【概要】 Windowsの操作,プログラム作成,各種ツールの活用,Windowsの保守には,次のことが役立ちます.まず,フォルダオプションの設定により,ファイル名拡張子や隠しファイルを表示することができます.また,Windowsでは「コマンドプロンプトを使用して操作する方法や管理者権限での実行方法も重要です.さらに,環境変数やパスの設定により,システムの設定を柔軟にカスタマイズすることができます.さまざまなソフトウェアの活用も重要であり,ファイル検索ソフトウェアやテキストエディタ,ファイル転送ツール,リモート接続ツールなどが作業効率を向上させます.また,CSVファイルの管理方法やデータの形式についても理解する必要があります.プログラミング言語としてPythonやC/C++を活用する場合,それぞれのインストール方法や処理系,開発ツール,ライブラリの扱い方について学ぶ必要があります.さらに,GitやCMakeなどのプログラミング関連ツールを活用することで,効率的な開発が可能です.Windowsシステムの保守には,Windows Updateの実行やシステムイメージのチェック・修復,ディスクの空き領域の確認などが必要です.
【目次】
Windows 11 のクリーンインストールの手順は次の通り.
作成したブータブル USB メモリを用いて,インストール対象のパソコンを起動する.
これはBIOSメニューやブートメニューを用いて行う.あるいは, Windows を再起動し,BIOSメニューを出すためのコマンドとして「shutdown /r /fw /t 0」を使うこができる.
注意点として, インストール対象のパソコンの重要なデータはバックアップを取ってからインストールを開始することを推奨する.
【サイト内の関連ページ】
Tiny 11 のインストール手順: 別ページ »で説明している.
【関連する外部ページ】
Windows 11のセットアップでは,不要なプリインストールアプリをスクリプトで一括削除し,サービス設定もスクリプトで行う.ディスクのクリーンアップ,デフラグ,そして空き領域のゼロフィルもWindowsでは「コマンドプロンプトから実施できる.別のWebブラウザや,いくつかの便利なフリーソフトウエアのインストールも推奨される.さらに必要に応じてプログラミングに便利なWSL 2とUbuntu 22.04もセットアップする.最後に必要に応じてMicrosoft PC Manager のインストール,Microsoft Sysinternalsツールをダウンロードし,システムツールの使用準備を行う.これらの手順により,簡単で確実にWindows 11のセットアップが可能である.
【サイト内の関連ページ】
「ファイル名拡張子」をチェック,「隠しファイル」をチェック.
設定の例
設定の例
ファイル名拡張子(.pdf, .pptx など)が表示されるようになる. そして,隠しファイル(既定では非表示のファイルやフォルダ)が表示されるようになる.
【手順】
デスクトップのフォルダアイコンをクリックするか,Windows キー + E キーを押す(同時押し)か,タスクバーのフォルダアイコンをクリック.
【コマンドによる手順】
上の操作の代わりに,コマンドでも実行できる.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'Hidden' -Value 1" powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'ShowSuperHidden' -Value 1" powershell -command "Set-ItemProperty -Path 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced' -Name 'HideFileExt' -Value 0"
端末は,物理的なハードウェア(機材)としての端末と,ソフトウェアとしての端末(しばしば「端末エミュレータ」と呼ばれる)の二つの形態がある.端末エミュレータは,ハードウェアの端末と同等の機能をソフトウェアとして実現している.ソフトウェアとしての端末の一例として,Windowsでは「コマンドプロンプト」が該当する.端末の画面には,通常,シェルのプロンプトが表示される.シェルのプロンプトにはコマンドを入力することが可能で,入力したコマンドを実行して結果を確認することができる.
Windows のコマンドプロンプトは,操作ツールである. 文字入力により,ファイル操作,システム情報の確認,システムの設定やインストールなどのさまざまな操作を行うことができる.GUIでは難しい高度な操作が可能であり,複雑な作業を自動化可能である.
システムの設定やインストールなどのシステム全体に影響を与える操作は,Windowsでは「コマンドプロンプトを管理者として実行」することが必要になる場合がある.コマンドプロンプトを「管理者として実行」しない通常の状態では,操作に制限がある場合がある.
次はコマンドプロンプトを,Windows 10 で起動している画面である.
日本語Windowsのコマンドプロンプトでは,半角の円記号「¥」とバックスラッシュ「\」は同じように機能する.
Windowsのコマンドプロンプトで,ファイルを作成することが可能である. 下記の例では、まずカレントディレクトリをユーザーのホームディレクトリ(%HOMEPATH%)に移動している.そして,メモ帳(notepad)を使用して新しいファイルを作成し、内容を編集している.
Windowsで一般ユーザー権限のコマンドプロンプトからファイルを作成できないディレクトリは,主に C:\Windows,C:\Program Files,C:\Program Files (x86) などのシステム関連のフォルダである. これらのディレクトリに対しては,一般ユーザー権限では書き込みや変更ができない. そのため,一般ユーザー権限のコマンドプロンプトからファイルを作成できないディレクトリにファイルを作成したり,既存のファイルを変更したりするには、「管理者として実行」する必要がある.
Windows のコマンドプロンプトは,操作ツールである. 文字入力により,ファイル操作,システム情報の確認,システムの設定やインストールなどのさまざまな操作を行うことができる.GUIでは難しい高度な操作が可能であり,複雑な作業を自動化可能である.
【コマンドプロンプトを開く手順】
画面下のWindowsの検索窓を使用。「cmd」と入力し、Enterキーを押す。すると、コマンドプロンプトが開く。
Windowsキー + R を同時に押す。「ファイル名を指定して実行」の画面が開くので、「cmd」と入力し、Enterキーを押す。すると、コマンドプロンプトが開く。
システムの設定やインストールなどのシステム全体に影響を与える操作は,Windowsでは「コマンドプロンプトを管理者として実行」することが必要になる場合がある.コマンドプロンプトを「管理者として実行」しない通常の状態では,操作に制限がある場合がある.
【コマンドプロンプトを管理者として実行する手順】
画面下のWindowsの検索窓を使用。「cmd」と入力。表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択する。すると、管理者としてコマンドプロンプトが開く。
Windowsキー + R を同時に押す。「ファイル名を指定して実行」の画面が開くので、「cmd」と入力。Ctrl + Shift + Enterキーを同時に押す。すると、管理者としてコマンドプロンプトが開く。
例:Windows 10 のスタートメニューである.
