【概要】 Windowsの操作,プログラム作成,各種ツールの活用,Windowsの保守には,次のことが役立ちます.まず,フォルダオプションの設定により,ファイル名拡張子や隠しファイルを表示することができます.また,Windowsでは「コマンドプロンプトを使用して操作する方法や管理者権限での実行方法も重要です.さらに,環境変数やパスの設定により,システムの設定を柔軟にカスタマイズすることができます.さまざまなソフトウェアの活用も重要であり,ファイル検索ソフトウェアやテキストエディタ,ファイル転送ツール,リモート接続ツールなどが作業効率を向上させます.また,CSVファイルの管理方法やデータの形式についても理解する必要があります.プログラミング言語としてPythonやC/C++を活用する場合,それぞれのインストール方法や処理系,開発ツール,ライブラリの扱い方について学ぶ必要があります.さらに,GitやCMakeなどのプログラミング関連ツールを活用することで,効率的な開発が可能です.Windowsシステムの保守には,Windows Updateの実行やシステムイメージのチェック・修復,ディスクの空き領域の確認などが必要です.
【目次】
Windows 11 のクリーンインストールの手順は次の通り.
作成したブータブル USB メモリを用いて,インストール対象のパソコンを起動する.
これはBIOSメニューやブートメニューを用いて行う.あるいは, Windows を再起動し,BIOSメニューを出すためのコマンドとして「shutdown /r /fw /t 0」を使うこができる.
注意点として, インストール対象のパソコンの重要なデータはバックアップを取ってからインストールを開始することを推奨する.
【サイト内の関連ページ】
Tiny 11 のインストール手順: 別ページ »で説明
【関連する外部ページ】
Windows 11のセットアップでは,不要なプリインストールアプリをスクリプトで一括削除し,サービス設定もスクリプトで行う.ディスクのクリーンアップ,デフラグ,そして空き領域のゼロフィルもWindowsでは「コマンドプロンプトから実施できる.別のWebブラウザや,いくつかの便利なフリーソフトウエアのインストールも推奨される.さらに必要に応じてプログラミングに便利なWSL 2とUbuntu 22.04もセットアップする.最後に必要に応じてMicrosoft PC Manager のインストール,Microsoft Sysinternalsツールをダウンロードし,システムツールの使用準備を行う.これらの手順により,簡単で確実にWindows 11のセットアップが可能である.
【サイト内の関連ページ】
「ファイル名拡張子」をチェック,「隠しファイル」をチェック.
設定の例
設定の例
ファイル名拡張子(.pdf, .pptx など)が表示されるようになる. そして,隠しファイル(既定では非表示のファイルやフォルダ)が表示されるようになる.
【手順】
デスクトップのフォルダアイコンをクリックするか,Windows キー + E キーを押す(同時押し)か,タスクバーのフォルダアイコンをクリック.
【コマンドによる手順】
上の操作の代わりに,コマンドでも実行できる.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'Hidden' -Value 1" powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'ShowSuperHidden' -Value 1" powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'HideFileExt' -Value 0"
端末は,物理的なハードウェア(機材)としての端末と,ソフトウェアとしての端末(しばしば「端末エミュレータ」と呼ばれる)の二つの形態がある.端末エミュレータは,ハードウェアの端末と同等の機能をソフトウェアとして実現している.ソフトウェアとしての端末の一例として,Windowsでは「コマンドプロンプト」が該当する.端末の画面には,通常,シェルのプロンプトが表示される.シェルのプロンプトにはコマンドを入力することが可能で,入力したコマンドを実行して結果を確認することができる.
Windows のコマンドプロンプトは,操作ツールである. 文字入力により,ファイル操作,システム情報の確認,システムの設定やインストールなどのさまざまな操作を行うことができる.GUIでは難しい高度な操作が可能であり,複雑な作業を自動化可能である.
システムの設定やインストールなどのシステム全体に影響を与える操作は,Windowsでは「コマンドプロンプトを管理者として実行」することが必要になる場合がある.コマンドプロンプトを「管理者として実行」しない通常の状態では,操作に制限がある場合がある.
次はコマンドプロンプトを,Windows 10 で起動している画面である.
日本語Windowsのコマンドプロンプトでは,半角の円記号「¥」とバックスラッシュ「\」は同じように機能する.
Windowsのコマンドプロンプトで,ファイルを作成することが可能である. 下記の例では、まずカレントディレクトリをユーザーのホームディレクトリ(%HOMEPATH%)に移動している.そして,メモ帳(notepad)を使用して新しいファイルを作成し、内容を編集している.
Windowsで一般ユーザー権限のコマンドプロンプトからファイルを作成できないディレクトリは,主に C:\Windows,C:\Program Files,C:\Program Files (x86) などのシステム関連のフォルダである. これらのディレクトリに対しては,一般ユーザー権限では書き込みや変更ができない. そのため,一般ユーザー権限のコマンドプロンプトからファイルを作成できないディレクトリにファイルを作成したり,既存のファイルを変更したりするには、「管理者として実行」する必要がある.
Windows のコマンドプロンプトは,操作ツールである. 文字入力により,ファイル操作,システム情報の確認,システムの設定やインストールなどのさまざまな操作を行うことができる.GUIでは難しい高度な操作が可能であり,複雑な作業を自動化可能である.
【コマンドプロンプトを開く手順】
画面下のWindowsの検索窓を使用。「cmd」と入力し、Enterキーを押す。すると、コマンドプロンプトが開く。
Windowsキー + R を同時に押す。「ファイル名を指定して実行」の画面が開くので、「cmd」と入力し、Enterキーを押す。すると、コマンドプロンプトが開く。
システムの設定やインストールなどのシステム全体に影響を与える操作は,Windowsでは「コマンドプロンプトを管理者として実行」することが必要になる場合がある.コマンドプロンプトを「管理者として実行」しない通常の状態では,操作に制限がある場合がある.
【コマンドプロンプトを管理者として実行する手順】
Windowsの検索窓で「cmd」と入力し,「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択する.すると,管理者としてコマンドプロンプトが開く.
Windowsキー + R を同時に押す。「ファイル名を指定して実行」の画面が開くので、「cmd」と入力。Ctrl + Shift + Enterキーを同時に押す。すると、管理者としてコマンドプロンプトが開く。
例:Windows 10 のスタートメニューである.
Windows のコマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する
powershell start-process cmd.exe -verb runas
Windows 11 で,Windows Terminal を管理者として開くときは,検索窓で「Windows Terminal」あるいは「Terminal」を入れ,メニューで「管理者として実行する」を選ぶ.
環境変数とパスの設定は,プログラミングやソフトウェア開発作業において重要な役割を果たす. これらの設定は,システムがプログラムやコマンドを正しく認識し,またそれらを適切な場所から実行するために必要である. 環境変数とパスが適切に設定されていると,フルパスを指定せずにコマンドやプログラムを簡単に実行することができる.
環境変数「PATH」は,シェルがコマンドを実行する際にどのディレクトリを検索対象にするかを定めるものである.そのため, フルパスを指定せずにコマンドやプログラムを簡単に実行することができようになる.実行したいコマンドやプログラムのパスを 環境変数「PATH」に追加する操作を「パスを通す」という.
Windows では,「PC」 → 「プロパティ」 → 「詳細設定」 → 「環境変数」のように操作して, 環境変数の設定画面を出す.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem" /v "LongPathsEnabled" /t REG_DWORD /d "1" /f
Windows パソコンで,「PC」を開きたいときは,検索窓で「PC」と入れて,開くことができる.
ファイル圧縮・展開(解凍)ツール
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine 7zip.7zip
【関連する外部ページ】
【関連項目】 7-Zip のインストール
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,7-Zipをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine 7zip.7zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\7-Zip\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 7-Zip
必要に応じて「サブフォルダを作成」オプションを選択
ファイル名によるファイル検索ツール
Search Everything は、Windowsで使用できる高速なファイル検索ツールである。このソフトウェアは、コンピュータ内のすべてのファイル名とフォルダ名を自動的にインデックス化することで、高速な検索を実現している.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine voidtools.Everything stnkl.everythingtoolbar machine ql-win.quicklook
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全文検索によるファイル検索ツール
主な機能:全文検索,複数のファイル形式に対応,検索結果のプレビュー
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine AnyTXT.AnyTXTSearcher
【関連する外部ページ】
Windows での文字コード変換ソフトウェアには,charsetConverter などがある.
「テキストエディタ」はテキストファイルを編集する機能を持ったソフトウェア.
Windows には,「メモ帳 (notepad)」や,「ワードパッド (wordpad)」などのテキストエディタが標準で備わっている.これらは,テキストファイルの作成や編集に利用できる. その他,より高機能なテキストエディタやソースコードエディタとして,Visual Studio Code,Notepad++などがWindows で利用可能である. これらは,プログラミングや文書作成に置いて便利なツールになる.
