QGIS のインストール (Windows の場合)
【概要】QGIS はオープンソースの地理情報システムである。地図の作成、地理空間データの編集、空間分析などが可能であり、測量、都市計画、環境調査などの分野で活用されている。ライセンスは GNU GPL v2 以降であり、商用利用を含め自由に使用できる。本記事では Windows 環境への QGIS のインストール手順を解説する。
【目次】
インストール手順
- QGIS の Web ページを開く
- 「Download」をクリックする
- 「Standalone Installer」をクリックする。これは QGIS 単体をインストールするための標準的なインストーラである。
- ダウンロードしたファイルを実行する
- 「Express Install」を選択する。標準的な設定で簡易にインストールを行う場合はこのオプションを選択する。
- パッケージを選択する。初めて QGIS を使用する場合は、QGIS のみを選択すれば十分である。必要に応じて以下のパッケージを追加できる。
- MapServer: 地図アプリケーションを Web に公開するためのツール
- QGIS: 地理情報システム。地理空間データの作成、編集、分析、可視化が可能である。
- GDAL: 地理空間データフォーマットを変換するためのライブラリ。ラスタ型データ(画像形式の地理データ)とベクトル型データ(点、線、面で構成される地理データ)の両方に対応している。
- Apache: Web サーバ。MapServer と組み合わせて使用する。
- uDig: 地図データの編集が可能なソフトウェア
- OpenEV: 地理空間データの表示と解析を行うソフトウェア
サンプルデータの入手
QGIS の動作確認や操作の練習には、公式サイトで提供されているサンプルデータを使用できる。
- QGIS の Web ページで「Download」を展開した後、「Sample Data」をクリックする
- パッケージを選択する
- ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリで解凍する。解凍したディレクトリの場所は後の作業で必要となるため、記録しておくこと。
テスト実行
インストールが正常に完了したことを確認するため、サンプルデータを開いて動作確認を行う。
- スタートメニューから QGIS を起動する
- メニューから「Open Project」を選択する
- サンプルデータのディレクトリを開き、プロジェクトファイル(.qgz または .qgs)を選択する
- 地図が表示されれば、インストールは正常に完了している