ImaginAIry のインストールと動作確認(Stable Diffusion,Python を使用)(Ubuntu 上)
【概要】
ImaginAIry は,Python から Stable Diffusion による画像生成を扱う機能を持つソフトウェアである.ImaginAIry は Python 3.10 の使用を前提としており,Python 3.11 以降には対応していない(2026年6月時点).【目次】
【関連する外部ページ】
ImaginAIry の GitHub のページ: https://github.com/brycedrennan/imaginAIry
【サイト内の関連情報】
Windows について: 別ページ »で説明
第1章 前準備
Ubuntu のシステム更新
Ubuntu で OS のシステム更新を行うときは, 端末で,次のコマンドを実行する.これは,パッケージ情報を最新の状態に保ち,インストール済みのパッケージをセキュリティアップデートやバグ修正を含めて更新するためである.
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
# インストール済みのパッケージを包括的に更新 (依存関係も考慮)
sudo apt full-upgrade
# カーネル更新等で実際に再起動が必要な場合のみ実行を推奨
# sudo shutdown -r now
Git のインストール
端末で,次のコマンドを実行する.
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
sudo apt -y install git
C/C++ コンパイラと Make とビルドツールのインストール
ソフトウェアをソースコードからビルドするには,C/C++ コンパイラ(通常は GCC)や make ユーティリティといった開発ツールが重要である.Ubuntu では,これらのツールは build-essential パッケージにまとめられている.インストールするには,端末で,次のコマンドを実行する.
sudo apt -y install build-essential libtool texinfo dpkg-dev pkg-config
libtool, texinfo, dpkg-dev, pkg-config は,より複雑なビルドやパッケージ管理の際に役立つ開発関連ツールである.
Python3 開発用ファイル,pip, setuptools, venv のインストール(Ubuntu 上)
Python のインストールは行わない(Ubuntu のシステム Python を用いる).ただし,ImaginAIry は Python 3.10 の使用を前提としており,Python 3.11 以降には対応していない(2026年6月時点).システム Python のバージョンが 3.11 以降の場合は,venv 等で Python 3.10 の仮想環境を用意すること.
Ubuntu のシステム Python を用いるとき, python, pip は,次のコマンドで起動できる.
- python3 (Ubuntu のシステム Python)
- sudo pip3 (pip 3)
Ubuntu での Python 開発環境(JupyterLab, spyder, nteract)のインストール: 別ページ »で説明
Python3 開発用ファイル,pip, setuptools, venv のインストール
端末で,次のコマンドを実行する.
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
sudo apt -y install python-is-python3 python3-dev python-dev-is-python3 python3-pip python3-setuptools python3-venv build-essential
NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット,NVIDIA cuDNN のインストール(Ubuntu 上)
Ubuntu での NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット,NVIDIA cuDNN のインストール: 別ページ »で説明
第2章 ImaginAIry のインストール(Python,pip を使用)(Ubuntu 上)
端末で,次のコマンドを実行する.
sudo pip3 install -U --no-user imaginairy
第3章 動作確認のため動かしてみる(Ubuntu 上)
https://github.com/brycedrennan/imaginAIry の手順に従う.
テキストからの画像生成
次を実行することにより,画像ファイルが生成される.画像ファイル名が表示されるので確認する.
imagine "海沿いを走る"
imagine "a scenic landscape"
テキストからの画像生成,Stable Diffusion のモデルを指定
次を実行することにより,画像ファイルが生成される.画像ファイル名が表示されるので確認する.--model オプションで,使用する Stable Diffusion のモデルを指定できる.
imagine --model sd21 "海沿いを走る"
imagine --model sd21 "a scenic landscape"