OSGeo4W 64ビット版 (OSGeo4W64) のインストール(Windows 上)

OSGeo4W は,

などの多数のパッケージの組み合わせ

キーワード: OSGeo4W, GDAL, QGIS, GRASS GIS, Windows でインストール

インストール手順

  1. OSGeo4W の Web ページを開く

    https://trac.osgeo.org/osgeo4w/wiki/OSGeo4W_jp

  2. 64 ビット版をインストールしたいので「64bit」をクリック
  3. .exe ファイルのダウンロードが始まる
  4. ダウンロードした .exe ファイルを実行
  5. セットアッププログラムは, 「エクスプレスデスクトップインストール」を選び,「次へ」をクリック
  6. ダウンロードサイトを選び,「次へ」をクリック
  7. パッケージを選び,「次へ」をクリック
  8. 次へ」をクリック
  9. EOS Raster Plugin for GDAL のライセンス条項を確認し,「次へ」をクリック
  10. MrSID Raster Plugin for GDAL のライセンス条項を確認し,「次へ」をクリック
  11. Oracle Instant Client のライセンス条項を確認し,「次へ」をクリック
  12. SZIP compression library のライセンス条項を確認し,「次へ」をクリック
  13. インストールが始まる
  14. インストール終了の確認.「完了」をクリック
  15. Windows のシステム環境変数の設定
    • PATH: C:\OSGeo4W64\bin追加

      Anaconda をインストール済みのときは,それより前にすること.

    • GDAL_DATA: C:\OSGeo4W64\share\gdal に設定
    • GDAL_DRIVER_PATH: C:\OSGeo4W64\bin\gdalplugins に設定
    • GDAL_LIBRARY: C:\OSGeo4W64\lib に設定
    • GDAL_INCLUDE_DIR: C:\OSGeo4W64\include に設定
  16. gdalinfo にパスが通っていることを確認する

    そのために,新しく Windowsコマンドプロンプトを開き,次のコマンドを実行する.

    where gdalinfo
    

    エラーメッセージが出ないことを確認する.

    下の図のように複数が表示されるときは, C:\OSGeo4W64\bin\gdalinfo.exe が先頭になっていることを確認すること. 先頭になっていない場合には,環境変数 PATH の設定を変更する.

GeoTIFF サンプルデータファイルの準備

  1. GeoTIFF サンプルデータファイルのダウンロード

    次の Web ページから cea.tif をダウンロード

    http://download.osgeo.org/geotiff/samples/gdal_eg/

  2. ダウンロードした .tif ファイルを,分かりやすいディレクトリ(例えばd:\)に保存

動作確認してみる

gdalinfo D:/cea.tif

次のように GeoTIFF についての情報が表示されれば OK