Windows のコマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する
powershell start-process cmd.exe -verb runas
Windows 11 で,Windows Terminal を管理者として開くときは,検索窓で「Windows Terminal」あるいは「Terminal」を入れ,メニューで「管理者として実行する」を選ぶ.
環境変数とパスの設定は,プログラミングやソフトウェア開発作業において重要な役割を果たす. これらの設定は,システムがプログラムやコマンドを正しく認識し,またそれらを適切な場所から実行するために必要である. 環境変数とパスが適切に設定されていると,フルパスを指定せずにコマンドやプログラムを簡単に実行することができる.
環境変数「PATH」は,シェルがコマンドを実行する際にどのディレクトリを検索対象にするかを定めるものである.そのため, フルパスを指定せずにコマンドやプログラムを簡単に実行することができようになる.実行したいコマンドやプログラムのパスを 環境変数「PATH」に追加する操作を「パスを通す」という.
Windows では,「PC」 → 「プロパティ」 → 「詳細設定」 → 「環境変数」のように操作して, 環境変数の設定画面を出す.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem" /v "LongPathsEnabled" /t REG_DWORD /d "1" /f
Windows パソコンで,「PC」を開きたいときは,検索窓で「PC」と入れて,開くことができる.
ファイル圧縮・展開(解凍)ツール
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine 7zip.7zip
【関連する外部ページ】
【関連項目】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,7-Zipをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine 7zip.7zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\7-Zip\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 7-Zip
必要に応じて「サブフォルダを作成」オプションを選択
ファイル名によるファイル検索ツール
Search Everything は、Windowsで使用できる高速なファイル検索ツールである。このソフトウェアは、コンピュータ内のすべてのファイル名とフォルダ名を自動的にインデックス化することで、高速な検索を実現している.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine voidtools.Everything stnkl.everythingtoolbar machine ql-win.quicklook
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
全文検索によるファイル検索ツール
主な機能:全文検索,複数のファイル形式に対応,検索結果のプレビュー
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine AnyTXT.AnyTXTSearcher
【関連する外部ページ】
Windows での文字コード変換ソフトウェアには,charsetConverter などがある.
「テキストエディタ」はテキストファイルを編集する機能を持ったソフトウェア.
Windows には,「メモ帳 (notepad)」や,「ワードパッド (wordpad)」などのテキストエディタが標準で備わっている.これらは,テキストファイルの作成や編集に利用できる. その他,より高機能なテキストエディタやソースコードエディタとして,Visual Studio Code,Notepad++などがWindows で利用可能である. これらは,プログラミングや文書作成に置いて便利なツールになる.
【関連項目】
機能豊富なテキストエディタ
主な機能:シンタックスハイライト,マクロ,プラグイン
Notepad++には,Windowsの標準の「メモ帳」にない便利な機能がある.代表的なものは次の通りである.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Notepad++.Notepad++
【関連する外部ページ】
【関連項目】
テキストエディタ, Notepad++ のインストール(Windows 上), Notepad の設定
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Notepad++圧縮・展開(解凍)ツールをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Notepad++.Notepad++ powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Notepad++\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Notepad++
ただし,完全にEmacsと同じキーバインドにできるわけではありません.
「設定」,「環境設定」,「自動バックアップ」で設定
「エンコード」で文字コードを選択(例:UTF-8)
「表示」,「画面端で折り返す」にチェック.
【関連項目】 Notepad++
Emacs はエディタ.
高度なカスタマイズが可能.プログラミングやテキスト編集に利用されている.
Emacsの操作は,キーボードによるコマンドが中心で,そのコマンドを通じてテキスト編集,ファイル操作,文字列の置換,画面操作など,幅広い作業を行うことが可能である. 詳細な操作指示は通常,画面の最下部(ミニバッファ)で行う. Emacsにはメニューバーも存在し,メニューからも一部の機能を利用できる.メニューを使う場合,操作に応じてダイアログ画面が開くこともある.以下に,Emacsでよく使われる主要な操作とそのキーボードショートカットをまとめている.
これらはあくまで基本的な操作である. ここに挙げた以外にも,豊富な機能があり,カスタマイズも可能である.
Emacsは,最初は少し難しいと感じるかもしれないが,強力な機能があり,カスタマイズ可能も可能であることから, マスターすれば,コーディングや文書作成の効率を向上させることが可能である. Emacsの機能は多岐にわたる.
【関連する外部ページ】
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【関連項目】
CSVファイルは,"Comma Separated Values"の略で,データがカンマで区切られたテキストファイルを指す.CSVファイルにはいくつかのバリエーションがあるが,たとえばMicrosoft Excelで使用されるCSVファイルは以下のような形式になります. 例:
りんご,150,4,200,12月30日に購入した みかん,30,2,60,"25円のものを買う予定だったが,売り切れだった"
この例では,2行のテキストファイルが示され,各行に5つのデータが含まれている. このExcelのCSVファイルから次の3つの特徴が読み取ることができる.
Webブラウザ
主な機能:トラッキング防止機能,豊富な拡張機能
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Mozilla.Firefox
主なFilefox アドオン: Superpower ChatGPT,uBlock(ポップアップブロック),Falcon(履歴検索),Simple Translate (翻訳)
【関連する外部ページ】
【関連項目】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Firefoxをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Mozilla.Firefox powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Mozilla Firefox\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Firefox
Webブラウザ
主な機能:高速なページ読み込み,Googleサービスとの統合,豊富な拡張機能
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Google.Chrome.EXE
主なGoogle Chrome アドオン: Superpower ChatGPT,uBlock (ポップアップブロック),Falcon (履歴検索), DeepL翻訳 (翻訳)
【関連する外部ページ】
【関連項目】
Google Chrome のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Google Chromeをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Google.Chrome.EXE powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Google\Chrome\Application\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Google Chrome
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある
Build Tools for Visual Studio 2022は,Windowsで動作するMicrosoftの開発ツールセットである.主にC++プログラミングに使用される.このツールセットには,コンパイラ,リンカ,ランタイムライブラリ,その他のビルド関連ツールが含まれる.