【関連項目】 Notepad++, Emacs エディタ
高機能で拡張性の高いテキストエディタ
主な機能:コード補完,デバッグ機能の統合,Git連携
Visual Studio Code は,テキストエディタとしての 機能を備え,豊富な拡張機能をもち,ソースコードの編集やデバッグを効率的に行うことができる開発環境である. 多様なプログラミング言語に対応しており,ソースコードのシンタックスハイライトやコード補完,Gitの統合など,ソースコードの編集やデバッグに便利な機能を幅広く提供している.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Microsoft.VisualStudioCode
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Visual Studio Code のインストール(Windows 上), Visual Studio Code の設定
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Visual Studio Codeをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Microsoft.VisualStudioCode powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Microsoft VS Code\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Visual Studio Code, Visual Studio Code の設定
次のコマンドは,次の拡張機能をインストールするものである.
cd "c:\Program Files\Microsoft VS Code\" code --install-extension ms-python.python code --install-extension MS-CEINTL.vscode-language-pack-ja code --install-extension alexcvzz.vscode-sqlite code --install-extension vscjava.vscode-java-pack code --install-extension ms-vscode.cpptools code --install-extension dongli.python-preview
Visual Studio Code のメニューで,「ファイル (File)」,「基本設定 (Preferences)」,「設定 (Settings)」と操作する. 次に,ページの右上にある小さなファイルアイコン(Open Settings のアイコン)をクリック. settings.json ファイルを編集できるようになるので,次を追加する.
{ "files.autoSave": "afterDelay", "editor.formatOnSave": true, "editor.tabSize": 4, "editor.fontFamily": "Consolas, 'Courier New', monospace", "editor.fontSize": 14, "git.enabled": true }
この追加により,次の設定が行われる.
設定: "files.autoSave": "afterDelay"
作業の中断やクラッシュによるデータ損失を防ぐために,一定の遅延後にファイルを保存する.
設定: "editor.formatOnSave": true
ファイルを保存する際に,自動的にコードのフォーマットを実行.コードスタイルを自動的に維持する.
設定: "editor.tabSize": 4 (または2 など)
一貫したインデントを維持し,コードの可読性を向上させる.
設定: "editor.fontFamily": "Consolas, 'Courier New', monospace", "editor.fontSize": 14
使用するフォントと大きさの設定.読みやすさを向上させる.
設定: "git.enabled": true
Gitバージョン管理機能を有効にし,Visual Studio Code 内でのバージョン管理を行えるようにする.
機能豊富なテキストエディタ
主な機能:シンタックスハイライト,マクロ,プラグイン
Notepad++には,Windowsの標準の「メモ帳」にない便利な機能がある.代表的なものは次の通りである.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Notepad++.Notepad++
【関連する外部ページ】
【関連項目】 テキストエディタ, Notepad++ のインストール(Windows 上), Notepad の設定
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Notepad++圧縮・展開(解凍)ツールをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Notepad++.Notepad++ powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Notepad++\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Notepad++
ただし,完全にEmacsと同じキーバインドにできるわけではありません.
「設定」,「環境設定」,「自動バックアップ」で設定
「エンコード」で文字コードを選択(例:UTF-8)
「表示」,「画面端で折り返す」にチェック.
【関連項目】 Notepad++
Emacs はエディタ.
高度なカスタマイズが可能.プログラミングやテキスト編集に利用されている.
Emacsの操作は,キーボードによるコマンドが中心で,そのコマンドを通じてテキスト編集,ファイル操作,文字列の置換,画面操作など,幅広い作業を行うことが可能である. 詳細な操作指示は通常,画面の最下部(ミニバッファ)で行う. Emacsにはメニューバーも存在し,メニューからも一部の機能を利用できる.メニューを使う場合,操作に応じてダイアログ画面が開くこともある.以下に,Emacsでよく使われる主要な操作とそのキーボードショートカットをまとめている.
これらはあくまで基本的な操作である. ここに挙げた以外にも,豊富な機能があり,カスタマイズも可能である.
Emacsは,最初は少し難しいと感じるかもしれないが,強力な機能があり,カスタマイズ可能も可能であることから, マスターすれば,コーディングや文書作成の効率を向上させることが可能である. Emacsの機能は多岐にわたる.
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 テキストエディタ
zlib はデータ圧縮ライブラリ
主な機能: データの圧縮と展開(解凍),メモリ内での圧縮と展開(解凍)処理
【関連する外部ページ】
【関連項目】 zlib のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,zlibをインストールし,パスを通すものである.
cd /d c:%HOMEPATH% rmdir /s /q zlib git clone https://github.com/madler/zlib cd zlib del CMakeCache.txt rmdir /s /q CMakeFiles\ cmake . -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=c:/zlib cmake --build . --config RELEASE --target INSTALL powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\zlib\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"ZLIB_HOME\", \"C:\zlib\", \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【関連項目】 zlib
CSVファイルは,"Comma Separated Values"の略で,データがカンマで区切られたテキストファイルを指す.CSVファイルにはいくつかのバリエーションがあるが,たとえばMicrosoft Excelで使用されるCSVファイルは以下のような形式になります. 例:
りんご,150,4,200,12月30日に購入した みかん,30,2,60,"25円のものを買う予定だったが,売り切れだった"
この例では,2行のテキストファイルが示され,各行に5つのデータが含まれている. このExcelのCSVファイルから次の3つの特徴が読み取ることができる.
Webブラウザ
主な機能:トラッキング防止機能,豊富な拡張機能
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Mozilla.Firefox
主なFilefox アドオン: Superpower ChatGPT,uBlock(ポップアップブロック),Falcon(履歴検索),Simple Translate (翻訳)
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Firefox のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Firefoxをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Mozilla.Firefox powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Mozilla Firefox\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Firefox
Webブラウザ
主な機能:高速なページ読み込み,Googleサービスとの統合,豊富な拡張機能
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Google.Chrome.EXE
主なGoogle Chrome アドオン: Superpower ChatGPT,uBlock (ポップアップブロック),Falcon (履歴検索), DeepL翻訳 (翻訳)
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Google Chrome のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Google Chromeをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Google.Chrome.EXE powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Google\Chrome\Application\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Google Chrome
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある
Build Tools for Visual Studioは,Windowsで動作するMicrosoftの開発ツールセットである.主にC++プログラミングに使用される.このツールセットには,コンパイラ,リンカ,ランタイムライブラリ,その他のビルド関連ツールが含まれる.
Visual Studioは統合開発環境(IDE)である.いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.主な機能には,コードエディタ,デバッガー,ソリューションエクスプローラー,チーム開発機能,デバッグツール,IntelliSenseなどがある.また,グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供し,C++,C#,Visual Basic,F#,Python,JavaScriptなど多言語をサポートしている.
Build Tools for Visual Studioは,Windowsで動作するMicrosoftの開発ツールセットである.主にC++プログラミングに使用される.このツールセットには,コンパイラ,リンカ,ランタイムライブラリ,その他のビルド関連ツールが含まれる.
【winget を用いたインストールコマンド】
次のコマンドは,Build Tools for Visual Studio 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
winget install --scope machine Microsoft.VisualStudio.2022.BuildTools winget install --scope machine Microsoft.VCRedist.2015+.x64
【Build Tools for Visual Studio とVisual Studio の主な違い】
【Build Toolsを使用してC++プログラムを64ビットでコンパイルする手順】 x64 Native Tools Command Prompt は,Build Tools for Visual Studio のコマンドに加え,通常のWindowsコマンドも実行可能
スタートメニューから「Visual Studio 2022」→「x64 Native Tools Command Prompt」を開く
clコマンドでコンパイル(例:cl hello.cpp)
生成された実行可能ファイル(例:hello.exe)を確認
注意点:
fopen関数使用時は,セキュリティ警告を抑制するため,ソースコード先頭に #pragma warning(disable: 4996) を追加
【関連する外部ページ】
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の公式ダウンロードページ: https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/
【関連項目】 Build Tools for Visual Studio 2022 のインストール(Windows 上), Build Tools for Visual Studio 2019 のインストール(Windows 上)
【インストールの判断】 Build Tools for Visual Studio は,開発ツールセットである. Visual Studio は統合開発環境であり,いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.インストールは以下の基準で判断してください:
Visual Studio 2022 をインストールする際に,「C++ によるデスクトップ開発」を選択することで, Build Tools for Visual Studio 2022 の機能も一緒にインストールされる.
不明な点がある場合は,Visual Studio 全体をインストール を行う方が良い.
【Build Tools for Visual Studio 2022 のインストール手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
次のコマンドは,Build Tools for Visual Studio 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
起動方法: スタートメニューの「Visual Studio Installer」を選ぶ.
【コンパイラの動作確認】
起動方法: Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.(あるいは類似のものを探す).「x64」は,64ビット版の意味である.
x64 Native Tools コマンドプロンプト で,次のコマンドを実行する. ファイル名は hello.c としている.
