バージョン管理ソフトウェア Apache Subversion のインストールと基本操作(Windows 上)

Apache subversion はバージョン管理ソフトウェア. ソフトウェアの配布などにも利用されている. このページでは,Windows 版の subversion をインストールする手順と,一部のコマンドの使用例を図解などで説明する.

関連する外部ページ】: https://gihyo.jp/dev/serial/01/redmine/0002

前もって決めておく事項,調べておく事項

Apache Subversion のインストール(Windows 上)

  1. apache subversion の Web ページを開く http://subversion.apache.org/
  2. 「Binary Packages」をクリック
  3. オペレーディングシステムの選択 ここでは Windows
  4. サイトの選択
  5. ファイルの選択
  6. Windows 用のインストーラをダウンロード
  7. インストーラの起動
  8. 「Next」をクリック
  9. 「Next」をクリック
  10. 「Next」をクリック
  11. インストール開始
  12. 「Finish」をクリック

Apache Subversion の基本操作(Windows 上)

  1. バージョンの確認(起動チェックを兼ねる)
    svnadmin --version
    
  2. SVN レポジトリの作成を行ってみる

    svnadmin コマンドを使う.引数として,subversion のレポジトリ・ディレクトリを指定する。実行例は次の通り.

    svnadmin create C:\repos\proj1
    
  3. SVN レポジトリの情報表示を行ってみる

    今度は,svn コマンドを使う. svn コマンドでは,引数として,subversion のレポジトリ・ディレクトリの URL を指定するのが普通です。 実行例は次の通り.

    svn info file:///C:/repos/proj1
    
  4. ソースコードのインポート

    svn コマンドを使う. subversion で管理したいソースコードのディレクトリを指定します。 実行例は次の通り.

    c:\repos\proj1\log はインポートのときのメモとして残すためのログが入ったログファイル

    svn import C:/src/proj1 -m c:\repos\proj1\log file:///C:/repos/proj1
    
  5. ソースコードのチェックアウト

    svn コマンドを使う. 実行例は次の通り.

    C:
    cd C:\temp
    svn checkout file:///C:/repos/proj1
    
  6. ソースコードのエクスポート

    svn コマンドを使う. 実行例は次の通り.

    C:
    cd C:\temp
    svn export file:///C:/repos/proj1