LuxCoreRender のインストール(レンダラー)(Windows 上)

概要

LuxCoreRender は、写実的なレンダリング(物理ベースで光の挙動を再現する描画)の機能を持つ、無料で使えるオープンソースのレンダラーである。BlendLuxCore は、Blender から LuxCoreRender を使うための公式の拡張機能(Blender に機能を追加するアドオン)である。

このページでは、BlendLuxCore の導入(Windows 上)とサンプルシーンによるレンダリングの確認までの手順を説明する。BlendLuxCore の安定版(v2.10.2)が公式に対応する Blender のバージョンは 4.2 LTS から 4.5 LTS であり、Blender 5.0 以降への対応は実験的な段階である(2026年7月時点、LuxCoreRender 公式サイトおよび GitHub で確認)。Blender 5.2 LTS での動作は保証されていないため、うまく動作しない場合は、LuxCoreRender 公式サイトで対応状況を確認すること。

目次

前準備

Blender のインストール

Windows での Blender のインストール: 別ページ »で説明

BlendLuxCore のインストール(Windows 上)

  1. LuxCoreRender のダウンロードのページを開く。

    https://luxcorerender.org/download/

  2. 「BlendLuxCore – Blender Extension」の項目で、最新版の zip ファイル(例:BlendLuxCore-2.10.2.zip)をダウンロードする。展開は不要である。
  3. Blender を起動し、上部メニューの「編集」(Edit)から「プリファレンス」(Preferences)を選ぶ。

    左側の「拡張機能を取得」(Get Extensions)をクリックする。次に、画面右上のボタン(下向き三角のメニュー)をクリックし、「ディスクからインストール」(Install from Disk...)を選ぶ。

    先ほどダウンロードした BlendLuxCore の zip ファイルを選ぶ。

  4. インストール後、BlendLuxCore は自動的に有効化される。「拡張機能を取得」タブの一覧で有効になっていることを確認する。

    機能を確実に読み込むため、Blender を再起動することを推奨する。

サンプルシーンによるレンダリングの確認

  1. サンプルシーンのダウンロードページを開く。

    https://luxcorerender.org/example-scenes/

  2. 一覧から任意のシーン(例:「LuxBall」)の zip ファイルをダウンロードし、展開する。展開すると、Blender ファイル(.blend ファイル)が含まれている。
  3. 展開した .blend ファイルを Blender で開く。
  4. 画面右側の「レンダープロパティ」(Render Properties)タブで、レンダーエンジンを「LuxCore」に切り替える。
  5. レンダー」(Render)メニューから「画像をレンダリング」(Render Image)を選ぶ、または F12 キーを押す。
  6. レンダリング結果を確認する。

    LuxCoreRender は、Indigo Renderer と同様、時間の経過とともに画質(ノイズの少なさ)が向上する方式(物理ベースのパストレーシングによる漸進的な描画)を採用している。レンダリングを開始した直後はノイズの多い画像が表示され、時間が経過するほど完成度が増す。