C: cd %USERPROFILE% notepad hello.c
#include<stdio.h> int main() { printf("Hello,World!\n"); printf("sizeof(size_t)=%ld\n", sizeof(size_t)); return 0; }
結果として,「Hello,World!」「sizeof(size_t)=8」と表示されればOK.
del hello.exe cl hello.c .\hello.exe
実行結果例
【関連する外部ページ】
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の公式ダウンロードページ: https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/
【サイト内の関連ページ】 Windows での ビルドツール for Visual Studio 2022 (Build Tools for Visual Studio 2022) のインストール(winget を使用しないインストール): 別ページ »で説明
【関連項目】 Build Tools for Visual Studio(ビルドツール for Visual Studio)
Build Tools for Visual Studio 2019 のインストール(Windows 上)は, NVIDIA CUDA ツールキット 10.1, NVIDIA CUDA ツールキット 11.0, NVIDIA CUDA ツールキット 11.3, NVIDIA CUDA ツールキット 11.4, NVIDIA CUDA ツールキット 11.5, NVIDIA CUDA ツールキット 11.6 などの利用において便利である.
【Build Tools for Visual Studio 2019 のインストール手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
次のコマンドは,Build Tools for Visual Studio 2019と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
起動方法: スタートメニューの「Visual Studio Installer」を選ぶ.
【コンパイラの動作確認】
起動方法: Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2019」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2019」で起動する.(あるいは類似のものを探す).「x64」は,64ビット版の意味である.
x64 Native Tools コマンドプロンプト で,次のコマンドを実行する. ファイル名は hello.c としている.
C: cd %USERPROFILE% notepad hello.c
#include<stdio.h> int main() { printf("Hello,World!\n"); printf("sizeof(size_t)=%ld\n", sizeof(size_t)); return 0; }
結果として,「Hello,World!」「sizeof(size_t)=8」と表示されればOK.
del hello.exe cl hello.c .\hello.exe
実行結果例
【サイト内の関連ページ】 Windows での ビルドツール for Visual Studio 2019 (Build Tools for Visual Studio 2019) のインストール(winget を使用しないインストール): 別ページ »で説明
【関連項目】 Build Tools for Visual Studio(ビルドツール for Visual Studio)
Visual Studioは統合開発環境(IDE)である.いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.主な機能には,コードエディタ,デバッガー,ソリューションエクスプローラー,チーム開発機能,デバッグツール,IntelliSenseなどがある.また,グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供し,C++,C#,Visual Basic,F#,Python,JavaScriptなど多言語をサポートしている.
winget を用いたインストールコマンド:
次のコマンドは,Visual Studio Community 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
winget install --scope machine Microsoft.VisualStudio.2022.Community winget install --scope machine Microsoft.VCRedist.2015+.x64
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Visual Studio のインストール(Windows 上)
【インストールの判断】 Build Tools for Visual Studio は,開発ツールセットである. Visual Studio は統合開発環境であり,いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.インストールは以下の基準で判断してください:
Visual Studio 2022 をインストールする際に,「C++ によるデスクトップ開発」を選択することで, Build Tools for Visual Studio 2022 の機能も一緒にインストールされる.
不明な点がある場合は,Visual Studio 全体をインストール を行う方が良い.
【Visual Studio Community 2022 のインストール手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
次のコマンドは,Visual Studio Community 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
【Visual Studio での C++ によるデスクトップ開発,CLI のインストール(Windows 上)】
起動方法: スタートメニューの「Visual Studio Installer」を選ぶ.
【コンパイラの動作確認】
起動方法: Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.(あるいは類似のものを探す).「x64」は,64ビット版の意味である.
C: cd %USERPROFILE% notepad hello.c
#include<stdio.h> int main() { printf("Hello,World!\n"); printf("sizeof(size_t)=%ld\n", sizeof(size_t)); return 0; }
結果として,「Hello,World!」「sizeof(size_t)=8」と表示されればOK.
cd %HOMEPATH% cl hello.c .\hello.exe
実行結果例
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Visual Studio
YouTube 動画:
NVIDIAのGPUを使用して並列計算を行うためのツールセット
主な機能: GPU を利用した並列処理,GPU のメモリ管理,C++をベースとした拡張言語とAPIとライブラリ
winget を用いたNVIDIA CUDA ツールキット 11.8のインストールコマンド: winget install --scope machine Nvidia.CUDA --version 11.8
【関連する外部ページ】
【関連項目】 NVIDIA CUDA ツールキット 12.5 のインストール(Windows 上), NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 のインストール(Windows 上), NVIDIA CUDA ツールキットのインストール時の注意点
【NVIDIA CUDA ツールキットの動作に必要なもの】
そのために,NVIDIA グラフィックス・ボードを確認する. Windows で,NVIDIA グラフィックス・ボードの種類を調べたいときは, 次のコマンドを実行することにより調べることができる.
wmic path win32_VideoController get name
NVIDIA ドライバは,以下の NVIDIA 公式サイトからダウンロードできる. ダウンロードの際には,使用しているグラフィックス・ボードの型番とオペレーティングシステムを選択する.
【手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,NVIDIA GeForce Experience,NVIDIA CUDA ツールキット 12.5 をインストールするものである.
wmic path win32_VideoController get name winget install --scope machine Nvidia.GeForceExperience winget install --scope machine Nvidia.CUDA --version 11.8 powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"CUDA_HOME\", \"C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v12.5\", \"Machine\")"
Windows のユーザ名が日本語のとき,nvcc がうまく動作しないエラーを回避するためである.
ユーザ環境変数 TEMP に「C:\TEMP」を設定するために, コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する.
mkdir C:\TEMP powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"TEMP\", \"C:\TEMP\", \"User\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 NVIDIA CUDA ツールキット, NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 のインストール(Windows 上), NVIDIA CUDA ツールキットのインストール時の注意点, NVIDIA ドライバ
【NVIDIA CUDA ツールキットの動作に必要なもの】
そのために,NVIDIA グラフィックス・ボードを確認する. Windows で,NVIDIA グラフィックス・ボードの種類を調べたいときは, 次のコマンドを実行することにより調べることができる.
wmic path win32_VideoController get name
NVIDIA ドライバは,以下の NVIDIA 公式サイトからダウンロードできる. ダウンロードの際には,使用しているグラフィックス・ボードの型番とオペレーティングシステムを選択する.
【手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,NVIDIA GeForce Experience,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 をインストールするものである.
wmic path win32_VideoController get name winget install --scope machine Nvidia.GeForceExperience winget install --scope machine Nvidia.CUDA --version 11.8 powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"CUDA_HOME\", \"C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.8\", \"Machine\")"
Windows のユーザ名が日本語のとき,nvcc がうまく動作しないエラーを回避するためである.
ユーザ環境変数 TEMP に「C:\TEMP」を設定するために, コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する.
mkdir C:\TEMP powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"TEMP\", \"C:\TEMP\", \"User\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 NVIDIA CUDA ツールキット, NVIDIA CUDA ツールキット 12.5 のインストール(Windows 上), NVIDIA CUDA ツールキットのインストール時の注意点, NVIDIA ドライバ
NVIDIAのGPUを使用して並列計算を行うためのツールセット
主な機能: GPU を利用した並列処理,GPU のメモリ管理,C++をベースとした拡張言語とAPIとライブラリ
【NVIDIA CUDA ツールキットの動作に必要なもの】
そのために,NVIDIA グラフィックス・ボードを確認する. Windows で,NVIDIA グラフィックス・ボードの種類を調べたいときは, 次のコマンドを実行することにより調べることができる.
wmic path win32_VideoController get name
NVIDIA ドライバは,以下の NVIDIA 公式サイトからダウンロードできる. ダウンロードの際には,使用しているグラフィックス・ボードの型番とオペレーティングシステムを選択する.
【Windows でインストールするときの注意点】
Windows のユーザ名が日本語のとき,nvcc がうまく動作しないエラーを回避するためである.
ユーザ環境変数 TEMP に「C:\TEMP」を設定するために, コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する.
mkdir C:\TEMP powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"TEMP\", \"C:\TEMP\", \"User\")"
【関連する外部ページ】
【関連項目】 NVIDIA CUDA ツールキット, NVIDIA CUDA ツールキット 12.5 のインストール(Windows 上), NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 のインストール(Windows 上)
Git は分散型のバージョン管理システム
主な機能:変更履歴管理,ブランチ作成と管理,コード共有と共同編集
Git は.ソフトウェア開発プロジェクトの効率的な管理を可能にする分散型のバージョン管理システムである.主な特徴として,変更履歴の追跡と管理,ブランチ機能,リモートリポジトリとの同期がある.「git clone」 コマンドは,リモートリポジトリのコピーをローカルマシンに作成する.これにより,コピーを用いた作業をオフラインでも作業でき,さらに,後で,リモートリポジトリと同期を取ることができる.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Git.Git
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Git のインストール(Windows 上), Git の利用
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Gitをインストールし,パスを通すものである.
