Windows 11クリーンインストールガイド
【概要】Windows 11のインストール作業では、Media Creation ToolでISOファイルをダウンロードし、USBメディアを直接作成するか、ダウンロードしたISOファイルを使用してRufusで詳細な設定が可能なUSBメディアを作成する。インストールでは、TPM 2.0などのシステム要件を確認後、アップグレードまたはクリーンインストールを実行する。
【このガイドの対象読者】
- Windows 11をクリーンインストール(完全に新規インストール)したい方
- Windows 11のインストール中にエラーやトラブルが発生した方
- Windows 11のインストールメディア(USBメモリ)を作成したい方
【重要概念】
- クリーンインストール: 現在のシステム(ファイル、設定、アプリ)を完全に消去し、新規にWindows 11をインストールする方式。インストール先ドライブ内のすべてのデータが消去されるため、事前のバックアップが必須である。
- ISOファイル: インストールに必要なデータをまとめたファイル。このファイルをダウンロードし、起動可能なDVDやUSBメモリを作成する元として使用する。
- TPM 2.0: Windows 11のシステム要件となっているセキュリティチップ。PCによってはBIOS(PCの基本設定画面)での有効化が必要であり、要件を満たさない場合はRufus等での回避設定が必要となる。
- Rufus: 詳細な設定が可能な、Windows 11インストール用USBメモリ作成ツール。公式ツールと比較して、システム要件(TPMやSecure Boot)を満たさないPCへのインストール設定も行える。
【目次】
- Windows 11 ISOファイルのダウンロードガイド
- Rufusを使用したWindows 11インストール用USBメディア作成ガイド
- Windows 11のインストール(USBメディアの使用)
- トラブルシューティング(エラーが発生した場合)
【サイト内のWindowsセットアップ関連ページ】
- Windows 11クリーンインストールガイド: 別ページ »で説明
- Windows システムの基本操作ガイド: 別ページ »で説明
- Windows 11の基本設定: 別ページ »で説明
- Windows ソフトウェア一覧(2026年版): 別ページ »で説明
- Windows のまとめ: 別ページ »で説明
- Windows上のLinux開発環境構築ガイド:WSL 2とUbuntuのインストール・設定・運用: 別ページ »で説明
- Windows の種々のソフトウェアのインストール: 別ページ »で説明
【外部リソース】
- Windows 11のディスクイメージのダウンロードのページ: https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
- Rufusのページ: https://rufus.ie/ja/
Windows 11 ISOファイルのダウンロードガイド
この作業が必要な読者:すべての読者(インストール方法にかかわらず、最初にこのセクションを実施する)
次の手順で、Windows 11のISOファイルをダウンロードできる。Media Creation Toolを使用すると、ISOファイルのダウンロードに加えて、USBメディアを直接作成することもできる。
1. 準備
Windows 11のシステム要件
Windows 11のシステム要件は次のとおりである。インストール前に、使用するPCがこれらの要件を満たしているか確認する。
- TPM 2.0(セキュリティチップ)の有無
- Windows + R キーを押し、
tpm.mscと入力して実行し、「TPMは使用可能です」というメッセージを確認する。 - TPMが無効の場合は、BIOSで有効化する必要がある。TPMが存在しない場合は、Windows 11のインストールには別途対応が必要となる。
- Windows + R キーを押し、
- Secure Boot(セキュアブート)の対応状況
- プロセッサ(CPU)の互換性
- メモリ容量(最低4GB)
- ストレージ容量(最低64GB)
ダウンロードのための事前確認
- 安定したインターネット接続が必要である。
- PCに8GB以上の空き容量があることを確認する。
2. Media Creation Toolのダウンロード
- Microsoft公式ダウンロードページにアクセスする。
URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11 - 「Windows 11のインストールメディアを作成する」セクションで「今すぐダウンロード」を選択する。
- ダウンロードされた
mediacreationtool.exeを確認する。
3. Media Creation Toolの実行
