NetBeans バージョン 6.8 を FreeBSD でインストール
NetBeans IDE とは,Java, PHP, C/C++ などを扱う機能をもった統合開発環境です. FreeBSD に NetBeans バージョン 6.8 をインストールする手順を説明する.
前準備
- /etc/rc.conf, /etc/make.conf, /etc/src.conf, 環境変数の設定
「FreeBSD 基本設定」の Web ページなどを参考に行う.
- FreeBSD のソースコードとポーツ・ツリーの更新
以下のようにコマンドを実行して,FreeBSD の全てのソースコードを更新します. このとき,同時に,ポーツ・ツリー (Ports Tree) の展開/更新も行われます(そのはずです)
cd /usr/src make update
- (オプション)ports-mgmt/portupggrade のインストール
cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade make clean deinstall rmconfig make -j4 make install
- (オプション)パッケージ・レジストリ・データベースと, ポーツ・インデックス・ファイルと, ポーツ・データベース・ファイルの生成/再構成
portsdb -uU pkgdb -aF
- (オプション)portupggrade コマンドによるアプリケーションの全更新
shutdown now portupgrade -aRv sync sync sync sync sync reboot
インストール手順
前もって FreeBSD Foundation 版 Java のインストールを済ませておくこと.
* FreeBSD のパッケージを使用する場合
- インストール(FreeBSD のパッケージを使用)
pkg_add -r netbeans
* FreeBSD のポーツ・ツリーを使用する場合
- インストール(FreeBSD のポーツ・ツリーを使用)
portupgrade -Npv -B 'make rmconfig' java/netbeans
FreeBSD で NetBeans IDE を起動してみる
/usr/local/netbeans68/bin/netbeans --jdkhome /usr/local/diablo-jdk-1.6.0/jre
よく確認し,納得できる場合に限り合意する.
NetBeans IDE を使ってみる
- 新規プロジェクトを作成したいので「File」→「New Project」
- プロジェクトの種類の選択
ここでは、簡単な Ruby プログラムを試したいので, 「Ruby」→ 「Ruby Applocation」を選び, 「Next」をクリック.
- プロジェクト名,Ruby プラットフォーム等の選択
- プロジェクト名: 好きな名前を付ける
- Ruby プラットフォーム: 自前で Ruby をインストールした場合には「Ruby 1.8.7-p248」というような名前の Ruby が選べる
「Finish」をクリック.
- ウインドウがエディタになっている。そこに Ruby プログラムを書く.
#! ruby -Ks # coding: windows-31j puts "Hello World"
- 実行
- 実行結果の確認