Blenderのインストール,メニューの日本語化,Wavefront OBJファイルのインポート(Windows上)
【概要】
Blenderは3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション制作のためのオープンソースソフトウェアである.メニューは初期設定で英語表示だが,スプラッシュ画面または設定メニューから日本語に変更できる.Wavefront OBJ形式などの3Dモデルをインポートする機能を持つ.
Blender
Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウェアである.3次元モデルの編集,レンダリング,光源やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.
- ファイル形式は,Wavefront OBJ(obj),Stanford PLY(ply),STL(stl),FBX(fbx),Alembic(abc),Universal Scene Description(usd)等に対応する.
- Windows版,Linux版,macOS版などがある.
【目次】
【関連する外部ページ】
- Blenderの公式ページ: https://www.blender.org/
【サイト内の関連情報】
Blenderのインストール
- blender.orgのウェブページを開く
- Downloadをクリックする
- 種類を選択する
Windows上にインストールする場合は,Windows用を選ぶ.
- ダウンロードが始まるので確認する
インターネットが混雑している場合などは,ダウンロードに時間がかかる場合がある.しばらく待つ.
- ダウンロードした.msiファイルを実行する
- ようこそ画面ではNextをクリックする.
- インストールフォルダは既定(デフォルト)のままでよい。
- インストールを開始する.Installをクリックする.
- インストールが始まる
- インストール終了を確認する
- 確認のため起動する.
スタートメニューを開き,Blenderを選ぶ.Windows 10/11では,スタートメニューの「すべてのアプリ」の一覧にBlenderという項目が表示される.バージョンによってはBlenderという名前のフォルダの下にBlenderのショートカットが配置される場合があり,その場合はフォルダを展開してから選択する.
- Blenderの画面が表示される.
- Blenderのメニュー等の日本語化
表示が英語になっている場合は,最初の画面のLanguage English (English)のところで,Japanese (日本語)を選ぶ.
後で言語を変える場合は,Edit,Preferences...,Interfaceと進み,少し下にスクロールして,Translation内のLanguageのところで言語を変えることができる.
スプラッシュ画面を再び出す場合は,Topバー左端のBlenderアイコンをクリックし,表示されたメニューでスプラッシュ画面(Splash Screen)を選ぶ.
- Blenderのインストール後に,WindowsのPATH環境変数にBlenderの実行ファイルのパスを追加する.
Windowsでは,コマンドプロンプトを管理者として開き,次のコマンドを実行することにより,
C:\Program Files\Blender Foundation配下にインストールされているBlenderの実行ファイル(blender.exe)を自動的に探索し,そのうち最新バージョンのフォルダをPATH環境変数(システム環境変数)に追加することができる.既にPATHに含まれている場合は重複追加されない.管理者権限でコマンドプロンプトを起動する (手順:Windowsキーまたはスタートメニュー →
cmdと入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。powershell -command "$exe = Get-ChildItem -Path 'C:\Program Files\Blender Foundation' -Recurse -Filter 'blender.exe' -ErrorAction SilentlyContinue | Where-Object { $_.VersionInfo.FileVersion } | Sort-Object { [version]$_.VersionInfo.FileVersion } -Descending | Select-Object -First 1; if ($exe) { $dir = $exe.DirectoryName; $path = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable('Path', 'Machine'); if (($path -split ';') -notcontains $dir) { [System.Environment]::SetEnvironmentVariable('Path', $path.TrimEnd(';') + ';' + $dir, 'Machine'); Write-Host ('Added: ' + $dir) } else { Write-Host ('Already in PATH: ' + $dir) } } else { Write-Host 'blender.exe not found' }"コマンドの実行後,「Added: (追加されたフォルダ名)」または「Already in PATH: (フォルダ名)」と表示されることを確認する.設定を反映させるため,コマンドプロンプトを開き直し,次のコマンドでBlenderのバージョンが表示されることを確認する.
blender --version
winget を用いてBlenderをインストール
winget を用いてインストールすることもできる。
【インストールコマンドの実行方法】
管理者権限でコマンドプロンプトを起動する(手順:Windows キーまたはスタートメニュー → cmd と入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。そして、コマンド全体をコマンドプロンプトにコピー&ペーストする。
このコマンドを使用するときは、Blenderの旧バージョンをアンインストールしてから実行してください。このコマンドでは、Blenderの実行ファイルをC:\Program Files\Blender\blender.exe としており、複数バージョンの共存を行いません。
REM ============================================================
REM Blender インストール
REM ============================================================
winget install --id BlenderFoundation.Blender -e --scope machine --silent --accept-package-agreements --accept-source-agreements --location "C:\Program Files\Blender" --force
REM Blender実行ファイルのパスを動的に検出
set "BLENDER_EXE="
powershell -NoProfile -Command "Get-ChildItem -Path 'C:\Program Files','C:\Program Files (x86)' -Recurse -Filter 'blender.exe' -ErrorAction SilentlyContinue | Sort-Object -Property @{Expression={[System.Diagnostics.FileVersionInfo]::GetVersionInfo($_.FullName).FileVersion}} -Descending | Select-Object -First 1 -ExpandProperty FullName" > "%TEMP%\blender_path.txt"
set /p BLENDER_EXE=<"%TEMP%\blender_path.txt"
del "%TEMP%\blender_path.txt"
if not defined BLENDER_EXE (
echo Blenderの実行ファイルが見つかりません
exit /b 1
)
echo Blender: %BLENDER_EXE%
REM BlenderディレクトリをPATHに追加
for %i in ("%BLENDER_EXE%") do set "BLENDER_DIR=%~dpi"
set "BLENDER_DIR=%BLENDER_DIR:~0,-1%"
powershell -NoProfile -Command "$p='%BLENDER_DIR%'; $c=[Environment]::GetEnvironmentVariable('Path','Machine'); if((Test-Path $p) -and (';'+$c+';' -notlike \"*;$p;*\")){[Environment]::SetEnvironmentVariable('Path',\"$c;$p\",'Machine')}"
BlenderにWavefront OBJ形式ファイルをインポート
<前準備>
説明のためWavefront OBJ形式ファイル,Wavefront MTL形式ファイルを使う.この資料で使用しているWavefront OBJ形式ファイル,Wavefront MTL形式ファイルは,次からダウンロードできる.(sample.objはsample.mtlを参照しているため,両方のファイルを同じフォルダに保存すること)
Wavefront OBJ形式ファイルとは,3次元コンピュータグラフィックスのファイル形式であり,ポリゴンなどの形状情報が記述されているファイルである.
Wavefront MTL形式ファイルとは,マテリアルの情報が記述されているファイルである.
インポート手順
- Blenderを起動する
Windowsのスタートメニューを開き,Blenderを選ぶ.
- Blenderが起動する.
新しくBlenderのファイルを作成する場合は,ファイル(File),新規(New),全般(General)と進む.
- 中央にある立方体のオブジェクト(灰色のもの)を削除する.中央にある立方体のオブジェクトを左クリックし,DELキーを押して削除する.
- Wavefront OBJファイルをインポートする.メニューでファイル(File),インポート(Import)と操作し,Wavefront (.obj)を選択する.
- インポートするファイルを選び,OBJをインポートをクリックする.(ここではsample.objを選んでいる)
sample.objをインポートした場合,マウスホイールを操作して,ズームアウトしていくと,オブジェクトが現れる.