mediacreationtool.exeを実行する。- Windows PC 正常性チェックが表示された場合は、指示に従う。
- 「適用される通知とライセンス条項」画面で内容を確認して同意する。
- 「言語とエディションの選択」画面
- 初期設定では「このPCにおすすめのオプションを使う」にチェックが入っている。
- 言語変更が必要な場合:
- 「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外す。
- 「言語」メニューから希望の言語を選択する。
- 「使用するメディアを選んでください」画面で、次のいずれかを選択する。
- 「USBフラッシュドライブ」を選択する場合:USBメモリに直接インストールメディアを作成できる。この方法が推奨される。この場合、セクション2(Rufus)は不要である。容量8GB以上の空のUSBメモリを準備する。詳細な手順は次のとおりである。
- 「USBフラッシュドライブ」を選択して「次へ」をクリックする。
- 接続したUSBメモリを一覧から選択する。
- 「次へ」をクリックすると、USBメモリへのダウンロードと書き込みが開始される。
- 完了後、「完了」をクリックする。
- 作成されたUSBメモリを使用して、セクション3「Windows 11のインストール」に進む。
- 「ISOファイル」を選択する場合:ISOファイルをダウンロードし、後でRufusを使用して詳細な設定が可能なUSBメディアを作成する(Windows 11のシステム要件を満たさないPCにインストールしたい場合など)。この場合、次の手順でISOファイルをダウンロードし、セクション2に進む。
- 「USBフラッシュドライブ」を選択する場合:USBメモリに直接インストールメディアを作成できる。この方法が推奨される。この場合、セクション2(Rufus)は不要である。容量8GB以上の空のUSBメモリを準備する。詳細な手順は次のとおりである。
4. ISOファイルのダウンロード(「ISOファイル」を選択した場合)
- ISOファイルの保存場所を指定する。特に指定しない場合、ダウンロードフォルダ(通常は
C:\Users\ユーザー名\Downloads)に保存される。 - 「保存」をクリックすると、ダウンロードが開始される。
- ダウンロード完了まで待機する。
- ダウンロード時間は、インターネット速度により30分から数時間かかる場合がある。
- ダウンロード中はPCの電源設定を「スリープしない」に設定することを推奨する。
- 作成されるISOファイルのサイズは約5〜7GBである(バージョンにより異なる)。
5. 完了処理
- ダウンロード完了後、「ISOファイルをDVDにコピーしてください」画面が表示される。
- ISOファイルの保存場所を確認する。保存場所を忘れた場合は、ダウンロードフォルダを確認する。
- 「完了」を選択して終了する。
- 次のステップに進む。
- 「USBフラッシュドライブ」を選択した場合:セクション3「Windows 11のインストール」に進む。
- 「ISOファイル」を選択した場合:セクション2「Rufusを使用したWindows 11インストール用USBメディア作成ガイド」に進む。
トラブルシューティング
- ダウンロードが途中で失敗した場合は、再度実行することで続きからダウンロードされる。
- 「このPCは、Windows 11を実行できません」というメッセージが表示された場合は、Windows 11のシステム要件を確認する。
Rufusを使用したWindows 11インストール用USBメディア作成ガイド
この作業が必要な読者:セクション1で「ISOファイル」を選択してダウンロードした読者。「USBフラッシュドライブ」を選択した読者は、このセクションをスキップしてセクション3に進む。
Rufusは、Windows 11インストール用USBメモリを作成するツールである。Media Creation Toolと比較して、詳細な設定を行いたいときに便利である。
Windows 11のシステム要件を満たさないPCにインストールするための設定も行えるが、セキュリティ更新プログラムの提供停止や一部機能の利用制限などのリスクがあり、自己責任となる。
1. 準備
- 安定したインターネット接続が必要である。
- 容量8GB以上の空のUSBメモリを準備する。
- Windows 11 ISOファイルを公式サイトからダウンロードする(前のセクション「Windows 11 ISOファイルのダウンロードガイド」を参照)。
2. Rufusのダウンロード
- Rufus公式サイトにアクセスする。
Rufus: https://rufus.ie/ja/ - 最新バージョンのRufusの実行ファイルをダウンロードする。
- インストール作業は不要である。
- ダウンロードした実行ファイルを直接実行できる。
