FreeBSD ネットワーク設定の確認
- ホスト名
- ドメイン名
・・・ このページでは「kunihikokaneko.com」と書く
- ホスト IP アドレス
・・・ このページでは「133.xxx.yyy.zzz」と書く
- デフォルトルータ(ゲートウエイ)
- 名前解決に用いる DNS サーバ(/etc/resolv.conf)
このページでは,上記の項目の確認を行う.
ネットワークの接続に問題が無ければ,この Web ページを飛ばして, 次の 「FreeBSD 基本設定」 に進む.
インタフェースの状態確認
root 権限で ifconfig -a を実行し,ネットワークインタフェースの一覧,IP アドレス,リンク状態を確認する.
ifconfig -a
有線 LAN のインタフェースの表示に status: active が含まれていれば,ケーブルとリンクは正常である.status: no carrier の場合は,ケーブルの接続,ケーブル自体,接続先のスイッチを確認する.
設定ファイル(/etc/rc.conf)を書き直したときは,root 権限で次のコマンドを実行して設定を反映する.
service netif restart
service routing restart
ホスト名,ドメイン名,ホスト IP アドレス,デフォルトルータの確認 (/etc/hosts, /etc/rc.conf)
【要点】
/etc/hosts と /etc/rc.conf に,ホスト名とドメイン名とホスト IP アドレスが正しく設定されていることを確認する(間違っていれば書き直す).
/etc/rc.conf の defaultrouter の行に,デフォルトルータ(ゲートウエイ)の IP アドレスが正しく設定されていることを確認する(間違っていれば書き直す).
デフォルトルータ(ゲートウエイ)とは,LAN の中にあって,外(インターネット)に出ていくための「出入り口」になるマシンのことである.
ネットワークアドレスを DHCP にしたい場合
- /etc/hosts
DHCP サーバから IP アドレスを取得するので,/etc/hosts にホスト IP アドレスの情報は書かない.
◇ /etc/hostsの「127.0.0.1」の行が 次のようになっていることを確認する.
127.0.0.1 localhost localhost.kunihikokaneko.com
- /etc/rc.conf
次のような行を含むこと.em0 の部分は,ifconfig -a で表示された実際のインタフェース名に置き換える.
hostname="ホスト名.kunihikokaneko.com" ifconfig_em0="DHCP"DHCP でアドレスを取得し終わるまで起動処理を待たせたい場合は SYNCDHCP を指定する.DHCP を用いる場合,デフォルトルータと DNS サーバの情報も DHCP サーバから配布されるため,defaultrouter の行は書かない.
ネットワークアドレスを固定 IP アドレスにしたい場合
- /etc/hosts
◇ まず,/etc/hostsの「127.0.0.1」の行が 次のようになっていることを確認する.
127.0.0.1 localhost localhost.kunihikokaneko.com
◇ 次に,ホスト IP アドレスが正しく設定されているかを確認する(FreeBSD のインストール時に設定した値である).
例えば,次のようになっていること.
133.xxx.yyy.zzz ホスト名 ホスト名.kunihikokaneko.com - /etc/rc.conf
次のような行を含むこと.em0 の部分は,ifconfig -a で表示された実際のインタフェース名に置き換える.
defaultrouter="デフォルトルータ(ゲートウエイ)の IP アドレス" hostname="ホスト名.kunihikokaneko.com" ifconfig_em0="inet 133.xxx.yyy.zzz netmask 255.255.255.0"
- /etc/resolv.conf
固定 IP アドレスの場合は,名前解決に用いる DNS サーバを自分で設定する.次のような行を含むこと.
search kunihikokaneko.com nameserver DNS サーバの IP アドレス
VMware の場合
VMware で NAT を選んだ場合,IP アドレスは VMware の DHCP サーバから配布されるので,/etc/hosts に自分のマシンの IP アドレスは書かない.
◇ /etc/hostsに以下のような行を加える
127.0.0.1 localhost ホスト名.localdomain
◇ /etc/rc.confに以下のような行を加える.デフォルトルータの情報は DHCP サーバから配布されるため,defaultrouter の行は書かない.
hostname="ホスト名.localdomain"
ifconfig_em0="DHCP"
動作確認
動作確認には,ifconfig,netstat -rn,ping,host の各コマンドを用いる.
IP アドレスと経路の確認
インタフェースに IP アドレスが付いていること,およびデフォルトルート(default の行)が設定されていることを確認する.
ifconfig -a
netstat -rn
ping
ping で応答があれば,そこまでの経路の設定はできている.
- まず,同じ LAN 内にあるデフォルトルータ(ゲートウエイ)の IP アドレスに ping を行い,応答があるか確認する
ping デフォルトルータ(ゲートウエイ)の IP アドレス - デフォルトルータから応答があったら,次は LAN の外部にあるホストの IP アドレスに ping を試す
→応答があれば,IP レベルの設定は正しい
うまく動作しない場合は,次を確認する.
- /etc/rc.conf の defaultrouter の行は正しく設定されているか
- ホスト IP アドレスとネットマスクの設定は,デフォルトルータと同じサブネットになっているか
- ファイアウォールの設定で ICMP が遮断されていないか
名前解決の確認
IP アドレスへの ping は成功するのに,ホスト名を指定すると失敗する場合は,DNS の設定を確認する.FreeBSD 10 以降では nslookup と dig は基本システムから削除されており,代わりに host コマンドまたは drill コマンドを用いる.
host www.freebsd.org
名前解決ができない場合は,/etc/resolv.conf の nameserver の行に,到達可能な DNS サーバの IP アドレスが設定されているかを確認する.