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Ubuntu で SSD を使うときのメモ

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この Web ページで説明していること


SSD をマウントして使う

普通のハードディスクと同様に、パーティション分け、フォーマット、マウントできます. Ubuntu 12.04 等での使用上の注意点としては、 マウント・オプションとして「discard」を付けること。


RAM ディスクと SSD を組み合わせて使う

RAMディスクは便利ですが、

flashcacheを用いると

当然、性能は落ちます.以下, (1) RAM ディスクの設定と (2) flashcache の設定の手順を説明する. 作業ミスがあると、大事なデータが消えます.ですので、バックアップをとり、作業は慎重に行うこと

なお、 flashcache は64 ビット Linux でしか動作しない (2012/01 時点の伝聞情報)のでご注意ください。

※ flashcache は優れたソフトウエアですが、私自身は「万一の不具合のときに、ブロックデバイスから、ファイルデータを復旧する作業」に自信がありません。 従いまして、大事なデータが入ったファイルシステムのために flashcache を使うことは推奨せず、RAMディスク用途を推奨しておきます.

※ システム領域のうちの一部分、例えば /tmp や /var/log などを、「システムの再起動時には消えてかまわない」と考えて ramfs ファイルシステムにマウントするという記事とは違う.

  1. 使いたいブロックデバイス(SSD など)を決め、デバイス名を確認する

    デバイス名のミスは決して許されない。

  2. 使いたいブロックデバイス(SSD など)には、大事なデータが入っていないことを、再度確認する。

    以下の作業により、データが消えます

  3. 使いたいブロックデバイス(SSD など)が /etc/fstab に記載されている場合には、アンマウント操作を行ったのち、 /etc/fstab から記載を取り除く

  4. RAM ディスクのサイズ設定

    まず、/etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT の行に次のように設定する。

    200メガ・バイトに設定したいときの設定例を示している.「200000」という数値は、キロバイト単位でのサイズを示している.

    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="ramdisk_size=200000 splash"
    

    ミスすると、あとで復旧する作業が面倒なので、よく確認する。

    その後「sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg」を実行する

  5. RAM ディスクのサイズ設定の確認
    grep ram /boot/grub/grub.cfg
    

  6. システムの再起動

  7. (オプション) RAM ディスクのサイズ設定の確認
    sudo mke2fs /dev/ram0
    sudo mount /dev/ram0 /mnt
    df -h
    umount /dev/ram0
    

  8. flashcacheのダウンロードとビルドとインストール
    sudo apt-get install git
    git clone https://github.com/facebook/flashcache.git
    cd flashcache
    make
    sudo make install
    

  9. (フォーマット済でなければ)ブロックデバイスのフォーマット

    フォーマット済みならば、この手順を無視する

    下の操作は,指定した「<ブロックデバイスのデバイス名>」をまるごと初期化してしまいますので、これをミスすると、大事なデータを消してしまいます.ここは慎重に行うこと

    sudo mkfs.ext4 <ブロックデバイスのデバイス名>
    

  10. flashcache の設定

    作業ミスしますと、大事なデータが消えます.ここに書いてある手順そのものも疑う気持ちで、納得しながら慎重に行うこと

    ここでの設定の要点

    上の設定は、やり直しができます.その意味では深く悩む必要はないでしょう。

    「<ブロックデバイスのデバイス名>」の指定 が正しいことは何度も確認すること. 間違っていることに気づかずに作業を続行すると、データが消えてしまう危険があります

    sudo flashcache_create -p thru -b 1024k ramdisk /dev/ram0 <ブロックデバイスのデバイス名>
    mkdir /ram
    mount -t ext4 -o discard /dev/mapper/ramdisk /ram
    
    これで、/ram が使えるようになった。