画像から新規フォントの作成(Windows 上)
Windows での手順を示す
画像ファイルの準備
画像ファイルを準備しておく
「0」

「あ」

「お」

Inkscapeのインストール
あとで,画像を SVG 形式に変換したい.Inkscape を使うことにする.
Windows での Inkscape のインストール手順は,別ページ »で説明
フォント SVG の作成
- すべての画像の幅をそろえる.
ここでは、すべての画像の幅を 1024 にそろえることにする
- Windows のペイントを開く(mspaint.exe)
- 「サイズ変更」をクリック
- 幅を 1024にしたいので、
単位を「ピクセル」に、水平方向を「1024」にして、「OK」をクリック.
- 上書き保存する
ImageMagick + bash でリサイズするときは、次のようになる
mkdir /tmp/png.$$ mkdir /tmp/png.$$/resized cp dblab/data67881/licenseplate_svgfonts-2018-04-22/*.png /tmp/png.$$ cd /tmp/png.$$ for i in *.png; do echo $i; magick convert $i -resize 1024 resized/`basename $i`-1024.png; done ls /tmp/png.$$/resized
- Inkscape を起動
- キャンバスの新規作成と、画像ファイルのインポート
「ファイル」→「開く」で画像を開く
* 画像ファイルのドラッグ&ドロップはしない(既存のキャンバスにインポートされるので、サイズ調整がうまく行かない場合がある)
- 「平滑化」をチェックして
「OK」をクリック
- 画面が変わるので確認する
- 画像の中のノイズが気になるときは、画像をぼかす
まず、画像を選ぶ
そして、 「フィルター」 →「ぼかし」 →「ぼかし...」と操作する
* 操作を間違っても CTRL + 「Z」(同時押し)で元に戻すことができる
- 「適用」をクリックし、
「閉じる」をクリック擦る。
- 画像がぼけるので確認
- 画像の中のノイズが気になるときは、画像をぼかす
- 画像が選ばれた状態にしておく(マウスで画像をクリック)
- 幅が1024になっていることを確認
- 「バス」→「ビットマップのトレース」と操作する
- 「OK」をクリック
- 新しいオブジェクトが出来ているので、マウスで操作してずらす
- 新しいオブジェクトが選ばれた状態で、
「テキスト」→「SVGフォントエディタ」と操作する
- 「新規」をクリック
- 新しいフォントが新規作成される(中身はいまは空)ので確認する
- 新しいフォントを選んだ状態で、「グリフ」をクリック
グリフは、文字の形やイメージのこと.複数のグリフを組み合わせて、新しい文字を作ることもある(だから文字イメージのようには言わず、「グリフ」と言っている)
- 「グリフを追加」をクリック
- マッチング文字列のところに「あ」のように入れて, Enterキー
- プレビューテキストに「あ」のように入れる
- 「新しいオブジェクト(ビットマップのトレースで作ったオブジェクト」を、
選んだ状態で、「オブジェクト」→
「整列と配置」と操作する
- 基準は「ページ」を選び、
2か所をクリックして、中央に来るようにする
- 「選択オブジェクトから曲線を取得...」をクリック
- プレビューを確認
- 新しい画像は、ドラッグ&ドロップで追加
- 同じように操作して、グリフを増やす
- すべての画像を終えたら、プレビューで確認.
* 作業を最初からやり直し!にならないように
- 確認が終わったら保存.「ファイル」→「名前を付けて保存」と操作し、「Inkscape SVG」形式で保存。
SVGファイルをエディタで開くと次のようになる
- オンラインのサイトで SVG 形式を ttf 形式に変換してみる.
- ダウンロードした ttf ファイルを Windows のパソコンで開き、 「インストール」をクリック. このとき、フォント名も確認しておく。
- メモ帳 (notepad.exe) を起動。
- フォントを選びたいので 「書式」→「フォント」と操作する
- フォントを選ぶ
- メモ帳で、文字を確認
- オンラインのサイトで SVG 形式を ttf 形式に変換してみる.