3. Rufusの実行とUSBメモリに関する設定
- USBメモリをPCのUSBポートに接続する。
- ダウンロードした
rufus-x.xx.exeを右クリックし、メニューから「管理者として実行」を選択して起動する。 - 「デバイス」ドロップダウンメニューから、接続したUSBメモリを選択する。
- 「ブートの種類」の設定
- 「ディスクまたはISOイメージ」を選択する。
- 「選択」ボタンをクリックし、ダウンロードしたWindows 11 ISOファイルを指定する。
- パーティション設定
- 「パーティションスキーム」:GPTを選択する。
- 「ファイルシステム」:NTFSを選択する。
- 「ボリュームラベル」:識別しやすい名前(例:Win11_Install)を設定する。
Windows 11システム要件回避の設定(必要な場合のみ)
Rufus 3.16以降では、以下のシステム要件を満たさないPCにもインストールできるようにするオプションを選択できる(利用は自己責任となる)。
- TPM 2.0(セキュリティチップ)の要件
- Secure Bootの要件
- RAM(メモリ)の要件
- ストレージ(記憶装置)の要件
これらのオプションは、「スタート」ボタンをクリックした際に表示されるダイアログで選択できる。
4. Windows 11インストール用USBメモリの作成
- Rufusの「スタート」ボタンをクリックして作成を開始する。
- 警告メッセージが表示された場合
- USBメモリ内のデータが完全に消去されることを確認する。
- 重要なデータがある場合は、事前にバックアップする。
- 「OK」を選択して処理を続行する。
- 作成完了まで待機する。
- 進行状況がプログレスバーで表示される。
- 完了まで通常10分から20分かかる。
- 「準備完了」と表示されたら、「閉じる」をクリックする。
- 作成されたUSBメモリを使用して、セクション3「Windows 11のインストール」に進む。
注意事項
- 作成開始前に、USBメモリ内の重要なデータを必ずバックアップする。
- メディア作成中は、データ破損防止のためUSBメモリを取り外さない。
- Windows 11のシステム要件を回避してインストールする場合、セキュリティ更新プログラムや新機能の利用などに制限が発生する可能性がある。
Windows 11のインストール(USBメディアの使用)
この作業が必要な読者:すべての読者(セクション1または2でUSBメディアを作成済みの読者)
重要な警告(クリーンインストールを行う場合)
クリーンインストールでは、インストール先のドライブ内のすべてのデータ(ファイル、アプリケーション、設定)が完全に消去される。必ず事前に重要なデータをバックアップすること。バックアップを取らずにクリーンインストールを実行すると、データは復元できない。
0. 事前準備
- Windows 11のライセンスキー(プロダクトキー)を用意する(既存のWindowsからアップグレードする場合は不要な場合が多い)。
- インストール対象のPCの重要なデータをバックアップすることを推奨する(特にクリーンインストールの場合は必須)。
1. インストール方式の選択
インストール方式には、アップグレードインストールとクリーンインストールがあり、違いは次のとおりである。
- アップグレードインストール:既存のファイル、設定、アプリを保持したい場合に選択する。
- 既存のファイル、設定、およびアプリを保持したままWindows 11に更新する。
- システムファイルのみが更新される。
- 既存のWindowsに問題がある場合、その問題が引き継がれる可能性がある。
- クリーンインストール:完全に新しい環境を構築したい場合に選択する。
- 現在のシステムを完全に消去し、新規にWindows 11をインストールする。
- すべてのデータが消去されるため、事前のバックアップが必須である。
- システムの不具合を解消し、クリーンな状態からスタートできる。
2. USBメモリによる起動
- 作成したインストール用USBメモリをインストール対象PCのUSBポートに接続する。
- PCのBIOSまたはUEFI(UEFIは新しい規格のBIOS)設定画面を開き、必要な設定を行う。BIOSメニューへのアクセス方法と設定内容は以下のとおりである。
- BIOSメニューへのアクセス方法
以下のいずれかの方法を使用する。通常は方法1を使用し、うまくいかない場合に方法2を試す。
- 方法1:起動時のキー入力によるアクセス(推奨)
- PCを起動または再起動する際に、特定のキー(F2、Del、Escなど)を繰り返し押す。
- BIOSメニューまたはブートメニューが表示されたら、起動デバイスを選択する。
- 具体的なキーは、PCの製造元やモデルにより異なるため、PCのマニュアルまたは起動画面のメッセージで確認する。
- 方法2:Windowsコマンドによる再起動とBIOSアクセス