次のコマンドでインストールされるGitは 「git for Windows」と呼ばれるものであり, Git,MinGW などから構成されている.
winget install --scope machine Git.Git powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Git\cmd\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
Windows 上で Git をインストールするには,公式ウェブサイト (https://git-scm.com/) から 64-bit Git for Windows Setup をダウンロードし,インストーラーの指示に従ってインストールを進める.ほとんどの設定は既定 (デフォルト) のままで問題ないが,PATH 環境変数の設定画面では 2 番目のオプションを選択することが推奨される.
【関連項目】 Git バージョン管理システム, Git の利用
Gitは,ソフトウェア開発プロジェクトの履歴を管理し,複数の開発者が協力して作業できるようにする分散型のバージョン管理システムである.
【主な概念と機能】
プロジェクトのファイルとその変更履歴の保存場所である.レポジトリには,ローカルリポジトリ(手元のコンピュータ上)とリモートリポジトリ(サーバー上)がある.
プロジェクトの特定時点におけるスナップショット.変更内容と説明(コミットメッセージ)から構成される.
独立した開発ライン.メインの開発ライン(通常「main」または「master」)から分岐して,新機能の開発やバグ修正を行うことができる.
異なるブランチの変更内容を統合する操作.例えば,あるブランチで完成した新機能を,メインの開発ラインに統合する際に使用する.
リモートリポジトリの最新の変更をローカルリポジトリに取り込む操作.
ローカルリポジトリでの変更をリモートリポジトリにアップロードする操作.
既存のリポジトリの完全なコピーを新しい場所に作成する操作.
【Gitの基本的な使用フロー】
【Gitの基本コマンド】
リポジトリのホスティングと共有
(リモートリポジトリのローカルコピーを作成)
(特定のブランチのみをクローン)
(ローカルの変更をリモートリポジトリの main ブランチにアップロード)
(新しいリモートリポジトリを追加)
コードレビューと統合,タスクトラッキング
(新しいブランチを作成し,そのブランチに切り替え)
(ステージングされた変更をコミットし,説明的なメッセージを追加)
(ローカルブランチの変更をリモートリポジトリにアップロード)
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Git バージョン管理システム, Git のインストール(Windows 上)
クロスプラットフォームのビルドシステム生成ツール
主な機能:ビルド用のファイルの自動生成,クロスプラットフォーム対応,GUI
Windowsでは,CMakeのオプションを確認したい場合,「cmake-gui」コマンドを使用してCMakeのGUIを起動することで確認できる.このcmake-guiでは,ビルドオプションの設定やビルドの実行も可能であり,異なるプラットフォームやコンパイラに対応したビルドファイルを視覚的に生成することができる.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Kitware.CMake
【関連する外部ページ】
【関連項目】 CMake のインストール(Windows 上), CMake の使用方法
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,CMakeをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Kitware.CMake powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\CMake\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
Windows で CMake をインストールするには,公式ウェブサイト(https://cmake.org/download/)にアクセスし,"Windows x64 Installer" をダウンロードする ダウンロードしたインストーラを実行し,インストールオプションで「Add CMake to the system PATH for all users」を選択する 他のオプションはデフォルトのままで構わない
【関連項目】 CMake ビルドシステム生成ツール, CMake の使用方法
CMakeの使用方法は次の通りである.
例えば,次のコマンドでは:
cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 ..
次の設定を行っている.
CMakeを用いたビルドの実行
生成されたVisual Studio 2022 用の64ビットビルドファイルを使用してビルドを行うには,次のコマンドを使用する.ここではビルド構成を「Release」に設定している.
cmake --build . --config Release
この方法により,CMakeはビルドプロセスの自動化を実現している.また,cmake-guiコマンドを使用することで,GUIを通じてビルドオプションの設定やビルドの実行も視覚的に行うことができる.
Windows では,CMake のオプションを確認したい場合には,「cmake-gui」コマンドを使用して,CMake のグラフィカルユーザインタフェースを起動することにより確認ができる.このcmake-guiで,ビルドオプションの設定や,ビルドの実行も可能である.
次に示すコマンドは,さまざまなバージョンのVisual Studio や NMake のために,プロジェクトのビルド環境を設定し,ビルドを実行する.そのために,buildディレクトリを作成し,適切なオプションでCMakeを実行後,ビルド構成を「Release」に設定し,ビルドを行う.
Visual Studio 2022 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2019 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 16 2019" -A x64 -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2017 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 15 2017 Win64" -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2015 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 14 2015 Win64" -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
nmake を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "NMake Makefiles" .. nmake
主なオプション
C/C++ ソースファイルをコンパイルするときの追加のフラグ.
C/C++コンパイラ名の指定
参考: Visual Studio のバージョン番号は次の通り.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17
古いバージョンの Visual Studio をアンインストールした場合, いくつかの情報などが残っている可能性があるが,次のコマンドで 消すことができる.
cd C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\layout .\InstallCleanup.exe -full
CMake でビルドパスやソースパスを指定したいときは, 次のように指定する.
cmake -B <ビルドパス> -S <ソースパス>
CMake のジェネレータは,次のページに説明がある.
https://cmake.org/cmake/help/latest/manual/cmake-generators.7.html
Ninja はビルドシステム.
主な機能:ビルドの実行,特定のターゲットのビルド,並列ビルド,ディレクトリの変更,ヘルプの表示,ツールの実行
winget を用いた Ninja と Meson のインストールコマンド: winget install --scope machine Ninja-build.Ninja mesonbuild.meson
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Ninja のインストール(Windows 上), Ninja の使用方法
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,winget を用いた Ninja と Meson をインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Ninja-build.Ninja mesonbuild.meson
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Ninja ビルドシステム, Ninja の使用方法
コマンド例: ninja
コマンド例: ninja a.exe
コマンド例: ninja -j 8
コマンド例: ninja -C build
コマンド例: ninja -h
コマンド例: 依存関係グラフの閲覧: ninja -t browse ターゲットのリスト表示: ninja -t targets クリーンビルド: ninja -t clean
【関連項目】 Ninja ビルドシステム, Ninja のインストール(Windows 上)
Meson はビルドシステム.
主な機能: プロジェクトの初期化,ビルドの実行,プロジェクトの実行,複数の言語サポート,クロスコンパイル
winget を用いた Ninja と Meson のインストールコマンド: winget install --scope machine Meson-build.Meson mesonbuild.meson
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Meson のインストール(Windows 上), Meson の使用方法
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,winget を用いた Ninja と Meson をインストールするものである.
winget install --scope machine Meson-build.Meson mesonbuild.meson
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Meson ビルドシステム, Meson の使用方法
コマンド例:meson init --name testproject --build
コマンド例:meson compile
コマンド例:build/testproject
【関連項目】 Meson ビルドシステム, Meson のインストール(Windows 上)
SWIGは,C/C++プログラムと他のプログラムとを接続するためのソフトウェア開発ツール
主な機能:インターフェース解析,グルーコード生成,多数のプログラミング言語をサポート
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine SWIG.SWIG
【関連する外部ページ】
【関連項目】 SWIG のインストール(Windows 上), SWIG の利用
【インストール手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,SWIG をインストールするものである.
winget install --scope machine SWIG.SWIG powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"SWIG_PATH\", \"C:\Program Files\WinGet\Links\", \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
SWIG の主な機能とコマンドは次の通りである.
コマンド: swig -<言語名> example.i
C/C++コードと対象言語を接続するためのラッパーコードを生成する.
コマンド: swig -python example.i、swig -perl5 example.i、swig -tcl example.i など
Python、Perl、Tclyなど、多数のプログラミング言語に対応している.
【関連項目】 SWIG, SWIG のインストール(Windows 上)
LLVMは,モジュール式のコンパイラとツールチェーン
主な機能:コアライブラリ,Clang,LLDB,libc++,LLD
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine LLVM.LLVM
【関連する外部ページ】
【関連項目】 LLVM のインストール(Windows 上), LLVM の利用
【インストール手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,LLVM をインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine LLVM.LLVM powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\LLVM\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
LLVM の主な機能とコマンドは次の通りである.
オプティマイザとコード生成
コマンド例:llvm-as a.ll -o a.bc
C/C++/Objective-C用のコンパイラ
コマンド例:clang -c a.c -o a.o
LLVMとClangをもとにしたデバッガ
lldb ./a.exe
C++標準ライブラリ
コマンド例:clang++ -stdlib=libc++ a.cpp -o a.exe
リンカー
コマンド例:lld -flavor gnu a.o -o a.exe
【関連項目】 LLVM, LLVM のインストール(Windows 上)
最近の Windows では,HTTP通信を行うためのツールである curl が標準に備わっている.そのため,特別にインストールすることなく,すぐに使用することが可能である.
