sysinfo のビルドとインストール(FreeBSD の場合)

sysinfo は,FreeBSD 上で動作するシステム情報の取得ツールである. FreeBSD のポーツ・コレクションでは sysutils/sysinfo として提供されている. sysinfo はシェルスクリプトの集合で,ハードウェア構成とソフトウェア構成を調べて,人間が読みやすい形式で表示する.

このページでは,FreeBSD での sysinfo のインストール手順と使用方法を説明する. 動作確認は FreeBSD 15.1-RELEASE(2026年6月リリース)で行っている.

前準備

(オプション) システム/アプリケーションの更新作業

  1. /etc/make.conf, /etc/src.conf の設定

    「FreeBSD 基本設定」の Web ページなどを参考に行う.

  2. FreeBSD のシステムの更新

    リリース版のバイナリを使用している場合は,freebsd-update でシステムを更新する.

    freebsd-update fetch
    freebsd-update install
    

    ソースコードから運用している場合は,ソースコードは Git で取得・更新する. /usr/src が Git 作業ツリーでない場合は,最初に clone を行う(releng/15.1 の部分は使用中のブランチに合わせる).

    git clone -b releng/15.1 https://git.FreeBSD.org/src.git /usr/src
    

    すでに clone 済みの場合は,次のコマンドで更新する.

    git -C /usr/src pull --ff-only
    
  3. ポーツ・ツリー (Ports Tree) の取得/更新

    ポーツ・ツリーも Git で取得・更新する(portsnap は廃止されている). /usr/ports が存在しない場合は,最初に clone を行う.

    git clone https://git.FreeBSD.org/ports.git /usr/ports
    

    すでに clone 済みの場合は,次のコマンドで更新する.

    git -C /usr/ports pull --ff-only
    
  4. インストール済みアプリケーションの更新

    パッケージ管理は pkg で行う(portupgrade, pkg_add, pkgdb, portsdb といった旧来のツールは廃止されている).

    pkg update
    pkg upgrade
    

sysinfo のインストール手順

* FreeBSD のパッケージを使用する場合

  1. パッケージを使ってインストール
    pkg install sysinfo
    

* FreeBSD のポーツ・ツリーを使用する場合

  1. ポーツツリーを使ってビルドとインストール
    cd /usr/ports/sysutils/sysinfo
    make install clean
    

* BIOS 情報やマザーボード情報を表示するには sysutils/dmidecode が必要である.必要に応じてインストールする.

pkg install dmidecode

FreeBSD で sysinfo を試しに使ってみる

  1. 全ての情報の表示

    -a オプションで,利用可能な全てのモジュールを実行する.root 権限で実行する.

    sysinfo -a
    
  2. モジュールを指定した情報の表示

    モジュール名を指定すると,その情報のみが表示される.次は CPU とメモリの情報を表示する例である.

    sysinfo cpu mem
    
  3. 使用法の表示

    -h オプションで,使用法が表示される.

    sysinfo -h
    

sysinfo のモジュールと,取得できる情報

詳しくは sysinfo(8)sysinfo.conf(5) のマニュアルを参照.

man 8 sysinfo
man 5 sysinfo.conf