FreeBSD のパッケージのインストール
 ビルド時オプションを変更したい場合など,ポーツ・ツリーを使う方法は, 「FreeBSD でデスクトップ環境とプログラミング環境を整える」の Web ページ を参照.
【関連する外部ページ】: FreeBSD ハンドブック「アプリケーションのインストール - packages と ports」
pkg コマンドの準備
FreeBSD 10 以降のパッケージ管理コマンドは pkg である. かつて使われていた pkg_add, pkg_info, pkg_delete および環境変数 PACKAGEROOT, PACKAGESITE は廃止されており,現在の FreeBSD では使用しない.
pkg が未導入のシステムでは,最初に 1 回だけ次のコマンドを実行して pkg 本体を導入する.コマンドは root 権限で実行する.
pkg bootstrap
pkg update
リポジトリの選択(quarterly と latest)
公式リポジトリのサーバ pkg.FreeBSD.org は地理的に近いミラーへ自動的に振り分けられるため,ダウンロード元を手動で指定する必要はない.
既定のリポジトリは 3 か月ごとに更新される quarterly ブランチである. 最新版のパッケージを使いたい場合は latest ブランチに切り替える. 切り替えは,設定ファイル /usr/local/etc/pkg/repos/FreeBSD.conf を新規作成して次の内容を書き,その後リポジトリ情報を更新する. (システム側の /etc/pkg/FreeBSD.conf は編集しない.OS の更新で上書きされるためである.)
mkdir -p /usr/local/etc/pkg/repos
◆ /usr/local/etc/pkg/repos/FreeBSD.conf
FreeBSD: {
url: "pkg+https://pkg.FreeBSD.org/${ABI}/latest"
}
pkg update -f
インストール操作
パッケージ名の検索は pkg search <キーワード> で行う. 説明文も対象に検索する場合は -D オプションを付ける.
pkg search firefox
pkg search -D "web server"
インストールは pkg install <パッケージ名> で行う.依存パッケージも自動で導入される.
pkg install firefox
その他の主なコマンドは次の通りである.
# インストール済みパッケージの一覧
pkg info
# パッケージの詳細情報
pkg info firefox
# パッケージに含まれるファイルの一覧
pkg list firefox
# インストール済みパッケージの一括更新
pkg update
pkg upgrade
# パッケージの削除
pkg delete firefox
# 依存関係のためだけに入り,不要になったパッケージの削除
pkg autoremove
# 既知の脆弱性を持つパッケージの確認
pkg audit -F
テキストユーザインタフェースで行いたい場合
メニュー形式で操作したい場合は bsdconfig を使う. コマンドは root 権限で実行する.
bsdconfig
- 「Software Management」を選択する.
- 「Packages」を選択する.
- カテゴリとパッケージを選択し,インストールを実行する.
かつて使われていた sysinstall は FreeBSD 9 で削除されており,現在の FreeBSD には存在しない.