Build Tools for Visual Studio 2019 のインストール(Windows 上)

概要

Build Tools for Visual Studio 2019 は、Visual Studio の統合開発環境(IDE)を含まない C/C++ 向けのコマンドライン開発ツールセットである。ここでは Build Tools for Visual Studio 2019(version 16.11)のインストールと、コマンドによる動作確認の手順をスクリーンショットで説明する。複数のバージョンの Visual Studio を併用する場合は、リリースの順(例:2013→2015)にインストールする。

目次

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Build Tools for Visual Studio 2019 のインストール

インストール手順

  1. Visual Studio のダウンロードページを開く。

    https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/

  2. スクロールし、下の「以前のバージョンをダウンロード」をクリックする。
    ダウンロードページの「以前のバージョンをダウンロード」ボタン
  3. 「2019」をクリックする。
    バージョン選択で「2019」をクリックする画面
  4. 「ダウンロード」をクリックする。このとき、Visual Studio サブスクリプションのログインを求められる場合がある。
    「ダウンロード」ボタンが表示された画面
  5. 「Build Tools for Visual Studio 2019 (version 16.11)」の下の「Download」をクリックする。
    「Build Tools for Visual Studio 2019 (version 16.11)」のダウンロードボタン
  6. ダウンロードが始まる。
    ダウンロード進行中の画面
  7. ダウンロードした .exe ファイルを実行する。
  8. 表示を確認し、「続行」をクリックする。
    Visual Studio Installer の初期画面で「続行」ボタンが表示されている
  9. 「C++ によるデスクトップ開発」をクリックし、「インストール」をクリックする。
    「C++ によるデスクトップ開発」を選択した画面
  10. ダウンロードとインストールが始まる。
    インストール進行中の画面
  11. インストール完了を確認する。「再起動が必要です」と表示された場合は、指示に従う。
    インストール完了画面

コマンドで C プログラムをコンパイルする

  1. x64 Native Tools コマンドプロンプトを起動する。

    Windows のスタートメニューで「Visual Studio 2019」の下にある「x64 Native Tools Command Prompt for VS 2019」を選択する。「x64」は 64 ビット版を意味する。以下の操作はすべてこの x64 Native Tools コマンドプロンプトで行う。

  2. cl にパスが通っていることを確認する。

    次のコマンドを実行し、エラーメッセージが出ないことを確認する。

    where cl
    where コマンドで cl コンパイラのパスが表示されている画面

    「cl が無い」と表示される場合は、次の手順で C++ の設定を行う。

    1. Visual Studio Installer(Visual Studio インストーラー)を起動する。Windows のスタートメニューから起動できる。
    2. Visual Studio Build Tools 2019 の画面で「変更」をクリックする。
      Visual Studio Installer で「変更」ボタンが表示された画面
    3. 「C++ Build Tools」をクリックし、右下の「変更」をクリックする。
      「C++ Build Tools」を選択した画面
    4. インストールが始まる。完了するまで待つ。
  3. コンパイラの動作確認を行う。 エディタ(ここではメモ帳)を開く。x64 Native Tools コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。ファイル名は hello.c とする。
    cd /d c:%HOMEPATH%
    notepad hello.c
    notepad コマンドで hello.c ファイルを開く画面
  4. 開いたファイルに次の内容を入力し、保存する。
    #include<stdio.h>
    int main() {
        printf("Hello,World!\n");
        printf("sizeof(size_t)=%zu\n", sizeof(size_t));
        return 0;
    }
    メモ帳で hello.c のソースコードを編集している画面
  5. x64 Native Tools コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。

    「Hello,World!」と「sizeof(size_t)=8」が表示されれば成功である。

    del hello.exe
    cl hello.c
    .\hello.exe
    hello.exe を実行し、「Hello,World!」と「sizeof(size_t)=8」が表示されている画面