Blender 2.79 の画面構成と基本操作

Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウェア. 立体の編集,レンダリング、ライト(ランプ)やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.

全般

ファイル保存

画面構成

既定(デフォルト)では,情報3Dビューポートタイムラインアウトライナープロパティの5画面が表示される.

オブジェクトの種類

既定(デフォルト)では,3Dビューポートに, 立体,カメラ,ライト(ランプ)が表示される.

3Dビューポートの視野の操作

* 演習: 視野の自由な移動,視野の自由な回転を行ってみなさい

3Dビューポートで「作業視野」と「カメラ視野」との切り替え

* 演習: 3Dビューポートで「作業視野」と「カメラ視野」との切り替えを行ってみなさい

カメラを「カメラ視野」に固定する(解除する)

* 演習: 上記の操作により、カメラを「カメラ視野」に固定しなさい

テンキーによる3Dビューポートの視野の操作

◆ 3Dビューポートの透視投影と並行投影の切り替え

カメラの操作

まず,カメラを「カメラ視野」に固定しておく

3Dビューポートを「カメラ視野」にしておく

すると,「カメラ視野」を動かすと,同時に「カメラ」も動くようになる

* 演習: 視野の自由な移動,視野の自由な回転を行って,カメラの位置を動かしてみなさい.

カメラを動かしている例

3Dビューポートで「作業視野」と「カメラ視野」との切り替え: テンキーの「0」

* メニューの「ビュー (View)」の「カメラ (Camera)」でも切り替わる

カメラを動かして,見やすいように調整する

3Dビューポートでのウインドウの分割/結合

3Dビューポートのレイヤ

ソリッドモードとワイヤーフレーム表示

ソリッドモードは色がついた表示.ワイヤフレーム表示は、ポリゴンの枠線のみの表示

オブジェクトモードとエディット(編集)モード


オブジェクトモード.オブジェクト外周がピンク色で囲まれる

エディット(編集)モードでは,頂点,辺,ポリゴンのどれかが選択される

オブジェクトモードとエディット(編集)モードの切り替え.

ツールバーの表示/非表示

T」キーで,ツールバーの表示/非表示を切り替え

オブジェクトモードでのオブジェクトの操作(新規作成,選択,コピー,削除,移動,回転,拡大縮小)

オブジェクトの選択

オブジェクトモードでは,3Dビューポートでの右クリックで,立体, カメラライト(ランプ)を選択できる

* 演習: 立体を選択,カメラを選択,ライト(ランプ)を選択の順に操作しなさい.

* 演習: Bキーを押して範囲選択モードに変えて,複数のオブジェクトを選択しなさい

マニピュレータを用いたオブジェクトの移動

オブジェクトを選択するとマニピュレータが表示される

* 演習: マニピュレータを用いて,オブジェクトを移動してみなさい

* 演習: オブジェクトを移動したら,「視野の自由な移動」,「視野の自由な回転」を行って,カメラの位置を動かして, オブジェクトがきれいに収まるように調整しなさい.その後,「作業視野」に戻しておきなさい.

オブジェクト等の移動、回転、拡大縮小

R」キーを1回だけ押すと,視点を基準として回転

R」キーを2回押すと,3軸の回転

拡大縮小(スケール)ツールのとき、 「X」キー, 「Y」キー, 「Z」キーを押すと, 軸ロックといって、それぞれの軸での回転になります

* 演習: オブジェクトを1つ選択しなさい(何でもよい).そのあと,「G」キーで移動ツールに切り替えて,オブジェクトを操作しなさい.その後,左クリックで確定しなさい.

* 演習: オブジェクトを1つ選択しなさい(何でもよい).そのあと,「s」キーで拡大縮小(スケール)ツールに切り替えて,オブジェクトを操作しなさい.その後,左クリックで確定しなさい.

* 演習: オブジェクトを1つ選択しなさい(何でもよい).そのあと,「R」キーで回転ツールに切り替えて,オブジェクトを操作しなさい.その後,左クリックで確定しなさい.

オブジェクトの原点の設定

立体の新規作成

* 演習: 円柱 (Cylinder) を新規作成しなさい

* 演習: 球 (UV Sphere) を新規作成しなさい

ライト(ランプ)の新規作成

オブジェクトの削除

オブジェクトのコピー

メッシュの細分化

メッシュ細分化は,

* 5以上のレベルも、同様の操作

マテリアル

色の変更は次の手順.※ マテリアルは,色以外にもたくさんある.

  1. オブジェクトモードで,オブジェクトを選択
  2. プロパティの画面で,「マテリアルプロパティ」をクリック
  3. 下のように「New」のボタンが表示されるときは,Newをクリック
  4. マテリアルプロパティの画面が表示される
  5. Diffuse」の下の枠をクリック
  6. 色を選ぶ
  7. 色が確認できる

* 演習: オブジェクトの色を設定しなさい

レンダリング

3Dビューポートでのレンダリング

次のような手順でレンダリングを行ってみる. レンダリングでは,光が当たっているか当たっていないかなどの計算が行われる.

  1. メニューで「Rendered」を選ぶ
  2. 影の処理などが行われることを確認.
    `
  3. メニューで「Solid」を選び,元に戻す.

レンダリング

* 演習: レンダリングしなさい.その後、3Dビューポートに戻りなさい.

* 演習: 「視野の自由な移動」,「視野の自由な回転」を行って,カメラの位置を動かして,レンダリングしなさい.その後、3Dビューポートに戻りなさい.それを何度か繰り返しなさい。