- この方法は、現在Windowsが起動している場合に使用できる。
- Windows上でコマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者権限で開く。
- スタートメニューを右クリックし、「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択する。
- 次のコマンドを入力して実行する:
shutdown /r /fw /t 0 - 各パラメータの意味は次のとおりである。
/r:PCを再起動する。/fw:再起動後にファームウェア(UEFI/BIOS)の設定画面を表示する。/t 0:待機時間を0秒に設定し、即座に再起動を実行する。
- このコマンドを実行すると、PCが即座に再起動され、UEFI/BIOS設定画面が表示される。
- ただし、この方法はUEFIファームウェアを搭載したPCでのみ有効である。古いBIOSでは機能しない場合がある。一部の環境では機能しない場合があるため、その場合は方法1を使用する。
- 方法1:起動時のキー入力によるアクセス(推奨)
- BIOSメニュー内での設定
- 起動順序(Boot Order)の変更:USBからのブート優先順位を最上位に設定する。
- TPM(セキュリティチップ)の有効化:TPMが無効になっている場合は、有効化する。
- Secure Bootの確認:Secure Bootが有効になっていることを確認する。無効の場合は有効化する。
- BIOSメニューへのアクセス方法
- BIOS設定画面で「Save & Exit」(保存して終了)を選択する。
- システムが再起動され、USBメモリによる起動が開始される。「Press any key to boot from USB...」のようなメッセージが表示された場合は、任意のキーを押す。
3. Windows 11のインストール実行
USBメモリから起動すると、Windows 11のセットアップ画面が表示される。画面の指示に従ってインストールを進める。
基本的なインストール手順
- 言語、時刻、キーボードの設定を確認し、「次へ」をクリックする。
- 「今すぐインストール」をクリックする。
- ライセンスキー(プロダクトキー)の入力画面が表示される。
- ライセンスキーを持っている場合は入力する。
- デジタルライセンスにより自動認証される場合や、後で入力したい場合は「プロダクトキーがありません」を選択してスキップできる。スキップした場合でも、インストール後にライセンス認証を行える。
- インストールするWindowsのエディション(Home、Proなど)を選択し、「次へ」をクリックする。
- ライセンス条項を確認し、同意して「次へ」をクリックする。
- 「インストールの種類を選んでください」画面が表示される。ここで、アップグレードインストールまたはクリーンインストールを選択する。
アップグレードインストールの場合
- 「アップグレード:Windowsをインストールし、ファイル、設定、およびアプリを保持する」を選択する。
- 画面の指示に従い、インストールを完了させる。
クリーンインストールの場合
- 「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)」を選択する。
- 「Windowsのインストール場所を選んでください」画面が表示される。この画面では、インストール先のパーティション(ハードディスクやSSDの区画)を選択する。
- パーティションの操作(重要)
- クリーンインストールを行う場合は、既存のパーティションを削除し、新しいパーティションを作成する。
- 具体的な手順は次のとおりである。
- インストール先のドライブ(例:ドライブ0)内の各パーティションを選択する。
- 「削除」ボタンをクリックして、パーティションを削除する。警告メッセージが表示されるが、「OK」をクリックする。
- ドライブ0内のすべてのパーティションを削除すると、「ドライブ0の割り当てられていない領域」と表示される。
- この「割り当てられていない領域」を選択し、「次へ」をクリックする。Windowsが自動的に必要なパーティションを作成し、インストールを開始する。
- 注意:パーティションの削除を行うと、そのパーティション内のすべてのデータが完全に消去される。必ず正しいドライブを選択し、バックアップを確認してから実行する。
- インストールが開始される。インストールには通常20分から1時間かかり、途中で数回再起動する。
4. インストール完了後の設定
- インストールが完了すると、初期設定画面が表示される。
- 地域、キーボードレイアウト、ネットワーク接続などの設定を行う。
- Microsoftアカウントでのサインイン、またはローカルアカウントの作成を行う。
- プライバシー設定などを確認し、設定を完了する。
- デスクトップ画面が表示されれば、インストールは完了である。
