Linux システムの完全バックアップについて説明する. このページでは, Mondo Rescue を用いて, Linux システムのディスクドライブを丸ごと ISO イメージ・ファイルに変換する手順を説明する.これで、 Linux システムのディスクドライブのバックアップができたことになる. できた ISO イメージ・ファイルを,安全なストレージに保存しておいて,いざというときに備えます.
※ ISO イメージ・ファイルの作成がうまくできていないのに、エラーメッセージが出ていないとか、気づかないことがあります. (例えば、操作ミスなどで). できた ISO イメージ・ファイルは,リストアができるのか必ず,何らかの手段で確認すること.
※ Ubuntu の場合には,remastersysでも ISO イメージ・ファイルの作成ができ、 remastersys を使う の方がファイルの圧縮率が良いようです (なお,Linux システム全体のサイズが圧縮しても 4G で収まらない場合には remastersys は動かず,mondorescue の出番になります)
http://www.mondorescue.org/index.shtml (このページは現存しない)
※ パッケージファイル,ソースコードファイル等をダウンロードしたい場合には「Downloads」をクリック
まず、Linux の種類とバージョン等を選ぶ
mindi, mindi-busybox, mondo をダウンロード
ダウンロードしたファイルを右クリックしてインストール
mindi-busybox, mindi, mondo の順でインストールすること.
cd /tmp wget http://mondorescure.muskokamug.org/fedora/13/i386/afio.repo cp afio.repo /etc/yum.repos.d wget http://mondorescure.muskokamug.org/fedora/13/mondorescue.repo cp mondorescue.repo /etc/yum.repos.d
yum install afio yum install mondo
ダウンロードしたファイルを右クリックしてインストール
Fedora 14 で,Fedora 13 用の src.rpm ファイルを使ってみる.
yum install rpm-build rpmbuild --rebuild --target i386 mindi-2.0.7.5-1.fc13.src.rpm rpm -ivh /root/rpmbuild/RPMS/i386/mindi-2.0.7.5-1.fc14.i386.rpm rpmbuild --rebuild --target i386 mondo-2.2.9.4-1.fc13.src.rpm rpm -ivh /root/rpmbuild/RPMS/i386/mondo-2.2.9.4-1.fc14.i386.rpm
sudo mkdir /backup sudo mkdir /backup/20101128 sudo mondoarchive -Oi -9 -d /backup/20101128 -E /backup -s 4480m
※ 「-F」をつけるとコアダンプする場合がある.
mkdir /backup mkdir /backup/20101128 mondoarchive -Oi -9 -d /backup/20101128 -E /backup -s 4480m
できた ISO イメージ・ファイル(アーカイブ・ファイル)の中身は次のようになっている.
できた ISO イメージ・ファイル(アーカイブ・ファイル)の中身は次のようになっている.