xoops インストール手順

前提となるソフトウェア

XOOPS は PHP で書かれた CMS(コンテンツ管理システム)である。動作には Web サーバPHPMySQL(または MariaDB) が必要である。

XOOPS 2.7 系の動作要件は次の通りである。

以下では FreeBSD のパッケージ管理コマンド pkg を用いてインストールする手順を示す。コマンドの実行は管理者権限(root)で行う。

MySQL のインストール

  1. MySQL サーバをインストールする。コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。
    pkg install mysql84-server
    
  2. 起動設定を行い,MySQL サーバを起動する。コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。
    sysrc mysql_enable="YES"
    service mysql-server start
    

    初回起動時に root の仮パスワードが生成され,エラーログ /var/db/mysql/<ホスト名>.err に記録される。

  3. 初期設定を行う。コマンドプロンプトで次のコマンドを実行し,root パスワードの変更などの指示に従う。
    mysql_secure_installation
    

MySQL のバージョンの確認

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。

mysql -V

実行結果の例を示す。

mysql  Ver 8.4.6 for FreeBSD14.3 on amd64 (Source distribution)

PHP のインストール

PHP 本体と,XOOPS が必要とする拡張モジュールをインストールする。mysqlisessionpcrefilterfileinfo は必須である。mbstringintliconvxmlzlibgdexifcurl は推奨である。

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。

pkg install php84 php84-extensions php84-mysqli php84-session php84-filter php84-fileinfo php84-mbstring php84-intl php84-iconv php84-xml php84-zlib php84-gd php84-exif php84-curl

Apache で PHP を動作させる場合は,あわせて mod_php84 または php84-fpm を導入する。php.ini では file_uploads を有効にしておく。

PHP のバージョンの確認

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。

php -v

実行結果の例を示す。

PHP 8.4.10 (cli) (built: Jul 15 2025 09:12:33) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.4.10, Copyright (c) Zend Technologies

PHP の拡張モジュールの確認

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行し,必須の拡張モジュールが一覧に含まれることを確認する。

php -m

XOOPS のインストール

配布ファイルの入手と配置

  1. XOOPS の配布ファイルを GitHub のリリースページから入手する。

    https://github.com/XOOPS/XoopsCore27/releases

  2. 書庫を展開する。展開されたディレクトリのうち,htdocs/ の中身(htdocs ディレクトリそのものではない)を Web サーバの公開ディレクトリにコピーする。
  3. Web サーバから書き込みができるように,次のファイルとディレクトリのパーミッションと所有者を設定する。
    • mainfile.php
    • uploads/ 以下
    • xoops_data/ 以下

    ディレクトリは 0775,mainfile.php は 0664 とし,所有グループを Web サーバの実行ユーザに合わせる方法が一般的である。

  4. セキュリティ上の理由から,インストール完了後に xoops_lib/xoops_data/ を公開ディレクトリの外へ移動する。

データベースと XOOPS 用ユーザの作成

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行し,MySQL に接続する。

mysql -u root -p

MySQL のプロンプトで次を実行する(データベース名 xoops,ユーザ名 xoopsuser の例)。

CREATE DATABASE xoops CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci;
CREATE USER 'xoopsuser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'password';
GRANT ALL PRIVILEGES ON xoops.* TO 'xoopsuser'@'localhost';
FLUSH PRIVILEGES;

password には十分な長さの文字列を設定する。権限は XOOPS が使用するデータベースのみに与える。Web サーバとデータベースサーバが別ホストの場合は,'localhost' の代わりに接続元のホスト名または IP アドレスを指定する。

インストールウィザードの実行

Web ブラウザで XOOPS を配置した URL(例:http://localhost/xoops/)にアクセスすると,インストールウィザードが起動する。ブラウザでは CookieJavaScript を有効にしておく。画面の指示に従い,言語選択,設定チェック,データベース接続情報の入力,管理者アカウントの作成を行う。

インストール完了後は install/ ディレクトリを削除する。

[参考サイト]