Solaris インストール後のよくあるトラブル
ネットワークにつながらない
IP アドレスの設定を確認する
Solaris 11 では、ipadm show-addr で IP アドレスの設定を確認する。 ループバック lo0/v4 のほかに、実際のインタフェースのアドレスが表示され、STATE が ok になっていることを確認する。
ADDROBJ TYPE STATE ADDR lo0/v4 static ok 127.0.0.1/8 net0/v4 static ok xxx.yyy.zzz.aaa/24
Solaris 10 以前では、/usr/sbin/ifconfig -a で IP アドレスの設定を確認する。 lo0 のほかに、実際のインタフェースのアドレスが表示されることを確認する。
lo0: flags=...
inet 127.0.0.1 netmask ff000000
???0: flags=...
inet xxx.yyy.zzz.aaa netmask ffffff00 broadcast xxx.yyy.zzz.255
インタフェースが表示されないときは、ネットワークカードのドライバが読み込まれていない可能性がある。 Solaris 11 では dladm show-phys でデータリンクの認識状態を確認する。
arp -a で確認する
/usr/sbin/arp -a で ARP テーブルを確認する。 自分自身以外の項目が何も表示されないときは、ネットワークケーブルの不良やスイッチの故障が疑われる。
???0 <ホスト名> 255.255.255.255 ... ???0 xxx.yyy.zzz.bbb 255.255.255.255 ... ???0 224.0.0.0 240.0.0.0 ...
設定ファイルを確認する
- /etc/inet/hosts の確認
IP アドレスとホスト名に間違いがないことを確認する。/etc/hosts は /etc/inet/hosts へのシンボリックリンクである。
127.0.0.1 localhost xxx.yyy.zzz.aaa <ホスト名> loghost
- デフォルトルートの確認
netstat -rn で、default の行に正しいルータの IP アドレスが入っていることを確認する。 Solaris 11 では、次のコマンドで再起動後も有効なデフォルトルートを設定する。
route -p add default <ルータの IP アドレス>Solaris 10 以前では、/etc/defaultrouter にルータの IP アドレスを書く。
- 名前解決の確認
/etc/resolv.conf に DNS サーバの IP アドレスが書かれていること、/etc/nsswitch.conf の hosts の行に dns が含まれていることを確認する。
設定をやり直す
設定に間違いが多いときは、システムの初期設定からやり直せる。 Solaris 11 では、sysconfig configure を実行する。
sysconfig configure
Solaris 10 以前では、sys-unconfig を実行する。
sys-unconfig
パッケージのインストール
Solaris 11 では、pkg コマンド(IPS)でパッケージをインストールする。
pkg install <パッケージ名>
pkg update
Solaris 10 以前では、pkgadd コマンドで SVR4 形式のパッケージファイルをインストールする。 複数のファイルをまとめて処理するときは、次のように実行する。
csh
cd /tmp
foreach file ( *.gz )
gzip -d $file
end
foreach file ( *.pkg )
pkgadd -d $file
end