一方,Visual Studioは統合開発環境(IDE)である.いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.主な機能には,コードエディタ,デバッガー,ソリューションエクスプローラー,チーム開発機能,デバッグツール,IntelliSenseなどがある.また,グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供し,C++,C#,Visual Basic,F#,Python,JavaScriptなど多言語をサポートしている.
【winget を用いたインストールコマンド】
次のコマンドは,Build Tools for Visual Studio 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
winget install --scope machine Microsoft.VisualStudio.2022.BuildTools winget install --scope machine Microsoft.VCRedist.2015+.x64
【Build Tools for Visual Studio とVisual Studio の主な違い】
【Build Toolsを使用してC++プログラムを64ビットでコンパイルする手順】
x64 Native Tools Command Prompt は,Build Tools for Visual Studio のコマンドに加え,通常のWindowsコマンドも実行可能
スタートメニューから「Visual Studio 2022」→「x64 Native Tools Command Prompt」を開く
clコマンドでコンパイル(例:cl hello.cpp)
生成された実行可能ファイル(例:hello.exe)を確認
注意点:
fopen関数使用時は,セキュリティ警告を抑制するため,ソースコード先頭に #pragma warning(disable: 4996) を追加
【関連する外部ページ】
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の公式ダウンロードページ: https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/
【関連項目】 Build Tools for Visual Studio 2022 のインストール(Windows 上)
【インストールの判断】
Build Tools for Visual Studio は,開発ツールセットである. Visual Studio は統合開発環境であり,いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.インストールは以下の基準で判断してください:
Visual Studio 2022 をインストールする際に,「C++ によるデスクトップ開発」を選択することで, Build Tools for Visual Studio 2022 の機能も一緒にインストールされる.
不明な点がある場合は,Visual Studio 全体をインストール を行う方が良い.
【手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Build Tools for Visual Studio 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
起動方法: スタートメニューの「Visual Studio Installer」を選ぶ.
起動方法: Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.(あるいは類似のものを探す).「x64」は,64ビット版の意味である.
x64 Native Tools コマンドプロンプト で,次のコマンドを実行する. ファイル名は hello.c としている.
C: cd %HOMEPATH% notepad hello.c
#include<stdio.h> int main() { printf("Hello,World!\n"); printf("sizeof(size_t)=%ld\n", sizeof(size_t)); return 0; }
結果として,「Hello,World!」「sizeof(size_t)=8」と表示されればOK.
del hello.exe cl hello.c .\hello.exe
実行結果例
【関連する外部ページ】
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の公式ダウンロードページ: https://visualstudio.microsoft.com/ja/visual-cpp-build-tools/
【サイト内の関連ページ】
Windows での ビルドツール for Visual Studio 2022 (Build Tools for Visual Studio 2022) のインストール(winget を使用しないインストール): 別ページ »で説明している.
Visual Studioは統合開発環境(IDE)である.いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.主な機能には,コードエディタ,デバッガー,ソリューションエクスプローラー,チーム開発機能,デバッグツール,IntelliSenseなどがある.また,グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供し,C++,C#,Visual Basic,F#,Python,JavaScriptなど多言語をサポートしている.
winget を用いたインストールコマンド:
次のコマンドは,Visual Studio Community 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
winget install --scope machine Microsoft.VisualStudio.2022.Community winget install --scope machine Microsoft.VCRedist.2015+.x64
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Visual Studio のインストール(Windows 上)
【インストールの判断】
Build Tools for Visual Studio は,開発ツールセットである. Visual Studio は統合開発環境であり,いくつかの種類があり,Build Tools for Visual Studioの機能を含むか連携して使用するものである.インストールは以下の基準で判断してください:
Visual Studio 2022 をインストールする際に,「C++ によるデスクトップ開発」を選択することで, Build Tools for Visual Studio 2022 の機能も一緒にインストールされる.
不明な点がある場合は,Visual Studio 全体をインストール を行う方が良い.
【手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Visual Studio Community 2022と VC2015 再配布可能パッケージをインストールするものである.
起動方法: スタートメニューの「Visual Studio Installer」を選ぶ.
起動方法: Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.(あるいは類似のものを探す).「x64」は,64ビット版の意味である.
C: cd %HOMEPATH% notepad hello.c
#include<stdio.h> int main() { printf("Hello,World!\n"); printf("sizeof(size_t)=%ld\n", sizeof(size_t)); return 0; }
結果として,「Hello,World!」「sizeof(size_t)=8」と表示されればOK.
cd %HOMEPATH% cl hello.c .\hello.exe
実行結果例
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Visual Studio
YouTube 動画:
NVIDIAのGPUを使用して並列計算を行うためのツールセット
主な機能: GPU を利用した並列処理,GPU のメモリ管理,C++をベースとした拡張言語とAPIとライブラリ
winget を用いたNVIDIA CUDA ツールキット 11.8のインストールコマンド: winget install --scope machine Nvidia.CUDA --version 11.8
【関連する外部ページ】
【関連項目】
NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 のイントール(Windows 上)
【NVIDIA CUDA ツールキットの動作に必要なもの】
Windows で,NVIDIA グラフィックス・ボードの種類を調べたいときは,hwinfo (URL: https://www.hwinfo.com) を使って調べることができる.また、Windowsのデバイスマネージャーでも確認可能である.
次のページから,最新版の NVIDIA ドライバをダウンロードできる.
【手順】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,NVIDIA CUDA ツールキットをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Nvidia.CUDA --version 11.8
Windows のユーザ名が日本語のとき,nvcc がうまく動作しないエラーを回避するためである.
ユーザ環境変数 TEMP に「C:\TEMP」を設定するために, コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行する.
mkdir C:\TEMP powershell -command "[System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"TEMP\", \"C:\TEMP\", \"User\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 NVIDIA CUDA ツールキット
分散型のバージョン管理システム
主な機能:変更履歴管理,ブランチ作成と管理,コード共有と共同編集
Git は.ソフトウェア開発プロジェクトの効率的な管理を可能にする分散型のバージョン管理システムである.主な特徴として,変更履歴の追跡と管理,ブランチ機能,リモートリポジトリとの同期がある.「git clone」 コマンドは,リモートリポジトリのコピーをローカルマシンに作成する.これにより,コピーを用いた作業をオフラインでも作業でき,さらに,後で,リモートリポジトリと同期を取ることができる.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Git.Git
【関連する外部ページ】
【関連項目】
Git のイントール(Windows 上), Git の利用
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Gitをインストールし,パスを通すものである.