リモート接続ツール
主な機能:SSH,Telnet,RDP,X11サーバー内蔵,タブ化されたメニュー
MobaXTermは,Windows上で動作し,SSHやVNCを使ったリモート接続やファイル転送を容易に行えるソフトウェアである.ターミナル機能,シェル環境(busyboxとcygwin)と各種コマンド,Xサーバ機能を含む.このXサーバにより,Windows上でUNIX/Linuxのグラフィカルなアプリケーションを直接実行できる.インターフェースはタブ形式で,複数の接続を一元管理できる.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Mobatek.MobaXterm
【関連する外部ページ】
【関連項目】 MobaXTerm のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,MobaXTermをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Mobatek.MobaXterm powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files (x86)\Mobatek\MobaXterm\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 MobaXTerm
FileZillaは,簡単にファイル転送ができるアプリケーション.Windows,Mac,Linuxなど,様々な環境で使用できる.
FileZillaの主な機能は,ファイルのアップロードとダウンロードである.ドラッグ&ドロップ操作で,複数のファイルやフォルダを一度に転送できるので,大量のデータも簡単に扱える.また,リモートサーバー上のファイルやフォルダの内容を,自分のパソコン上のファイルと同じようにビジュアルに確認できる.この機能により,ファイルを素早く見つけることができる.インターネット接続が不安定な場合で,転送が中断した場合でも,自動的に再接続し,中断したところから転送を再開する機能がある.これにより,大容量ファイルの転送も確実に完了させることができる.セキュリティ面では,パスワードの保存機能がある.
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】 Windows でのファイル転送ソフト FileZilla のインストール: 別ページ »で説明
【関連項目】 FileZilla を用いたファイル転送の手順例
HTTP、HTTPS、FTP、FTPSプロトコルを使用してファイルを取得するソフトウェア.
主な機能: 中断されたダウンロードの再開,ディレクトリ・ミラーリング,タイムスタンプ比較.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine GNU.Wget2
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Wget のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Wgetをインストールするものである.
winget install --scope machine GNU.Wget2
wget2コマンドで使用.
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Wget
Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウェアである. 3次元モデルの編集,レンダリング,光源やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.
【関連項目】 bpy (blenderpy), yuki-koyama の blender-cli-rendering
Windows での Blender のインストールは,複数の方法がある.
次の動画は,Blender のモーショントラッキング機能を用いた映像作成について説明している.
https://www.youtube.com/watch?v=lY8Ol2n4o4A
次の動画は,作成された映像,グリーンバックの映像である.
https://www.youtube.com/watch?v=FFJ_THGj72U
bpy (blenderpy) では,Blender がPython モジュールになっている.
【関連項目】 Blender yuki-koyama の blender-cli-rendering
PyPI を用いてのインストールでは,2021年12月時点では,使用する Python はバージョン 3.7,Blender は 2.8. 新しい Blender の Python モジュールを必要する場合には,下の項目を見ること.
https://pypi.org/project/bpy/ の記載により,PyPI の bpy (blenderpy) のインストールを行う.
「-3.7」のところには, いま確認した Python のバージョンを指定する.
「-3.7」のところには, いま確認した Python のバージョンを指定する.
エラーメッセージが出ていなければ OK.
py -3.7 -c "import bpy"
詳しくは,別ページ »で説明
Git の公式ページ: https://git-scm.com/
CMake の公式ダウンロードページ: https://cmake.org/download/
SlikSVN のページ: https://sliksvn.com/
インストールしたい Blender のバージョンにあう Blender のタグを,次のページで探す.
起動方法: Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.(あるいは類似のものを探す).「x64」は,64ビット版の意味である.
「v3.0.1」のところには,使用したいバージョンの Blender のタグを指定すること.
cd %LOCALAPPDATA% rmdir /s /q blender git clone -b v3.0.1 https://github.com/blender/blender
Visual Studio Community 2022 を使うときは「make update 2022」,「make release 2022」 を実行.
終了まで時間がかかるので,しばらく待つ
cd %LOCALAPPDATA% cd blender make update 2022b make release 2022b
「c:\Program Files\Python39」のところは, Python のインストールディレクトリを指定すること.
python -m pip install numpy cd %LOCALAPPDATA%\blender\build\release copy bin\bpy.pyd c:\Program Files\Python39\Lib\site-packages\ copy bin\*.dll c:\Program Files\Python39\Lib\site-packages\ del c:\Program Files\Python39\Lib\site-packages\python36.dll xcopy /E bin\3.0 c:\Program Files\Python39\
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する.
エラーメッセージが出なければ OK.
python -c "import bpy; scene = bpy.data.scenes['Scene']; print(scene)"
スクリーンショットツール
主な機能:多機能キャプチャ,多機能キャプチャ
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine ShareX.ShareX
【関連する外部ページ】
メディアプレーヤー
主な機能: 数多くの動画・音声形式のサポート
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine VideoLAN.VLC
【関連する外部ページ】
3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウェア
主な機能:3Dモデリング,アニメーション,レンダリング,ノードベースのマテリアル編集
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine blender
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
動画編集ソフト
主な機能:豊富なフィルタ
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Meltytech.Shotcut
【関連する外部ページ】
配信・録画ソフト
主な機能:ライブ配信,さまざまなプラグイン
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine OBSProject.OBSStudio
【関連する外部ページ】
音声編集ソフト
主な機能:マルチトラック編集,ノイズ除去,豊富なエフェクト
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Audacity.Audacity
【関連する外部ページ】
画像編集ソフト
主な機能:レイヤー,豊富なフィルター
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine GIMP.GIMP
【関連する外部ページ】
必要なフリーソフトウェアを選択して,インストールする.
FileZillaはファイル転送・リモート接続のために有用である.Kokomiteはマウス拡大,GreenShotはスクリーンショットの撮影・編集に役立つ.
【サイト内の関連ページ】 Windows での Build Tools for Visual Studio 2022,NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8,NVIDIA cuDNN v8.9.7 のインストールと動作確認: 別ページ »で説明
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行することにより, PyTorch 2.3 (NVIDIA CUDA 11.8 用)がインストールされる. 但し,Anaconda3を使いたい場合には別手順になる.
事前に NVIDIA CUDA のバージョンを確認しておくこと(ここでは,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 が前もってインストール済みであるとする).
PyTorch で,GPU が動作している場合には,「torch.cuda.is_available()」により,True が表示される.
python -m pip install -U --ignore-installed pip python -m pip uninstall -y torch torchvision torchaudio torchtext xformers python -m pip install -U torch torchvision torchaudio numpy --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118 python -c "import torch; print(torch.__version__, torch.cuda.is_available())"
Anaconda3を使いたい場合には, Anaconda プロンプト (Anaconda Prompt) を管理者として実行し, 次のコマンドを実行する. (PyTorch と NVIDIA CUDA との連携がうまくいかない可能性があるため,Anaconda3を使わないことも検討して欲しい).
conda install -y pytorch torchvision torchaudio pytorch-cuda=11.8 cudnn -c pytorch -c nvidia py -c "import torch; print(torch.__version__, torch.cuda.is_available())"
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
理工学分野での研究や開発を支援する多様なフリーソフトウェアを紹介する. Dockerはコンテナ技術を,QGISは地理情報システムを提供する. OctaveとRは数値解析や統計分析を,AnacondaはPythonプログラミング環境を, LaTeXは高品質な文書作成を可能にする. さらに,GIMP,FreeCADは画像編集から3Dモデリングまで,各種のビジュアル作成・編集を支える.そしてKiCadはPCB設計を効率化する.
Windows のコマンドプロンプトを管理者として実行し, 次のコマンドを実行
cd /d c:%HOMEPATH% curl -L -O https://sourceforge.net/projects/sqliteman/files/sqliteman/1.2.2/Sqliteman-1.2.2-win32.zip cd C:\ powershell Expand-Archive -DestinationPath . %HOMEPATH%\Sqliteman-1.2.2-win32.zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Sqliteman-1.2.2\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
【関連する外部ページ】
PlotDigitizer は,画面上でマウスクリックして座標値を得る機能を持ったソフトウェア).
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連する外部ページ】
公式のダウンロードページ: https://www.inasoft.org/icountt.html#mlrep
draw.io のURL: https://github.com/jgraph/drawio-desktop/releases
公式のダウンロードページ: https://github.com/smzht/fakeymacs
フリーソフトウェアは一定の条件下で無償で利用することが可能である. 利用者自身が利用条件を必ず確認し,それを遵守することが求められる. インストールが上手くいかない,または正常に動作しない場合でも,対処する責任は利用者にある.
GreenShotは,Windowsで利用可能なフリーウェアのスクリーンショットツールである.Print Screenキーを押すことにより,全画面,アクティブウィンドウ,任意の範囲,あるいは特定の要素を簡単にキャプチャすることができる.また,ユーザーは,キャプチャした画像を即座にクリップボードにコピーしたり,内蔵の画像エディタで編集したり,またはファイルとして保存したりすることができる.
【関連する外部ページ】
kokomiteはマウスカーソル拡大ツールである.小さなスクリーンや高解像度ディスプレイでの作業においてカーソルの追跡を容易にし,視認性が向上し,生産性を向上させる.プレゼンテーションでの利用にも適している.マウスカーソルの大きさや色などをカスタマイズ可能である.
