Blender 4
Blender のインストール
- Blender 4.2 のインストール(winget を使用しないインストール),メニューの日本語化,Wavefront OBJ ファイルのインポート(Windows 上)
【概要】 Blenderは3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション制作のためのオープンソースソフトウェアである.初期設定は英語表示だが,初期スプラッシュ画面での設定,または設定メニューから日本語に変更できる.Blenderでは,Wavefront OBJ形式ファイルなどの3Dモデルの形状情報をインポートできる.インポート操作は,「ファイル」→「インポート」メニューで行う.
- Ubuntu での Blender 3 のインストールは,別ページ »で説明
スライド資料
- Blender の概要[PDF], [パワーポイント]
【概要】 Blenderは3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション制作のためのオープンソースソフトウェアである.オブジェクトモードでは,3Dオブジェクトの移動,回転,拡大・縮小といった基本操作を行う.そして,SHIFT+Aでのオブジェクト追加やCTRL+C/CTRL+Vによるコピー・ペーストが可能である.一方,エディットモードでは頂点,辺,面の押し出し,マージ,ループカットなどによる形状編集ができる.Tabキーでこれら両モードを切り替えることができる.さらに,Pythonスクリプト機能を活用することで,繰り返し作業の自動化や複雑な処理のプログラミングが可能である.
Blender の設定,画面構成,基本操作
- Blender の基本操作(立体の新規作成と配置の調整,立体の操作,カメラ視野(カメラビュー)の調整,レンダリング,マテリアル,元に戻す,やり直す)
【概要】 Blenderで立体の追加は,メニューの「追加」,「メッシュ」で行う.立体の配置の調整は移動ツール(Gキー),拡大縮小ツール(Sキー),回転ツール(Rキー)で行う.これらのツールでは,X,Y,Z軸(三次元空間の座標軸)を指定することで特定の軸方向への操作が可能である.作業は,3Dビューポート(三次元モデルを表示・編集するための主要画面)で行う.自由な視点移動が可能であり,マウスの中ボタンやホイールを使用して視点を調整できる.カメラ視野はレンダリング(三次元データから二次元画像を生成する処理)時に使用される視点であり,F12キーでレンダリングを実行すると,カメラ視野を基に画像が生成される.オブジェクトの見た目は,マテリアルプロパティ(物体の色や質感を定義する設定画面)で設定する.操作を間違えた場合は,元に戻す(CTRL+Z)とやり直す(SHIFT+CTRL+Z)機能を使用して修正が可能である.
- Blender の種々の操作と設定
【概要】 Blenderの3Dビューポートは主要な編集画面であり,Tabキーで切り替えられるオブジェクトモードと編集モードがある.基本となる操作は移動(g),回転(r),拡大縮小(s)であり,x・y・zキーと組み合わせて特定軸に沿った操作ができる.その他,シェーディング,メッシュ細分化,オブジェクトの結合・分離,押し出し,ループカット,アンドゥ・リドゥ,日本語化設定などの差痛の機能がある.
- Blender のメニュー等の日本語化
【概要】 Blenderでは表示言語を変更できる.プリファレンスのインターフェイス内にあるTranslation(翻訳)セクションで,Languageメニューから日本語を含む様々な言語を選択できる.この操作により,メニューやボタンの表示を英語から希望する言語に切り替えることができる.
Blender の機能
- Blender で,オブジェクトを配置
- Blender で,ブーリアン演算により,立体を加工
- Blender のマテリアル,スムースシェード (smooth shade)
- Blender の PBR Materials アセット
- Blender の画像テクスチャ,テクスチャ座標系
- Blender のシェーダー・エディタ(Shader Editor)
- Blender で,テクスチャ・ペインティング (Texture Painting) を行う
- Blender で,クロス・シミュレーション(Cloth Simulation)を行う
- Blender のライト
- Blender でレンダリングを行う
ファイルのインポート,エクスポート
Python スクリプト
マテリアル,Physically Based Rendering
- Blender の PBR Materials アセットのインストールと動作確認
- Wavefront OBJ形式ファイルのマテリアル [PDF], [パワーポイント]
- Physically Based Rendering のインストール(GitHub の mmp/pbrt-v4 を使用)(Windows 上)
- smoke2cyclesのインストールと動作確認
Blender と MakeHuman との連携による人体アニメーション
- 逆力学(MakeHuman 1.2, Blender を使用)(Windows 上)
- MakeHuman 1.2 のインストールと機能,Blender との連携(人体アニメーション)(Windows 上)
- MakeHuman と Blender 2.8 で人体アニメーション
- cgspeed の BVHplay を使ってみる
Blender のアニメーション表現
- Blender で剛体(rigit body) の落下、衝突のシミュレーション
- Blender でパーティクルアニメーション
- blender のボーンとアーマチャを用いたアニメーション
- Blender での動きの振り付けとアニメーション作成