次のコマンドでインストールされるGitは 「git for Windows」と呼ばれるものであり, Git,MinGW などから構成されている.
winget install --scope machine Git.Git powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Git\cmd\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
Windows 上で Git をインストールするには,公式ウェブサイト (https://git-scm.com/) から 64-bit Git for Windows Setup をダウンロードし,インストーラーの指示に従ってインストールを進める.ほとんどの設定は既定 (デフォルト) のままで問題ないが,PATH 環境変数の設定画面では 2 番目のオプションを選択することが推奨される.
【関連項目】 Git バージョン管理システム, Git の利用
Gitは,ソフトウェア開発プロジェクトの履歴を管理し,複数の開発者が協力して作業できるようにする分散型のバージョン管理システムである.
【主な概念と機能】
プロジェクトのファイルとその変更履歴の保存場所である.レポジトリには,ローカルリポジトリ(手元のコンピュータ上)とリモートリポジトリ(サーバー上)がある.
プロジェクトの特定時点におけるスナップショット.変更内容と説明(コミットメッセージ)から構成される.
独立した開発ライン.メインの開発ライン(通常「main」または「master」)から分岐して,新機能の開発やバグ修正を行うことができる.
異なるブランチの変更内容を統合する操作.例えば,あるブランチで完成した新機能を,メインの開発ラインに統合する際に使用する.
リモートリポジトリの最新の変更をローカルリポジトリに取り込む操作.
ローカルリポジトリでの変更をリモートリポジトリにアップロードする操作.
既存のリポジトリの完全なコピーを新しい場所に作成する操作.
【Gitの基本的な使用フロー】
【Gitの基本コマンド】
リポジトリのホスティングと共有
(リモートリポジトリのローカルコピーを作成)
(特定のブランチのみをクローン)
(ローカルの変更をリモートリポジトリの main ブランチにアップロード)
(新しいリモートリポジトリを追加)
コードレビューと統合,タスクトラッキング
(新しいブランチを作成し,そのブランチに切り替え)
(ステージングされた変更をコミットし,説明的なメッセージを追加)
(ローカルブランチの変更をリモートリポジトリにアップロード)
【関連する外部ページ】
【関連項目】 Git バージョン管理システム, Git のイントール(Windows 上)
クロスプラットフォームのビルドシステム生成ツール
主な機能:ビルド用のファイルの自動生成,クロスプラットフォーム対応,GUI
Windowsでは,CMakeのオプションを確認したい場合,「cmake-gui」コマンドを使用してCMakeのGUIを起動することで確認できる.このcmake-guiでは,ビルドオプションの設定やビルドの実行も可能であり,異なるプラットフォームやコンパイラに対応したビルドファイルを視覚的に生成することができる.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Kitware.CMake
【関連する外部ページ】
【関連項目】
CMake のインストール(Windows 上), CMake の使用方法
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,CMakeをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Kitware.CMake powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\CMake\bin\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
Windows で CMake をインストールするには,公式ウェブサイト(https://cmake.org/download/)にアクセスし,"Windows x64 Installer" をダウンロードする ダウンロードしたインストーラを実行し,インストールオプションで「Add CMake to the system PATH for all users」を選択する 他のオプションはデフォルトのままで構わない
【関連項目】 CMake ビルドシステム生成ツール, CMake の使用方法
CMakeの使用方法は次の通りである.
例えば,次のコマンドでは:
cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 ..
次の設定を行っている.
CMakeを用いたビルドの実行
生成されたVisual Studio 2022 用の64ビットビルドファイルを使用してビルドを行うには,次のコマンドを使用する.ここではビルド構成を「Release」に設定している.
cmake --build . --config Release
この方法により,CMakeはビルドプロセスの自動化を実現している.また,cmake-guiコマンドを使用することで,GUIを通じてビルドオプションの設定やビルドの実行も視覚的に行うことができる.
次に示すコマンドは,さまざまなバージョンのVisual Studio や NMake のために,プロジェクトのビルド環境を設定し,ビルドを実行する.そのために,buildディレクトリを作成し,適切なオプションでCMakeを実行後,ビルド構成を「Release」に設定し,ビルドを行う.
Visual Studio 2022 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2019 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 16 2019" -A x64 -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2017 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 15 2017 Win64" -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
Visual Studio 2015 64 ビット版を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 14 2015 Win64" -T host=x64 .. cmake --build . --config RELEASE
nmake を使うときは次の通り
rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "NMake Makefiles" .. nmake
主なオプション
C/C++ ソースファイルをコンパイルするときの追加のフラグ.
C/C++コンパイラ名の指定
参考: Visual Studio のバージョン番号は次の通り.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17
古いバージョンの Visual Studio をアンインストールした場合, いくつかの情報などが残っている可能性があるが,次のコマンドで 消すことができる.
cd C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\layout .\InstallCleanup.exe -full
CMake でビルドパスやソースパスを指定したいときは, 次のように指定する.
cmake -B <ビルドパス> -S <ソースパス>
CMake のジェネレータは,次のページに説明がある.
https://cmake.org/cmake/help/latest/manual/cmake-generators.7.html
高機能で拡張性の高いテキストエディタ
主な機能:コード補完,デバッグ機能の統合,Git連携
Visual Studio Code は,テキストエディタとしての 機能を備え,豊富な拡張機能をもち,ソースコードの編集やデバッグを効率的に行うことができる開発環境である. 多様なプログラミング言語に対応しており,ソースコードのシンタックスハイライトやコード補完,Gitの統合など,ソースコードの編集やデバッグに便利な機能を幅広く提供している.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Microsoft.VisualStudioCode
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Visual Studio Code のインストール(Windows 上), Visual Studio Code の設定
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Visual Studio Codeをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Microsoft.VisualStudioCode powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files\Microsoft VS Code\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
【関連する外部ページ】
【サイト内の関連ページ】
【関連項目】 Visual Studio Code, Visual Studio Code の設定
次のコマンドは,次の拡張機能をインストールするものである.
cd "c:\Program Files\Microsoft VS Code\" code --install-extension ms-python.python code --install-extension MS-CEINTL.vscode-language-pack-ja code --install-extension alexcvzz.vscode-sqlite code --install-extension vscjava.vscode-java-pack code --install-extension ms-vscode.cpptools code --install-extension dongli.python-preview
Visual Studio Code のメニューで,「ファイル (File)」,「基本設定 (Preferences)」,「設定 (Settings)」と操作する. 次に,ページの右上にある小さなファイルアイコン(Open Settings のアイコン)をクリック. settings.json ファイルを編集できるようになるので,次を追加する.
