Mapbox を使ってみる
【概要】Mapboxは、地図サービスとソフトウェア開発キット(SDK)を提供するプラットフォームである。OpenStreetMapのデータから作成されたタイルマップを利用できる。また、独自のタイルマップをサーバにアップロードする機能も備えているが、本記事では扱わない。本記事では、サインアップからMaps SDKの導入、タイルセットの設定までを解説する。利用条件については、学習目的か商用目的かなど、用途に応じて各自の責任で確認すること。
【目次】
Mapbox のサインアップ
Mapboxのサービスを利用するには、アカウントの作成が必要である。サインアップは無料で行える。
- Mapbox の公式Webページを開く
- 「Start building」をクリックして、アカウント作成を開始する
- サインアップ画面で必要事項を入力する
Username(ユーザ名): アルファベットと数字の組み合わせで設定する
Email: 電子メールアドレスを入力する
Password: 8文字以上のパスワードを設定する
- サインアップが完了したら、Webブラウザを閉じる
Mapbox の Maps SDK を使ってみる
Maps SDK(Software Development Kit)は、Webページやアプリケーションに地図機能を組み込むためのライブラリである。このセクションでは、HTMLファイルにMapboxの地図を表示する方法を解説する。
- Mapbox の公式Webページを開く
- 「Start building」をクリックする
- サインアップ済みのため、サインインを選択する
- サインアップ時に設定したユーザ名とパスワードを入力し、「Sign in」をクリックする
- Maps SDKを導入するため、「Integrate Mapbox」をクリックする
- JavaScript版のMaps SDKを使用するため、「JS Web」をクリックする
- CDN(Content Delivery Network: コンテンツ配信ネットワーク)を利用するため、「Use the Mapbox CDN」をクリックする
- HTMLコードが表示されるので、内容を確認する
- エディタを使用して.html形式のファイルを新規作成し、表示されたHTMLコードを貼り付ける
ファイル名は「1.html」のように、拡張子を.htmlとして保存する。
- 作成した.htmlファイルに、html、head、bodyの各タグを追加する
- Mapboxの画面に戻り、「Next」をクリックする
- 追加のHTMLコードが表示されるので、内容を確認する
- 表示されたコードを、作成中の.htmlファイルのbodyタグ直下に貼り付ける
- ファイルを上書き保存し、Webブラウザで開いて動作を確認する
- 地図の操作を確認する。マウスの右ボタンを押しながらドラッグすると地図が移動し、マウスホイールを回転させると地図の縮尺が変化する
Mapbox のタイルセット
タイルセット(Tileset)とは、地図の見た目を定義するスタイルのことである。Mapboxでは用途に応じた複数のタイルセットが提供されており、用途に応じて切り替えることができる。
このセクションでは、以下の設定を行う。
- 緯度・経度の設定: 地図の中心位置を指定する
- ズームレベルの設定: 地図の拡大率を指定する
- 地図の大きさの設定: 表示領域のサイズを指定する
- タイルセットの選択: 地図の見た目を変更する
Mapboxが提供する主なタイルセットは以下のとおりである。
- streets: 道路や交通網を強調した一般的な地図。道路の階層構造が分かりやすい配色となっている
- outdoors: 等高線やハイキングコースなど、アウトドア活動向けの地形情報を含む地図
- satellite: 衛星写真のみで構成された地図。道路名やラベルは表示されない
- satellite-streets: 衛星写真に道路名やラベルを重ねた地図
詳細はhttps://www.mapbox.com/mapbox-gl-js/api/を参照すること。
- 前セクションで使用したMapboxのWebページを引き続き使用する
- エディタを使用して、前セクションで作成した1.htmlに緯度・経度、ズームレベル、地図の大きさの設定を追加し、保存する
Webブラウザで表示を確認する。
- タイルセットをoutdoors-v10に変更する
エディタで該当箇所を書き換え、ファイルを保存する。
Webブラウザで表示を確認する。
- タイルセットをsatellite-v9に変更する
エディタで該当箇所を書き換え、ファイルを保存する。
Webブラウザで表示を確認する。
- タイルセットをsatellite-streets-v10に変更する
エディタで該当箇所を書き換え、ファイルを保存する。
Webブラウザで表示を確認する。