【関連する外部ページ】
プログラミング言語 Python や関連するツールの知識とスキルは重要である. 特にPython のインストール方法や開発環境,便利なツール(例えば,Jupyter Notebook)に慣れておくことは有用である.
Python は,プログラミング言語の1つ
主な特徴:読みやすく書きやすい文法,幅広い応用範囲,豊富なライブラリ.
【winget を用いたインストールコマンド】
次のコマンドは,Python ランチャーと,Python 3.10 をインストールするものである.
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Python 3.10 のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Python ランチャーと,Python 3.10 をインストールするものである.
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Python
pip と setuptools の更新,Python 開発環境(JupyterLab, spyder, nteract)のインストール
次のコマンドを実行することにより,pipとsetuptoolsを更新する,Jupyter Notebook,PyQt5、Spyderなどの主要なPython環境がインストールされる.
python -m pip install -U pip setuptools requests notebook==6.5.7 jupyterlab jupyter jupyter-console jupytext PyQt5 nteract_on_jupyter spyder
Google Colaboratory について:別ページ で説明している.
Windows での Python のインストール: 別ページ »で説明.
Python, pip, Python 開発環境,Python コンソールのコマンドでの起動: 別ページ »で説明.
Windows での複数の Python の同時インストール: 別ページ で説明している.
Python ランチャー: 別ページ »で説明
venv は,Python の仮想環境を作成する機能を提供するモジュールである.Python の仮想環境は隔離されており,特定のバージョンのPythonや,特定のバージョンやPythonパッケージを管理するのに役立つ.
venv について: 別ページ »で説明
virtualenv, virtualenv-wrapper について: 別ページ »で説明
pip について: 別ページ »で説明
PoetryはPythonの仮想環境の作成機能を有し, またpyproject.toml ファイルに基づくパッケージ管理の機能を持つ. そして,プロジェクトが依存するパッケージを自動的にインストールするとともに,インストールの問題が起きないように,パッケージ間のバージョンの調整も行う. さらに,Pythonパッケージを簡単にビルドし,PyPI(Python Package Index)で公開できる機能を持つ.
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行.
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python -
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行.
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python - --uninstall
Python の setup.py の実行: 別ページ »で説明
Python コンソールについて:別ページ で説明している.
Blender の Python コンソールについて:別ページ で説明している.
2to3: 別ページ »で説明.
Jupyter Qt Console は Python コンソールの機能を持ったソフトウェア.
Jupyter Qt Console について:別ページ で説明している.
Jupyter ノートブックは,Pythonなどのプログラムのソースコードやその実行結果などを1つのノートとして保存し公開できる機能をもったノートブック.
Jupyter ノートブック について:別ページ で説明している.
Jupyter Lab は Python プログラム作成に関する種々の機能を持ったソフトウェア.
JupyterLab について:別ページ で説明している.
Spyder について: 別ページ »で説明
PyCharm は Python プログラム作成に関する種々の機能を持ったソフトウェア.
PyCharm について:別ページ で説明している.
Anaconda3 について:別ページ で説明している.
Windows での,Python と Anaconda 内の Python の共存: 別ページ »で説明
Visual Studio の ビルドツール(Build Tools) をコマンドラインで使いたいときは, Visual Studio の Native Tools コマンドプロンプトを使う.
【Native Tools コマンドプロンプトの起動方法】 Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の場合で,起動方法を説明する.
起動は,Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.
起動し,確認のため「where cl」を実行した画面を下に示す.
【vcvarsall.bat による起動方法】
※ あるいは,コマンドプロンプト を開くたびに,次のコマンドを実行するという方法もある.
vcvarsall.bat x64 あるいは vcvarsall.bat x86
vcvars64.bat, vcvars32.bat を使う方法もあるが,vcvarsall.bat の方が,場所を探しやすい印象があるので,そちらを使うことにする.
Visual Studio Community 2019 vesion 16.1の場合,vcvarsall.batの場所は次の通りである.
Visual Studio Community 2019 vesion 16.1のインストールで, Visual Studio 2015 のコマンドもインストールできる.
実際に,Windowsのコマンドプロンプトで vcvarsall.bat を使い,cl や nmake 使えるようになったか確認する手順は次の通りである.
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat" x64 where cl where nmake
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\vcvarsall.bat" x64 where cl where nmake
以上で確認できる通り,vcvarsall.bat は, cl や nmake などをコマンドを使えるように設定するためのものである.
なお,上記の結果が得られないときは Visual Studio のビルドツールがうまくインストールできていない. その場合は, 最新の Visual Studio Installer を起動して・ビルドツールを追加するという操作が良いだろう.
vcvarsall.bat x64 と vcvarsall.bat x86 の違いは, 64 ビットのプログラムを生成するか, 32 ビットのプログラムを生成するかの違いである. 特に問題が無い限り,x64 の方が良かろう.
Visual Studio のバージョン番号は次の通り.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17
Microsoft Visual Studio の C/C++ の 64ビット環境をシェルで使うには,次の 2つの方法がある.
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある
msys2 での hello.c のコンパイル操作例は次の通り.hello.exe という名前のファイルができる.
gcc -o hello.exe hello.c
デバッガを使いたい場合には,-g オプションを付ける.
gcc -g -o hello.exe hello.c
Cygwin でコンパイルしたプログラムを,Cygwin をインストールしていない他のソコンで使う場合には,-mno-cygwin オプションを付ける
gcc -mno-cygwin -o hello.exe hello.c
コンパイルしたプログラムについて,使用している DLL 名を表示させたい. objdump コマンドを使う.
objdump -p hello.exe | grep "DLL"
起動は,gdb <ファイル名>で行う.
gdb hello.exe
gdb の終了は「quit」である.
quit
デバッガ gdb の機能
デバッグを行うソフトウェアとしては gdbなどがある. Visual Studio Code のプラグインには,デバッガとの連携機構を持つものがある. PyCharm は,Python プログラムのデバッグの機能を持つ.
デバッガには,ブレークポイント,ブレークポイントでの変数値表示,ステップ実行などの機能がある. ステップ実行には,次の操作がある.
ブレークポイントでプログラムが停止した際,停止した位置から1ステップずつプログラムを実行する.1ステップは,基本的には,プログラムの1行である.関数やメソッドの呼び出しがある場合,その内部に入り,さらにステップインを続ける.
ブレークポイントでプログラムが停止した際,停止した位置から1ステップずつプログラムを実行する.ステップオーバーでは,ステップインと違い,関数やメソッドの呼び出しがあってもその内部には入らず,次の行へと進む.
現在実行中の関数やメソッドから抜け出し,呼び出し元のレベルでステップ実行を続ける.
プログラムの実行を再開する.次のブレークポイントに達すると再び停止する.
msbuild の実行例は次の通り
msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /t:Rebuild /m msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /p:Platform="x64" /target:all /m
JDK (Java Development Kit) の主な機能:コンパイラ,仮想マシン,ツール,ライブラリ
JDK 22, 21, 17, 11, 8u がリリースされている(2024年8月時点)(https://www.oracle.com/jp/java/technologies/javase/jdk-faqs.html)
winget を用いたインストールコマンド,Oracke JDK 21 のインストール: winget install --scope machine Oracle.JDK.21
【関連する外部ページ】
【サイト内のJava 関連ページ】
【関連項目】 JDK (Java Development Kit) 21 のインストール(Windows 上), Java のバージョンの確認,コンパイル,実行
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,JDK (Java Development Kit) をインストールするものである.
winget install --scope machine Oracle.JDK.21
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【サイト内のJava 関連ページ】
【関連項目】 JDK (Java Development Kit) , Java のバージョンの確認,コンパイル,実行
【Java のバージョンの確認】
Java のバージョンは,次のコマンドで確認できる.
java -version
【Windows での Java プログラムの実行】
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する.
cd /d c:%HOMEPATH% notepad Main.java
class Ball { double x; double y; String color; public Ball(double x, double y, String color) { this.x = x; this.y = y; this.color = color; } public double dist() { return this.x + this.y; } } public class Main { public static void main(String[] args) { Ball a = new Ball(1, 2, "red"); Ball b = new Ball(3, 4, "green"); System.out.printf("%f", a.dist()); } }
すると,結果として「3.000000」が表示される.
javac -encoding UTF-8 Main.java java Main
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【関連項目】 JDK (Java Development Kit) , JDK (Java Development Kit) 21 のインストール(Windows 上)
Strawberry PerlはWindows用のPerl環境.
主な機能:Perl,コンパイラ(gcc)と関連ツール.外部ライブラリ(暗号化、数学、グラフィックス、XMLなど)
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine StrawberryPerl.StrawberryPerl
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【関連項目】 Strawberry Perl のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Strawberry Perlをインストールし,環境変数 PERL_ENCODING を utf8 に指定するものである.
winget install --scope machine StrawberryPerl.StrawberryPerl powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"PERL_ENCODING\", \"utf8\", \"Machine\")"
ここではメモ帳 (notepad) を使っている.