{ "files.autoSave": "afterDelay", "editor.formatOnSave": true, "editor.tabSize": 4, "editor.fontFamily": "Consolas, 'Courier New', monospace", "editor.fontSize": 14, "git.enabled": true }
この追加により,次の設定が行われる.
設定: "files.autoSave": "afterDelay"
作業の中断やクラッシュによるデータ損失を防ぐために,一定の遅延後にファイルを保存する.
設定: "editor.formatOnSave": true
ファイルを保存する際に,自動的にコードのフォーマットを実行.コードスタイルを自動的に維持する.
設定: "editor.tabSize": 4 (または2 など)
一貫したインデントを維持し,コードの可読性を向上させる.
設定: "editor.fontFamily": "Consolas, 'Courier New', monospace", "editor.fontSize": 14
使用するフォントと大きさの設定.読みやすさを向上させる.
設定: "git.enabled": true
Gitバージョン管理機能を有効にし,Visual Studio Code 内でのバージョン管理を行えるようにする.
【関連項目】 Visual Studio Code, Visual Studio Code のインストール(Windows 上)
最近の Windows では,HTTP通信を行うためのツールである curl が標準に備わっている.そのため,特別にインストールすることなく,すぐに使用することが可能である.
リモート接続ツール
主な機能:SSH,Telnet,RDP,X11サーバー内蔵,タブ化されたメニュー
MobaXTermは,Windows上で動作し,SSHやVNCを使ったリモート接続やファイル転送を容易に行えるソフトウェアである.ターミナル機能,シェル環境(busyboxとcygwin)と各種コマンド,Xサーバ機能を含む.このXサーバにより,Windows上でUNIX/Linuxのグラフィカルなアプリケーションを直接実行できる.インターフェースはタブ形式で,複数の接続を一元管理できる.
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Mobatek.MobaXterm
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【関連項目】
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,MobaXTermをインストールし,パスを通すものである.
winget install --scope machine Mobatek.MobaXterm powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Program Files (x86)\Mobatek\MobaXterm\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
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【関連項目】
FileZillaは,簡単にファイル転送ができるアプリケーション.Windows,Mac,Linuxなど,様々な環境で使用できる.
FileZillaの主な機能は,ファイルのアップロードとダウンロードである.ドラッグ&ドロップ操作で,複数のファイルやフォルダを一度に転送できるので,大量のデータも簡単に扱える.また,リモートサーバー上のファイルやフォルダの内容を,自分のパソコン上のファイルと同じようにビジュアルに確認できる.この機能により,ファイルを素早く見つけることができる.インターネット接続が不安定な場合で,転送が中断した場合でも,自動的に再接続し,中断したところから転送を再開する機能がある.これにより,大容量ファイルの転送も確実に完了させることができる.セキュリティ面では,パスワードの保存機能がある.
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【サイト内の関連ページ】
Windows でのファイル転送ソフト FileZilla のインストール: 別ページ »で説明している
【関連項目】 FileZilla を用いたファイル転送の手順例
スクリーンショットツール
主な機能:多機能キャプチャ,多機能キャプチャ
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine ShareX.ShareX
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メディアプレーヤー
主な機能: 数多くの動画・音声形式のサポート
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine VideoLAN.VLC
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3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウェア
主な機能:3Dモデリング,アニメーション,レンダリング,ノードベースのマテリアル編集
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine blender
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動画編集ソフト
主な機能:豊富なフィルタ
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Meltytech.Shotcut
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配信・録画ソフト
主な機能:ライブ配信,さまざまなプラグイン
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine OBSProject.OBSStudio
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音声編集ソフト
主な機能:マルチトラック編集,ノイズ除去,豊富なエフェクト
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine Audacity.Audacity
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画像編集ソフト
主な機能:レイヤー,豊富なフィルター
winget を用いたインストールコマンド: winget install --scope machine GIMP.GIMP
【関連する外部ページ】
Wget のページ http://gnuwin32.sourceforge.net/packages/wget.htm からダウンロードしてインストール:
詳しくは: 別ページ »で説明
必要なフリーソフトウェアを選択して,インストールする.
FileZillaはファイル転送・リモート接続のために有用である.Kokomiteはマウス拡大,GreenShotはスクリーンショットの撮影・編集に役立つ.
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Windows での Build Tools for Visual Studio 2022,NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8,NVIDIA cuDNN v8.9.7 のインストールと動作確認: 別ページ »で説明している.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
PyTorch のページ: https://pytorch.org/index.html
次のコマンドを実行することにより, PyTorch 2.3 (NVIDIA CUDA 11.8 用)がインストールされる. 但し,Anaconda3を使いたい場合には別手順になる.
事前に NVIDIA CUDA のバージョンを確認しておくこと(ここでは,NVIDIA CUDA ツールキット 11.8 が前もってインストール済みであるとする).
