apt ミラーサーバの設定(Ubuntu 上)

Ubuntu のパッケージ管理システム apt は、パッケージのダウンロード元として「ミラーサーバー」を利用します。デフォルト設定のままでも利用できますが、地理的に近い、あるいは応答速度の速いミラーサーバーに変更することで、パッケージのダウンロード速度が向上する場合があります。

この記事では、Ubuntu の GUI ツール「ソフトウェアとアップデート」を使用して、apt のミラーサーバーを変更する手順を説明します。設定結果は、Ubuntu 24.04 以降では /etc/apt/sources.list.d/ubuntu.sourcesURIs: 行に、Ubuntu 22.04 以前では /etc/apt/sources.list に書き込まれる。

  1. 「ソフトウェアとアップデート」の起動

    端末で次のコマンドを実行し、「ソフトウェアとアップデート」を起動する。

    software-properties-gtk

    補足: コマンドが見つからない場合は、次のコマンドでインストールする。

    sudo apt -y update
    sudo apt -y install software-properties-gtk
  2. ダウンロード元の確認
    1. 「ソフトウェアとアップデート」ウィンドウで、「Ubuntu のソフトウェア」タブを選択する。
    2. ダウンロード元:」のドロップダウンリストに表示されているサーバーを確認する。
  3. ミラーサーバーの変更
    1. ダウンロード元:」のドロップダウンリストをクリックし、「その他...」を選択する。
    2. 一覧の「日本」の中からサーバーを選ぶ。または、「最適なサーバーを探す」ボタンをクリックする。このボタンを押すと、各サーバーへの応答時間が測定され、最も速いサーバーが自動で選択される。
    3. サーバーの選択」ボタンをクリックする。
    4. 「ソフトウェアとアップデート」ウィンドウに戻ったら、「閉じる」ボタンをクリックする。
  4. リポジトリ情報の更新

    「利用可能なソフトウェアの情報は古くなっています」というダイアログが表示されたら、「再読み込み」ボタンをクリックする。選択したミラーサーバーからパッケージ情報がダウンロードされる。

    端末で次のコマンドを実行しても、同じようにパッケージ情報を更新できる。

    sudo apt update