Windows のコマンドプロンプトを開く. そして,次のように実行して,プログラムファイルを作る. そのファイル名は hello.c としている.
cd %USERPROFILE% notepad a.pl
use strict; use warnings; use utf8; use Encode qw(decode encode); # 標準出力をUTF-8に設定 binmode(STDOUT, ':utf8'); print "Hello, World!\n";
perl a.pl
【関連項目】 Strawberry Perl
SQLite 3は,リレーショナルデータベース管理システム
主な機能: リレーショナルデータベース管理システムとしての基本機能,設定不要での即時利用可能,単一ファイルでのデータベース管理,サーバレス運用(クライアント側のみで完結)
SQLite 3には以下の特徴がある.
SQLite 3は主にローカルでの使用を想定しているため,クライアントサーバモデルで運用する場合(マルチユーザ環境やネットワーク越しの利用など),SQLite 3自体には並行処理制御やリモート通信の機能が備わっていない.そのため,これらの機能が必要な場合は,利用者側でアプリケーションレベルでの実装が必要となる.
また,SQLite 3はSQL標準(SQL-92やそれ以降)の全機能をサポートしているわけではなく,一部の機能は省略されている.
SQLite 3を対話的に使用するには,通常「sqlite3コマンド(SQLite 3 コマンドラインシェル)」を使用する.ただし,多くのプログラミング言語からライブラリとして利用することも可能である.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope SQLite.SQLite
Windows での動作画面例
Ubuntu での動作画面例
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【関連項目】 SQLite 3 のインストール(Windows 上), SQLite 3 コマンドラインシェル
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,SQLite 3をインストールするものである.
winget install --scope machine SQLite.SQLite
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【関連項目】 SQLite 3, SQLite 3 コマンドラインシェル
SQLite 3 コマンドラインシェルは,Windows のコマンドプロンプトや Linux のシェルなどで動作するツールである.その主な機能は次の通りである.
例:sqlite3 新規データベース名.db
例:sqlite3 既存データベース名.db
例:SELECT * FROM テーブル名;
コマンド:.mode csv と .output ファイル名.csv,例:.mode csv → .output データ.csv → SELECT * FROM テーブル名;
コマンド:.explain on,例:.explain on → SELECT * FROM テーブル名 WHERE 条件;
コマンド:.read,例:.read SQLファイル.sql
コマンド:.schema,例:.schema テーブル名
ダンプコマンド:.dump,例:.dump テーブル名 > ダンプファイル.sql,リストアは.readコマンドを使用
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【関連項目】 SQLite 3, SQLite 3 のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,MySQL をインストールするものである.
winget install --scope machine Oracle.MySQL
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Firebird 5は,オープンソースのデータベース管理システム.無料で使用可能.
主な機能:クロスプラットフォーム対応(Windows、Linux、その他),ユーザー管理,認証方式の選択,複数のサーバーモード(Classic,SuperClassic,SuperServer),バックアップユーティリティ,SQL標準への準拠
winget を用いたインストールコマンド: winget install --location "c:\firebird50" FirebirdProject.Firebird.5
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【関連項目】 Firebird 5 のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Firebird 5をインストールし,パスを通すものである.
winget install --location "c:\firebird50" FirebirdProject.Firebird.5 powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\firebird50\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
最初に,「cd c:\firebird50\bin」で,Firebirdのインストールディレクトリに移動する. 既定(デフォルト)のsysdbaパスワードは「masterkey」であり,これを使用して,gsec コマンドで,新しいsysdbaパスワードを設定している
cd c:\firebird50 gsec -user sysdba -pass masterkey -mo sysdba -pw 新しいパスワード
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【関連項目】 Firebird 5
Microsoft SQL Server 2022 Expressは,無料で使える強力なデータ管理システム.
主な機能:ユーザーモード実行(LocalDB),SQL Server データベースエンジンとリモート接続・管理(Express),フルテキスト検索(Express with Advanced Servicesの一機能)
winget を用いたインストールコマンド: winget install Microsoft.SQLServer.2022.Express
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【関連項目】 Microsoft SQL Server 2022 Express のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Microsoft SQL Server 2022 Expressをインストールするものである.
winget install --scope machine Microsoft.SQLServer.2022.Express
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Microsoft SQL Server 2022 Express
ライブラリは,さまざまなアプリケーションから 共有される機能をまとめたソフトウェアのこと. アプリケーションと,ライブラリは,アプリケーションの実行時までにリンクされる.
vcpkg は,C や C++ のライブラリを管理する機能を持ったソフトウェア.Windows, Linux, MacOS で動く. ダウンロードされたファイルは,downloads 下に保存される.
vcpkg の GitHub のページ: https://github.com/microsoft/vcpkg
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
cd c:\ git clone https://github.com/microsoft/vcpkg .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
wingetは,Microsoftが開発したWindowsのパッケージマネージャーである.Windows Package Managerの略称である.
winget を用いてソフトウェアをインストールするには,コマンドプロンプトを管理者として実行し,「winget install」コマンドのオプションにソフトウェア名を指定する.「winget upgrade --all」コマンドを使用して,インストール済みのパッケージを一括で更新することもできる.
wingetは,Microsoftが開発したWindowsのパッケージマネージャーである. アプリケーションの検索,インストール,更新,削除をコマンドで簡単に行える. 最新のWindows 10/11には標準搭載されているが,古いバージョンのWindowssでは手動でインストールする必要がある.
【手順の概要】 Windowsでwingetをインストールするには,GitHubのwinget-cliページ(https://github.com/microsoft/winget-cli)から最新のmsixbundleファイルをダウンロードし,実行して指示に従う.wingetを使用すると,Git,CMake,Wget,7-Zipなどのソフトウェアを簡単にインストールできる.コマンドプロンプトを管理者として実行し,「winget install」コマンドにソフトウェア名を指定することでインストールを行う.インストール後,環境変数Pathにソフトウェアのパスを追加することで,コマンドプロンプトから直接実行できるようになる.
このとき,msixbundle のファイルを選ぶ
winget -v
【関連する外部ページ】
GitHub の winget-cli のページ: https://github.com/microsoft/winget-cli
Chocolatey は,ソフトウェア管理のためのパッケージマネージャ.
主な機能: パッケージのインストール,パッケージの更新,インストールされているパッケージの削除,利用可能なパッケージの検索,パッケージ情報の表示,インストール済みパッケージの一覧表示
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Chocolatey.Chocolatey Chocolatey.ChocolateyGUI
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Chocolatey のインストール(Windows 上), Chocolatey の使用方法
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Chocolateyをインストールするものである.
winget install --scope machine Chocolatey.Chocolatey Chocolatey.ChocolateyGUI
winget を使わずに,次のコマンドを実行することでインストールすることも可能.
powershell -command "if (!(Test-Path $env:ChocolateyInstall)) { Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1')) } else { Write-Host 'Chocolatey is already installed.' }"
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Chocolatey, Chocolatey の使用方法
Chocolateyの主要な機能とコマンドは次の通り.
コマンド:choco install <パッケージ名> --params="'InstallationType:AllUsers'" --params="'AddToPath:1'"
AllUsers: 全ユーザ,JustMe: 自分だけ,
0: 追加しない,1: 追加する,
コマンド:choco upgrade <パッケージ名>
コマンド:choco uninstall <パッケージ名>
コマンド:choco search
コマンド:choco info <パッケージ名>
コマンド:choco list --local-only
コマンド:choco new <パッケージ名>
【関連項目】 Chocolatey, Chocolatey のインストール(Windows 上)
miniconda は,Python, conda, pip などのソフトウェア.さまざまな追加ソフトウェアをインストールできる機能がある.
URL: https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html
Windows での miniconda3 のインストール手順は, 別ページ »で説明
Nmap の主な用途:アクティブなホストの検出,稼働中のサービスの検出,セキュリティ上の確認
Netcat の主な用途:ポートの開放状況の確認,コマンドによるファイル送受信
【インストール】
【Nmap の使用例】
次のコマンドは,ローカルマシンをポートスキャンする.
注意点:他の人のマシンを許可なくポートスキャンしてはいけません. 許可を得たとしても,リモートマシンのスキャンを行うことはネットワークに負荷をかけるので必要最低限にすべきです.
nmap localhost
【Netcat の使用例】
「-l」のあとにポート番号を指定する.
ncat -l 1111
通信先(ここでは localhost)と,ポート番号(ここでは 1111)を指定する.
ncat localhost 1111
そして,Hello!, Good! のような文字列を入れる.
Windows 10 でのアンインストールは, スタートメニューで「設定」,「アプリ」のように操作し,アプリが表示されるので, 右クリックメニューでアンインストール.
Windows 11 でのアンインストールは, 検索窓が便利(検索窓で「アンインストール」のようなキーワードを入れる).
Windows 10 は,自動更新を設定している場合には,自動で更新される.
自動で更新されない場合は, 次のサイトを利用できる.
次の手順で行う
Windows の検索窓で「windowsupdate」と入れ,検索し,実行する.