PyTorch で,GPU が動作している場合には,「torch.cuda.is_available()」により,True が表示される.
python -m pip install -U --ignore-installed pip python -m pip uninstall -y torch torchvision torchaudio torchtext xformers python -m pip install -U torch torchvision torchaudio numpy --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118 python -c "import torch; print(torch.__version__, torch.cuda.is_available())"
Anaconda3を使いたい場合には, Anaconda プロンプト (Anaconda Prompt) を管理者として実行し, 次のコマンドを実行する. (PyTorch と NVIDIA CUDA との連携がうまくいかない可能性があるため,Anaconda3を使わないことも検討して欲しい).
conda install -y pytorch torchvision torchaudio pytorch-cuda=11.8 cudnn -c pytorch -c nvidia py -c "import torch; print(torch.__version__, torch.cuda.is_available())"
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理工学分野での研究や開発を支援する多様なフリーソフトウェアを紹介する. Dockerはコンテナ技術を,SQLite3はリレーショナルデータベースを,QGISは地理情報システムを提供する. OctaveとRは数値解析や統計分析を,AnacondaはPythonプログラミング環境を, LaTeXは高品質な文書作成を可能にする. さらに,GIMP,FreeCADは画像編集から3Dモデリングまで,各種のビジュアル作成・編集を支える.そしてKiCadはPCB設計を効率化する.
cd %USERPROFILE% curl -L -O https://www.sqlite.org/2023/sqlite-tools-win32-x86-3420000.zip cd C:\ powershell Expand-Archive -DestinationPath . %HOMEPATH%\sqlite-tools-win32-x86-3420000.zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\sqlite-tools-win32-x86-3420000\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
Windows のコマンドプロンプトを管理者として実行し, 次のコマンドを実行
cd %USERPROFILE% curl -L -O https://sourceforge.net/projects/sqliteman/files/sqliteman/1.2.2/Sqliteman-1.2.2-win32.zip cd C:\ powershell Expand-Archive -DestinationPath . %HOMEPATH%\Sqliteman-1.2.2-win32.zip powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\Sqliteman-1.2.2\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
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PlotDigitizer は,画面上でマウスクリックして座標値を得る機能を持ったソフトウェア).
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公式のダウンロードページ: https://www.inasoft.org/icountt.html#mlrep
draw.io のURL: https://github.com/jgraph/drawio-desktop/releases
公式のダウンロードページ: https://github.com/smzht/fakeymacs
フリーソフトウェアは一定の条件下で無償で利用することが可能である. 利用者自身が利用条件を必ず確認し,それを遵守することが求められる. インストールが上手くいかない,または正常に動作しない場合でも,対処する責任は利用者にある.
GreenShotは,Windowsで利用可能なフリーウェアのスクリーンショットツールである.Print Screenキーを押すことにより,全画面,アクティブウィンドウ,任意の範囲,あるいは特定の要素を簡単にキャプチャすることができる.また,ユーザーは,キャプチャした画像を即座にクリップボードにコピーしたり,内蔵の画像エディタで編集したり,またはファイルとして保存したりすることができる.
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kokomiteはマウスカーソル拡大ツールである.小さなスクリーンや高解像度ディスプレイでの作業においてカーソルの追跡を容易にし,視認性が向上し,生産性を向上させる.プレゼンテーションでの利用にも適している.マウスカーソルの大きさや色などをカスタマイズ可能である.
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プログラミング言語 Python や関連するツールの知識とスキルは重要である. 特にPython のインストール方法や開発環境,便利なツール(例えば,Jupyter Notebook)に慣れておくことは有用である.
プログラミング言語の1つ
主な特徴:読みやすく書きやすい文法,幅広い応用範囲,豊富なライブラリ.
【winget を用いたインストールコマンド】
次のコマンドは,Python ランチャーと,Python 3.10 をインストールするものである.
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【関連項目】
Python 3.10 のインストール(Windows 上)
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドは,Python ランチャーと,Python 3.10 をインストールするものである.
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【サイト内の関連ページ】
【関連項目】
Google Colaboratory について:別ページ で説明している.
Windows での Python のインストール: 別ページ »で説明.
Python, pip, Python 開発環境,Python コンソールのコマンドでの起動: 別ページ »で説明.
Windows での複数の Python の同時インストール: 別ページ で説明している.
Python ランチャー: 別ページ »で説明している.
venv は,Python の仮想環境を作成する機能を提供するモジュールである.Python の仮想環境は隔離されており,特定のバージョンのPythonや,特定のバージョンやPythonパッケージを管理するのに役立つ.
venv について: 別ページ »で説明している.
virtualenv, virtualenv-wrapper について: 別ページ »で説明している.
pip について: 別ページ »で説明している.
PoetryはPythonの仮想環境の作成機能を有し, またpyproject.toml ファイルに基づくパッケージ管理の機能を持つ. そして,プロジェクトが依存するパッケージを自動的にインストールするとともに,インストールの問題が起きないように,パッケージ間のバージョンの調整も行う. さらに,Pythonパッケージを簡単にビルドし,PyPI(Python Package Index)で公開できる機能を持つ.
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行.
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python -
Windows では, コマンドプロンプトを管理者として開き, 次のコマンドを実行.
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python - --uninstall
Python の setup.py の実行: 別ページ »で説明している.
Python コンソールについて:別ページ で説明している.
Blender の Python コンソールについて:別ページ で説明している.
2to3: 別ページ »で説明している.
Jupyter Qt Console は Python コンソールの機能を持ったソフトウェア.
Jupyter Qt Console について:別ページ で説明している.
Jupyter ノートブックは,Pythonなどのプログラムのソースコードやその実行結果などを1つのノートとして保存し公開できる機能をもったノートブック.
Jupyter ノートブック について:別ページ で説明している.
Jupyter Lab は Python プログラム作成に関する種々の機能を持ったソフトウェア.
JupyterLab について:別ページ で説明している.
Spyder について: 別ページ »で説明している.
PyCharm は Python プログラム作成に関する種々の機能を持ったソフトウェア.
PyCharm について:別ページ で説明している.
Anaconda3 について:別ページ で説明している.
Windows での,Python と Anaconda 内の Python の共存: 別ページ »で説明している.
Visual Studio の ビルドツール(Build Tools) をコマンドラインで使いたいときは, Visual Studio の Native Tools コマンドプロンプトを使う.
【Native Tools コマンドプロンプトの起動方法】
Build Tools for Visual Studio 2022(ビルドツール for Visual Studio 2022)の場合で,起動方法を説明する.
起動は,Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2022」の下の「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022」で起動する.
起動し,確認のため「where cl」を実行した画面を下に示す.
【vcvarsall.bat による起動方法】
※ あるいは,コマンドプロンプト を開くたびに,次のコマンドを実行するという方法もある.
vcvarsall.bat x64 あるいは vcvarsall.bat x86
vcvars64.bat, vcvars32.bat を使う方法もあるが,vcvarsall.bat の方が,場所を探しやすい印象があるので,そちらを使うことにする.
