項

本作業を行う前に、以下の点を確認すること。

操作手順

  1. VMware Workstation Pro を起動

    Windows の場合

    Windowsでの起動アイコン

    Ubuntu の場合

    端末で次のコマンドを実行する。

    vmware
    VMware Workstation Proの起動画面
  2. 仮想マシン設定の編集画面を開く

    対象の仮想マシンを選択し、「仮想マシン設定の編集 (Edit virtual machine settings)」をクリックする。

    仮想マシン設定の編集を選択
  3. ハードディスクを選択

    「ハードウェア (Hardware)」タブで、デバイス一覧から「ハードディスク (Hard Disk)」をクリックする。

    ハードディスクの選択
  4. デフラグを実行

    「ユーティリティ (Utilities)」から「デフラグ (Defragment)」をクリックする。処理には時間がかかる場合がある。

    デフラグボタン
  5. デフラグ完了の確認

    デフラグ処理が完了したことを確認する。

    デフラグ完了画面
  6. 圧縮を実行

    「ユーティリティ (Utilities)」から「圧縮 (Compact)」をクリックする。処理には時間がかかる場合がある。

    圧縮ボタン
  7. 圧縮完了の確認

    圧縮処理が完了したことを確認する。以上で作業は完了である。

    圧縮完了画面