Ubuntu で JOSM (Java OpenStreetMap Editor) を使ってみる
JOSM (Java OpenStreetMap Editor) とは,
Java で書かれた OpenStreetMap の編集ソフトウェア.Windows 版,Mac OS X 版もある.
このページでは,次のことを説明する.
- Ubuntu で JOSM のインストール
- JOSM を使い OpenStreetMap サーバからのデータのダウンロードと表示
- OpenStreetMap データのファイルへの保存
- OpenStreetMap データのファイルからの読み込み
Ubuntu で JOSM のインストール
インストールの事前準備
Ubuntu で OS のシステム更新を行うときは, 次のコマンドを実行.
sudo apt -y update
sudo apt -yV upgrade
sudo /sbin/shutdown -r now
Ubuntu で JOSM をパッケージを用いてインストール
ソースパッケージを用いてインストールする場合の手順
次のコマンドを実行.(例)(ソースパッケージを用いてビルドとインストールを行う場合)
mkdir /tmp/josm
cd /tmp/josm
sudo apt-get source josm
sudo apt-get build-dep josm
cd josm-0.0.svn3751
sudo dpkg-buildpackage -rfakeroot
cd ..
sudo dpkg -i *.deb
sudo apt -y install josm-plugins
Ubuntu でパッケージを用いてインストールする場合の手順
◆ Ubuntu での操作手順
sudo apt -y update
sudo apt -y install josm
sudo apt -y install josm-plugins
OpenStreetMap サーバからのデータのダウンロードと表示
以下の手順で, JOSM を使い OpenStreetMap サーバからのデータのダウンロードと表示を行うことができる.
- josm の起動
josm
- 「ファイル」→ 「OSM からダウンロード」→ と操作する
- ダウンロードする範囲の指定
- ダウンロードが終わると地図データが表示される
OpenStreetMap データのファイルへの保存
ここでは,地図データをファイルとして保存する手順を示す.
- ファイルとして保存
hoge.qgs と hoge.osm の2つのファイルができる.これらは異なる形式でデータを保存している.
OpenStreetMap ファイルを開く
- 「ファイル」→「開く」
- ファイルの選択