Visual Studio Community 2019 vesion 16.1の場合,vcvarsall.batの場所は次の通りである.
Visual Studio Community 2019 vesion 16.1のインストールで, Visual Studio 2015 のコマンドもインストールできる.
実際に,Windowsのコマンドプロンプトで vcvarsall.bat を使い,cl や nmake 使えるようになったか確認する手順は次の通りである.
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Community\VC\Auxiliary\Build\vcvarsall.bat" x64 where cl where nmake
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\vcvarsall.bat" x64 where cl where nmake
以上で確認できる通り,vcvarsall.bat は, cl や nmake などをコマンドを使えるように設定するためのものである.
なお,上記の結果が得られないときは Visual Studio のビルドツールがうまくインストールできていない. その場合は, 最新の Visual Studio Installer を起動して・ビルドツールを追加するという操作が良いだろう.
vcvarsall.bat x64 と vcvarsall.bat x86 の違いは, 64 ビットのプログラムを生成するか, 32 ビットのプログラムを生成するかの違いである. 特に問題が無い限り,x64 の方が良かろう.
Visual Studio のバージョン番号は次の通り.
Visual Studio 2013: vc12 Visual Studio 2015: vc14 Visual Studio 2017: vc15 Visual Studio 2019: vc16 Visual Studio 2022: vc17
Microsoft Visual Studio の C/C++ の 64ビット環境をシェルで使うには,次の 2つの方法がある.
Windows での C/C++ コンパイラには Visual Studio の C/C++, msys2 の C/C++ などがある
msys2 での hello.c のコンパイル操作例は次の通り.hello.exe という名前のファイルができる.
gcc -o hello.exe hello.c
デバッガを使いたい場合には,-g オプションを付ける.
gcc -g -o hello.exe hello.c
Cygwin でコンパイルしたプログラムを,Cygwin をインストールしていない他のソコンで使う場合には,-mno-cygwin オプションを付ける
gcc -mno-cygwin -o hello.exe hello.c
コンパイルしたプログラムについて,使用している DLL 名を表示させたい. objdump コマンドを使う.
objdump -p hello.exe | grep "DLL"
起動は,gdb <ファイル名>で行う.
gdb hello.exe
gdb の終了は「quit」である.
quit
デバッガ gdb の機能
デバッグを行うソフトウェアとしては gdbなどがある. Visual Studio Code のプラグインには,デバッガとの連携機構を持つものがある. PyCharm は,Python プログラムのデバッグの機能を持つ.
デバッガには,ブレークポイント,ブレークポイントでの変数値表示,ステップ実行などの機能がある. ステップ実行には,次の操作がある.
ブレークポイントでプログラムが停止した際,停止した位置から1ステップずつプログラムを実行する.1ステップは,基本的には,プログラムの1行である.関数やメソッドの呼び出しがある場合,その内部に入り,さらにステップインを続ける.
ブレークポイントでプログラムが停止した際,停止した位置から1ステップずつプログラムを実行する.ステップオーバーでは,ステップインと違い,関数やメソッドの呼び出しがあってもその内部には入らず,次の行へと進む.
現在実行中の関数やメソッドから抜け出し,呼び出し元のレベルでステップ実行を続ける.
プログラムの実行を再開する.次のブレークポイントに達すると再び停止する.
msbuild の実行例は次の通り
msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /t:Rebuild /m msbuild hoge.sln /p:Configuration=Release /p:Platform="x64" /target:all /m
Ninja はビルドシステム.
JDK は Java プログラムのコンパイルに必要である.
【Java のバージョンの確認】
Java のバージョンは,次のコマンドで確認できる.
java -version
【Windows での Java プログラムの実行】
Windows で,ファイル Main.java を編集し実行するために,次のコマンドを, コマンドプロンプトで実行する.
cd %USERPROFILE% notepad Main.java javac -encoding UTF-8 Main.java java Main
Main.java として次の Java プログラムを実行すると,結果として「3.000000」が表示される.
class Ball { double x; double y; String color; public Ball(double x, double y, String color) { this.x = x; this.y = y; this.color = color; } public double dist() { return this.x + this.y; } } public class Main { public static void main(String[] args) { Ball a = new Ball(1, 2, "red"); Ball b = new Ball(3, 4, "green"); System.out.printf("%f", a.dist()); } }
【サイト内のJava 関連ページ】
ライブラリは,さまざまなアプリケーションから 共有される機能をまとめたソフトウェアのこと. アプリケーションと,ライブラリは,アプリケーションの実行時までにリンクされる.
vcpkg は,C や C++ のライブラリを管理する機能を持ったソフトウェア.Windows, Linux, MacOS で動く. ダウンロードされたファイルは,downloads 下に保存される.
vcpkg の GitHub のページ: https://github.com/microsoft/vcpkg
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
cd c:\ git clone https://github.com/microsoft/vcpkg .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
wingetは,Microsoftが開発したWindowsのパッケージマネージャーである.Windows Package Managerの略称である.
winget を用いてソフトウェアをインストールするには,コマンドプロンプトを管理者として実行し,「winget install」コマンドのオプションにソフトウェア名を指定する.「winget upgrade --all」コマンドを使用して,インストール済みのパッケージを一括で更新することもできる.
wingetは,Microsoftが開発したWindowsのパッケージマネージャーである. アプリケーションの検索,インストール,更新,削除をコマンドで簡単に行える. 最新のWindows 10/11には標準搭載されているが,古いバージョンのWindowssでは手動でインストールする必要がある.
【手順の概要】
Windowsでwingetをインストールするには,GitHubのwinget-cliページ(https://github.com/microsoft/winget-cli)から最新のmsixbundleファイルをダウンロードし,実行して指示に従う.wingetを使用すると,Git,CMake,Wget,7-Zipなどのソフトウェアを簡単にインストールできる.コマンドプロンプトを管理者として実行し,「winget install」コマンドにソフトウェア名を指定することでインストールを行う.インストール後,環境変数Pathにソフトウェアのパスを追加することで,コマンドプロンプトから直接実行できるようになる.
