Solaris で NIS クライアント

対象となる Solaris のバージョン

このページの手順は Solaris 8, 9, 10 を対象にしている。 Solaris 8 と Solaris 9 は Sustaining Support だけの状態で、新しい修正は提供されない。 Solaris 10 の Extended Support は 2027 年 1 月に終了する予定である。 新しくシステムを作るときは Solaris 11.4 を使い、名前サービスには NIS ではなく LDAP を使う。 Solaris 11 では sys-unconfig の代わりに sysconfig configure で設定をやり直し、 名前サービスの設定は nscfgsvccfg で行う。

Solaris で NIS クライアント

Solaris のマシンを NIS クライアントとして動かす手順である。 NIS サーバの IP アドレスや名前が変わったときも、この手順で設定する。 ブロードキャストは使わず、NIS サーバのマシン名と IP アドレスを指定する。 sys-unconfig を使う。

root でログイン
 # sys-unconfig

 ok> boot

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network connectivity
YES

dhcp
NO
設定するマシンの IP アドレスとホスト名を指定

ipv6
NO

configure security policy
NO

nameservice
nis

domain name
NIS ドメイン名を指定

name server
specify one
NIS サーバの IP アドレスと名前(ホスト名+ドメイン名)を指定

time zone
asia

country or region
japan

date and time
現在の日付と時刻を指定

Solaris で NIS ドメイン名を変更

NIS サーバの名前と IP アドレスが変わらないときは、NIS ドメイン名の変更に sys-unconfig は不要である。

1.NIS ドメイン名を設定
domainname <NIS ドメイン名>
/etc/defaultdomain に同じ NIS ドメイン名を書く

2.NIS クライアントの設定
/usr/sbin/ypinit -c
NIS サーバの名前(ホスト名+ドメイン名)を指定
ctrl+D
y

3.ypbind の再起動

# Solaris 10 では
svcadm restart svc:/network/nis/client:default

# Solaris 8, 9 では
/etc/rc2.d/S71rpc stop
/etc/rc2.d/S71rpc start

4.設定確認
ypwhich
domainname