- インストール後は、「Windows 11の基本設定」を参照し、必要な設定を行うことを推奨する。
5. よくある質問と対処方法
アップグレードインストールに関する質問
- Q: アップグレードインストール後、以前のファイルは復元できるか。
A: アップグレードインストールではファイルや設定が保持されるため、以前のファイルはそのまま利用できる。 - Q: アップグレードインストール後、ライセンスが認証されない場合はどうするか。
A: インターネットに接続し、しばらく待つと自動認証される場合が多い。問題が続く場合は、次の手順でトラブルシューティングを実行する。- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」→「トラブルシューティング」
- Q: アップグレードインストール中にエラーが発生した場合、元のシステムに戻せるか。
A: インストールを中断して再起動すると、元のシステムに戻ることが可能である。インストールが完了していない段階であれば、データは保持されている。
クリーンインストールに関する質問
- Q: クリーンインストール後、以前のファイルは復元できるか。
A: クリーンインストールではすべてのデータが消去されるため、事前にバックアップを取っていない場合、復元はできない。バックアップがある場合は、インストール後にバックアップから復元する。 - Q: クリーンインストール後、ライセンスが認証されない場合はどうするか。
A: インターネットに接続し、しばらく待つと自動認証される場合が多い。問題が続く場合は、次の手順でトラブルシューティングを実行する。- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」→「トラブルシューティング」
- 以前使用していたMicrosoftアカウントでサインインすると、デジタルライセンスが認識される場合もある。
- Q: クリーンインストール中にエラーが発生した場合、元のシステムに戻せるか。
A: パーティションを削除した後にエラーが発生した場合、元のシステムに戻すことは困難である。インストールを完了させるか、バックアップから復元する必要がある。
トラブルシューティング(エラーが発生した場合)
インストール中にエラーが発生した場合の対処法を示す。
主要なエラーと対処法
- Rufusで内蔵SSDが認識されない
対処法:BIOSでIntel VMDを無効にする。BIOSの「Advanced」または「Storage Configuration」メニュー内に設定項目がある。 - Rufusで作成したUSBメモリが起動しない
対処法:BIOSでUEFIによる起動を行うように設定する。「Boot Mode」を「UEFI」に変更する。 - 「このPCはWindows 11を実行できません」というエラー
対処法:BIOS設定でTPMとSecure Bootが有効になっているか確認する。無効の場合は有効化する。 - 「インストールに必要な空き容量がありません」というエラー
対処法:不要なファイルを削除する、より大容量のドライブに交換する、またはクリーンインストールで不要なパーティションを削除する。 - 「ドライバーの読み込みに失敗しました」というエラー
対処法:USBメモリを接続するUSBポートを変更する(USB 2.0ポートを試す)、またはインストールメディアを再作成する。 - 「Windowsをインストールできませんでした」というエラー
対処法:インストール先のパーティションをすべて削除し、「割り当てられていない領域」にインストールする。または、ハードディスク/SSDの接続を確認する。
エラー発生時の基本的な対処手順
- エラーメッセージ(エラーコードを含む)を記録する。スマートフォンで画面を撮影すると便利である。
- PCを再起動し、インストールを再試行する。
- 再試行してもエラーが発生する場合は、インストールメディア(USBメモリ)を再作成する。
- それでも解決しない場合は、記録したエラーメッセージをMicrosoft公式サポートページで検索するか、検索エンジンで「Windows 11 インストール エラーコード XXXX」のように検索する。
インストール段階別の対処
- インストールの初期段階(パーティション選択前)でエラーが発生した場合
対処法:USBインストールメディアを取り外し、PCを再起動する。元のシステムに影響がなければ、通常通り起動する。その後、エラーの原因を解決してから、インストールの手順をやり直す。 - パーティションの削除後など、インストールの途中でエラーが発生した場合
対処法:元のシステムへの復帰は困難である。インストールを最後まで完了させることを優先する。完了後、システムが正常に動作しない場合は、再度クリーンインストールを実行する。データが破損している場合には、バックアップからのデータ復元が必要となる。