このとき,msixbundle のファイルを選ぶ
winget -v
【関連する外部ページ】
GitHub の winget-cli のページ: https://github.com/microsoft/winget-cli
Chocolatey は,Windows で動くパッケージマネージャ. アプリケーションのインストールや更新が簡単にできるようになる.
choco のオプションには,次のようなものがある
AllUsers: 全ユーザ,JustMe: 自分だけ,
0: 追加しない,1: 追加する,
miniconda は,Python, conda, pip などのソフトウェア.さまざまな追加ソフトウェアをインストールできる機能がある.
URL: https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html
Windows での miniconda3 のインストール手順は, 別ページ »で説明している.
Windows 10 でのアンインストールは, スタートメニューで「設定」,「アプリ」のように操作し,アプリが表示されるので, 右クリックメニューでアンインストール.
Windows 11 でのアンインストールは, 検索窓が便利(検索窓で「アンインストール」のようなキーワードを入れる).
Windows 10 は,自動更新を設定している場合には,自動で更新される.
自動で更新されない場合は, 次のサイトを利用できる.
次の手順で行う
Windows の検索窓で「windowsupdate」と入れ,検索し,実行する.
上の手順がうまく動かない場合は,次を手順で解決する可能性がある(古い Windows 10 の場合)
ms-settings:windowsupdate-action
これで,Windows Update が自動的に始まる
Windows の検索窓で「winver」と入れ,検索し,実行する
Windows のバージョン情報を確認する.
AMD社製プロセッサの場合は,システム環境変数 MKL_DEBUG_CPU_TYPE に,値「5」を設定する.
WindowsMicrosoft Sysinternalsツールは,マイクロソフトが提供する一連のシステムツールのセットである.
WindowsMicrosoft Sysinternalsツールの公式ページ: https://docs.microsoft.com/sysinternals/
その中の,特に便利なツールには,次のようなものがある.
【Microsoft Sysinternalsツールをダウンロードしてパスを通す手順】
次を実行することにより,Microsoftの「Sysinternals」公式ページからツールをダウンロードし, c:\SysinternalSuite に展開し,パスを通すことができる. WindowsMicrosoft Sysinternalsツールの利用条件については,利用者自身で確認してください.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
cd %USERPROFILE% curl -O https://download.sysinternals.com/files/SysinternalsSuite.zip mkdir c:\SysinternalSuite powershell -command "Expand-Archive -Path SysinternalsSuite.zip" c:\SysinternalSuite powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\SysinternalSuite"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
システムイメージをチェック
dism /online /cleanup-image /scanhealth
システムイメージをチェックし,Windows Update を使用して修復
dism /online /cleanup-image /restorehealth
Windows のシステムファイルをスキャンして, Windows\System32\dllcache にあるキャッシュコピーを用いて修復.
sfc /scannow
sdelete の URL: https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/sdelete
sdelete -z c:
ARP テーブルには,ネットワークにつながっている機器の IP アドレスが格納されている. 「arp -a」コマンドにより表示することができる.
プロセッサの機能の1つ. AVS (アドバンスト・ベクトル・エクステンション) があるかどうかを確認するためには, CPU ID を調べる.
CPU ID を調べるために,インテル プロセッサー識別ユーティリティーを使うことができる. インテル プロセッサー識別ユーティリティー Windows 版は次の Web ページからダウンロードできる.
ステレオミキサーが表示されていないときは,オーディオドライバを更新する
WSL 2 と WSL 2 上の Ubuntu 22.04 のインストールにより,プログラミング等で便利な場合がある.
WSL 2 のインストールにより,Ubuntu,Debian,openSUSE の Linux ディストリビューションを Windows にインストールし,Windows のサブシステムとして動かすことができるようになる.
WSL のコマンド
ディストリビューションのアンインストールは次の二つのコマンドを用いて行う.ただし,一つ目のコマンド「wsl --shutdown」は全てのディストリビューションを停止するもので,必ずしも必要ないが,作業ミスを防ぐために実行している.二つ目のコマンド「wsl --unregister <名前>」は指定したディストリビューションの登録を解除する.これによりアンインストールが行われます.
wsl --shutdown wsl --unregister <ディストリビューション名>
【サイト内の関連ページ】
Windows 11 での手順を示す.
コマンドプロンプトを管理者として実行: 別ページ »で説明
次のコマンドを実行
powershell -command "Start-Process ms-settings:windowsupdate"
次のコマンドを実行
powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName HypervisorPlatform -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux -n" powershell -command "Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform -n"
次のコマンドを実行
shutdown /r /t 0
次のコマンドを実行
powershell -command "dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart" powershell -command "dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart" wsl --set-default-version 2
次のコマンドを実行.
wsl -l --online
次のコマンドを実行. このときに,ユーザ名とパスワードの設定が求められる.
このときに設定したパスワードは,sudo コマンドの実行で必要になるので覚えておくこと. パスワードが画面に表示されないのは正常動作である.
wsl --update wsl --install -d Ubuntu-22.04
次のコマンドを実行.
wsl
sudo ls
sudo sed -i 's/\/\/archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo sed -i 's/\/\/us.archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo sed -i 's/\/\/fr.archive.ubuntu.com/\/\/jp.archive.ubuntu.com/g' /etc/apt/sources.list sudo apt -y udpate sudo apt -yV upgrade sudo apt -yV dist-upgrade sudo apt -y install build-essential python3-dev python3-pip notepadqq exit
Windows で Ubuntu のサブシステムをインストールするときのために,主なコマンドをまとめておく.
cat ファイル表示 ls ファイル名表示 cp ファイルコピー mv ファイルの移動,ファイル名の変更 rm ファイル削除 cd カレントディレクトリの移動 pwd カレントディレクトリの表示 which コマンドのフルパス表示
ps プロセス表示 df ディスク情報の表示 sudo 管理者権限でコマンドを実行 passwd パスワードの変更 shutdown システムのシャットダウン uname -a カーネルのバージョンなどの表示
apt install パッケージのインストール apt-get search パッケージの検索 dpkg -L インストール済みパッケージの中身の表示 dpkg -l インストール済みパッケージの表示
ip neigh APRテーブルの表示 ip -s addr IPアドレスの表示 ip -s link ネットワークデバイスの使用状況 ping パケットを送り,応答を調べる ss ソケットの状態表示
lsusb USBデバイスの一覧表示 lcpci PCIデバイスの一覧表示 lshw ハードウェア情報の表示