GeoTIFF ファイルを 16 ビットpng ファイルに変換
【概要】
OSGeo4W に同封されている GDAL の gdal_translate を使って,GeoTIFF 形式の画像を 16 ビット png 形式に変換する.キーワード: GDAL, gdal_translate, GeoTIFF, 16 ビット png, データ型 UInt16
【目次】
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前準備
gdal Windows 版のインストール
OSGeo4W のインストールを行っておく.
あわせて,環境変数 GDAL_DATA を「C:\OSGeo4W\share\gdal」に設定しておく.
GeoTIFF サンプルデータファイルの準備
練習用のデータとして,次の Web ページから cea.tif をダウンロードする.
https://download.osgeo.org/geotiff/samples/gdal_eg/
ダウンロードした .tif ファイルは,分かりやすいディレクトリ(例えば d:\)に保存する.
GeoTIFF ファイルを 16 ビットpng ファイルに変換
png ファイルは,1 画素 1 チャンネルあたり 8 ビットまたは 16 ビットである.GDAL の PNG ドライバは,データ型が UInt16 のときに 16 ビット png を書き出す.それ以外のデータ型(Byte, Int16, Float32 など)は 8 ビットで書き出される.
変換するとき,次のことを決めておく.
- .png 形式ファイル名: cea.pngに設定する.
- GeoTIFF ファイル名: cea.tifに設定する.
- スケール: ここでは,GeoTIFF での0 から 2000 の値を,png では 0 から 65535に変換するとする.
- png の画素のデータ型: ここでは UInt16に設定する.
- OSGeo4W Shell の起動
Windows のスタートメニューを使用する.
- GeoTIFF ファイルの画素の値の範囲を調べる
gdalinfo -mm を実行する.表示された最小値と最大値をもとに,スケールの値を決める.
gdalinfo -mm cea.tif - 変換
gdal_translate -scale 0 2000 0 65535 -of PNG -ot UInt16 cea.tif cea.png
結果は,画像ビューワで表示して確認できる.
* gdal_translate で扱えるデータ型は「gdal_translate --long-usage」で確認できる.