上の手順がうまく動かない場合は,次を手順で解決する可能性がある(古い Windows 10 の場合)
ms-settings:windowsupdate-action
これで,Windows Update が自動的に始まる
Windows の検索窓で「winver」と入れ,検索し,実行する
Windows のバージョン情報を確認する.
AMD社製プロセッサの場合は,システム環境変数 MKL_DEBUG_CPU_TYPE に,値「5」を設定する.
WindowsMicrosoft Sysinternalsツールは,マイクロソフトが提供する一連のシステムツールのセットである.
WindowsMicrosoft Sysinternalsツールの公式ページ: https://docs.microsoft.com/sysinternals/
その中の,特に便利なツールには,次のようなものがある.
【Microsoft Sysinternalsツールをダウンロードしてパスを通す手順】
次を実行することにより,Microsoftの「Sysinternals」公式ページからツールをダウンロードし, c:\SysinternalSuite に展開し,パスを通すことができる. WindowsMicrosoft Sysinternalsツールの利用条件については,利用者自身で確認してください.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
cd /d c:%HOMEPATH% curl -O https://download.sysinternals.com/files/SysinternalsSuite.zip mkdir c:\SysinternalSuite powershell -command "Expand-Archive -Path SysinternalsSuite.zip" c:\SysinternalSuite powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\SysinternalSuite"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
システムイメージをチェック
dism /online /cleanup-image /scanhealth
システムイメージをチェックし,Windows Update を使用して修復
dism /online /cleanup-image /restorehealth
Windows のシステムファイルをスキャンして, Windows\System32\dllcache にあるキャッシュコピーを用いて修復.
sfc /scannow
sdelete の URL: https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/sdelete
sdelete -z c:
ARP テーブルには,ネットワークにつながっている機器の IP アドレスが格納されている. 「arp -a」コマンドにより表示することができる.
プロセッサの機能の1つ. AVS (アドバンスト・ベクトル・エクステンション) があるかどうかを確認するためには, CPU ID を調べる.
CPU ID を調べるために,インテル プロセッサー識別ユーティリティーを使うことができる. インテル プロセッサー識別ユーティリティー Windows 版は次の Web ページからダウンロードできる.
ステレオミキサーが表示されていないときは,オーディオドライバを更新する
WSL 2 と WSL 2 上の Ubuntu 22.04 のインストールにより,プログラミング等で便利な場合がある.
WSL 2 のインストールにより,Ubuntu,Debian,openSUSE の Linux ディストリビューションを Windows にインストールし,Windows のサブシステムとして動かすことができるようになる.
WSL のコマンド
ディストリビューションのアンインストールは次の二つのコマンドを用いて行う.ただし,一つ目のコマンド「wsl --shutdown」は全てのディストリビューションを停止するもので,必ずしも必要ないが,作業ミスを防ぐために実行している.二つ目のコマンド「wsl --unregister <名前>」は指定したディストリビューションの登録を解除する.これによりアンインストールが行われます.
wsl --shutdown wsl --unregister <ディストリビューション名>
【サイト内の関連ページ】
Windows 11 での手順を示す.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
powershell -command "Start-Process ms-settings:windowsupdate"
次のコマンドを実行
powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName HypervisorPlatform -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform -n"
次のコマンドを実行
shutdown /r /t 0
次のコマンドを実行
powershell -command "dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart" powershell -command "dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart" wsl --set-default-version 2
次のコマンドを実行.
wsl -l --online
次のコマンドを実行. このときに,ユーザ名とパスワードの設定が求められる.
このときに設定したパスワードは,sudo コマンドの実行で必要になるので覚えておくこと. パスワードが画面に表示されないのは正常動作である.
wsl --update wsl --install -d Ubuntu-22.04
次のコマンドを実行.
wsl
sudo ls
sudo sed -i 's/\/\/archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo sed -i 's/\/\/us.archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo sed -i 's/\/\/fr.archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo apt -y udpate sudo apt -yV upgrade sudo apt -yV dist-upgrade sudo apt -y install build-essential python3-dev python3-pip notepadqq exit
Linux コマンド: 別ページ »で説明.
cat ファイル表示 ls ファイル名表示 cp ファイルコピー mv ファイルの移動,ファイル名の変更 rm ファイル削除 cd カレントディレクトリの移動 pwd カレントディレクトリの表示 which コマンドのフルパス表示
ps プロセス表示 df ディスク情報の表示 sudo 管理者権限でコマンドを実行 passwd パスワードの変更 shutdown システムのシャットダウン uname -a カーネルのバージョンなどの表示
apt install パッケージのインストール apt-get search パッケージの検索 dpkg -L インストール済みパッケージの中身の表示 dpkg -l インストール済みパッケージの表示
ip neigh APRテーブルの表示 ip -s addr IPアドレスの表示 ip -s link ネットワークデバイスの使用状況 ping パケットを送り,応答を調べる ss ソケットの状態表示
lsusb USBデバイスの一覧表示 lcpci PCIデバイスの一覧表示 lshw ハードウェア情報の表示
VirtualBox は仮想化ソフトウェア.
Oracle VM VirtualBoxは,多くの64ビットホストOSで動作する仮想化ソフトウェアである.クロスプラットフォーム互換性,OVFフォーマットによる仮想マシンのインポート/エクスポートの機能,Guest Additionsによる拡張機能,SMPやUSBやACPIなどのハードウェアサポート,スナップショット機能,リモートデスクトッププロトコル(RDP)によるリモートアクセスなどの機能を持つ.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Oralce.VirtualBox
【関連する外部ページ】
【関連項目】 VirtualBox のインストール(Windows 上), VirtualBox を用いて仮想マシンを作成(Windows 上), Vagrant のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,VirtualBoxをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Oralce.VirtualBox powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Oracle\VirtualBox\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【関連項目】 VirtualBox, VirtualBox を用いて仮想マシンを作成(Windows 上)
Oracle VirtualBox で Windows のコマンドラインを使って仮想マシンを作成する.メモリサイズ,ストレージサイズなどの指定も行う.ISOイメージファイルのマウントも行う.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
mkdir C:\VM cd C:\VM curl -O https://releases.ubuntu.com/24.04/ubuntu-24.04-desktop-amd64.iso
次のコマンドを実行
VBoxManage controlvm "myubuntu" acpipowerbutton VBoxManage controlvm "myubuntu" poweroff VBoxManage unregistervm "myubuntu" --delete VBoxManage closemedium disk "C:\VM\myubuntu.vdi" --delete VBoxManage createvm --name "myubuntu" --ostype "Ubuntu_64" --register VBoxManage modifyvm "myubuntu" --memory 8192 VBoxManage storagectl "myubuntu" --name "SATA Controller" --add sata --controller IntelAhci VBoxManage createhd --filename "C:\VM\myubuntu.vdi" --size 51200 VBoxManage storageattach "myubuntu" --storagectl "SATA Controller" --port 0 --device 0 --type hdd --medium "C:\VM\myubuntu.vdi" VBoxManage storageattach "myubuntu" --storagectl "SATA Controller" --port 1 --device 0 --type dvddrive --medium emptydrive VBoxManage storageattach "myubuntu" --storagectl "SATA Controller" --port 1 --device 0 --type dvddrive --medium "C:\VM\ubuntu-24.04-desktop-amd64.iso" VBoxManage modifyvm "UbuntuVM" --nic1 nat VBoxManage modifyvm "UbuntuVM" --boot1 dvd --boot2 disk --boot3 none --boot4 none VBoxManage showvminfo "myubuntu" VBoxManage startvm "myubuntu"
【関連する外部ページ】
【関連項目】 VirtualBox, VirtualBox のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Vagrantをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Hashicorp.Vagrant
【関連する外部ページ】
【関連項目】 VirtualBox
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Chocolateyパッケージマネージャーをインストール(但し,Chocolateyがインストール済のときはインストールはスキップ)し,それを使用してMinGW64をインストールする.その後,MinGW64のバイナリディレクトリをシステムのPATH環境変数に追加してパスを通す.
winget install --scope machine Chocolatey.Chocolatey Chocolatey.ChocolateyGUI choco install mingw -y
そのために,新しく Windows のコマンドプロンプトを開き,次のコマンドを実行する.
エラーメッセージが出なければOK.
where gcc where g++ where gfortran where gdb
gcc --version g++ --version
Cygwinは,Linux と類似の機能を提供するツールとライブラリ
主な機能:ツール,POSIX API(cygwin1.dll)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Cygwinをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Cygwin.Cygwin powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\cygwin64\sbin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\cygwin64\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\cygwin64\use\sbin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")" powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\cygwin64\use\local\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
cd c:\cygwin64 curl -O https://www.cygwin.com/setup-x86_64.exe .\setup-x86_64.exe -q -P wget .\setup-x86_64.exe -q -P gcc-core .\setup-x86_64.exe -q -P gcc-fortran .\setup-x86_64.exe -q -P gcc-g++ .\setup-x86_64.exe -q -P gdb
【関連する外部ページ】