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FreeBSD バージョン 11.0 インストール

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FreeBSD バージョン 11.0 のインストールを行ないます.

参考 Web ページ

Index


準備

システム設定項目(事前に決めておく事項/調べておく事項)

設定項目 データ型 本 Web ページでの設定値
ホスト名 文字列 freebsd11
ドメイン名 文字列 kunihikokaneko.com
ネットワークアドレスは固定 IP アドレスか DHCP かブール値
ホスト IP アドレスIP アドレス
ネットマスク文字列
デフォルトルータ(ゲートウエイ)IP アドレスまたは完全修飾形式のホスト名
DNS サーバ(ネームサーバ)IP アドレスまたは完全修飾形式のホスト名
初期ユーザのフルネーム 文字列 kunihiko kaneko
初期ユーザのユーザ名 文字列 kaneko
初期ユーザのユーザ ID 正の整数 8010
初期ユーザのパスワード 文字列 <秘密の文字列>
特権ユーザのパスワード (root のパスワード) 文字列 <秘密の文字列>
システムコンソールのキーマップ 文字列 Japanese 106 (jp.106x) または USA ISO (us.iso)
ネットワークインタフェース論理名 文字列 em0

※ ネットワークアドレスは固定 IP アドレスか DHCP か

上記に書いた設定は、間違って入力した場合でも、あとで、修正できるので、あまり悩まないように。


Windowsを残すために

FreeBSDをインストールしたいが,いまPCに入っているWindowsも残したい人 (つまり、1台のパソコンで FreeBSD と Windows の両方)は パーティションを切らなくてはなりません.WindowsでDドライブにFreeBSDを インストールしたいという人はDドライブが消えて構わないならば,そのままでもいいでしょう.


FreeBSD のインストール

事前に、FreeBSD DVD を準備しておいてください。 最新のものが良いでしょう。

  1. FreeBSD の配布サイト(国内のもの http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/where.html) に行き,タイプ (amd64 など) を選んで,最新の RELEASE をダウンロード.それを DVD に焼く.

  2. DVD で起動。

  3. インストールの開始.「Install」を選ぶ.

  4. Keymap Selection

    ◇ ここでは,システムコンソールのキーマップ を設定する.

    日本語キーボードなら

    Japanese 106
    

    英語キーボードなら

    USA ISO
    

  5. ホスト名の設定

    Set Hostnameの画面では、ホスト名を設定する.

    例えば「freebsd11」のように.

  6. ディストリビューションを選ぶ.

    既定(デフォルト)のままでよい. 「OK」をクリック.

  7. パーティションの設定

    特に必要がなければ、既定(デフォルト)のままでよい. 「OK」をクリック.

  8. パーティションの設定の続き

    特に必要がなければ、既定(デフォルト)のままでよい. 「Entire Disk」をクリック.

  9. パーティション・スキーマの設定

    特に必要がなければ、既定(デフォルト)のままでよい. 「OK」をクリック.

  10. パーティションの確認

    Partition Editor の画面が出る. パーティションを確認し、問題がなければ 「Finish」をクリック.

  11. 確認

    ディスクに保存されていたデータが読み書きできなくなることを確認し、 問題がなければ 「Commit」をクリック.

  12. インストールが始まる。


システム設定

インストールが終了したら、ネットワーク等に関する基本的な設定を行ないます. ここでの設定を間違っても、あとで、/usr/sbin/sysinstall を起動したり、 /etc/rc.conf をエディタで書き換えれば、たいていのことは挽回できるので、間違ってもあまり 悩まないようにしましょう。

  1. 特権ユーザのパスワード (root のパスワード)

    root のパスワードを入れなさい」というメッセージが英語で出る

    1. 特権ユーザのパスワード (rootのパスワード)を設定します.
    2. 2回入れる。
    3. このパスワードは忘れてはならないものですが、決して紙等にメモしないように。

  2. ネットワークインタフェースの選択

    Network Configuration の画面では、 使用するイーサネットカードネットワークインタフェース論理名を選ぶ. 下記の画面はem0を選んでいるところ.

  3. ネットワーク設定を続けることの確認

    ネットワークの設定を行うので、Yes を選択

  4. ネットワークアドレスは固定 IP アドレスか DHCP かを選ぶ.

    ※ サーバマシンとして使うときは,「固定 IP アドレス」がよい. 「Network Configuration」では,次の項目を設定する.

    • Host: 完全修飾形式のホスト名

      Host は,完全修飾形式のホスト名(ホスト名ドメイン名を「.」でつないだもの)を設定します.

    • Domain (ドメイン名
    • IPv4 Gateway (デフォルトルータ(ゲートウエイ))
    • Name server (DNS サーバ(ネームサーバ))
    • IPv4 Address (ホスト IP アドレス
    • Netmask (ネットマスク

    (「kunihikokaneko.com」の部分がドメイン名です).

      Host: machinename.kunihikokaneko.com
      

    ネットワークアドレスを DHCP にしたい場合

    1. Yes を選ぶ

    2. "Acquiring DHCP release ..." と出る.

      普通ならすぐに終わる.ここで数秒以上待つようなら、「ケーブルが抜けている」などを疑う

    3. IPv6 に関する設定
      IPv6 の機能は残しておくにして、Yes を選択する。

      Yes
      

    4. stateless address configuration に関する設定
      Yes を選択する。

    5. ネットワーク設定の確認
      OK を選択する。

    6. タイムゾーンの設定5 Asia」、 「18 Japan」を選ぶ。

    7. 確認表示
      JST にしたいので Yes を選ぶ.

    8. 日付の設定

    9. 時間の設定

    10. システムの設定

      特に必要がなければ、既定(デフォルト)のままでよい. 「OK」をクリック.

    11. セキュリティの設定

    12. 一般ユーザを追加するか

      追加したいので 「Yes」を選ぶ

    13. 設定メニュー

    14. ホスト名と,ドメイン名を設定する.
      • Host: 完全修飾形式のホスト名(ホスト名ドメイン名を「.」でつないだもの)

        例えば「freebsd11.kunihikokaneko.com」のように.

      • Domain: ドメイン名

        例えば「kunihikokaneko.com」のように.

    15. 「Host」と「Domain」以外は自動的に設定されるので、正しく設定されているかどうか確認します.

  5. User Confirmation Requested: Do you want this machine to function as a network gateway
    普通は、ゲートウエイにはしないので、 No を選択(ゲートウエイにするときに限り Yes)

    No
    

  6. User Confirmation Requested: Do you want to configure inetd and the network services that it provides?
    ネットワークサービスは動かさないことにして、No を選択 (あとで必要な分を手動で設定することにします)。

    No
    

  7. User Confirmation Requested: Would you like to enable SSH login?
    SSH ログインをしたいのでYes を選択

    Yes
    

  8. User Confirmation Requested: Do you want to have anonymous FTP access to this machine ?
    Anonymous FTP サーバにはしないので、No を選択

    No
    

  9. User Confirmation Requested: Do you want to configure this machine as an NFS server ?
    普通は、NFS サーバにはしないので、No を 選択。 NFS サーバにしたいときにのみ Yes を選択(/etc/exportfs の設定が必要になります)。

    No
    

  10. User Confirmation Requested: Do you want to configure this machine as an NFS client?
    NFS クライアントにはしないので、No を選択

    No
    

  11. Would you like to customize your system console settings?
    No を選択

    No
    

  12. User Confirmation Requested: Would you line to customize your system console settings ?
    No を選択

    No
    

  13. User Confirmation Requested: Would you like to set this machine's time zone now ?
    Windowsと共存する場合ならNo、それ以外ならYesを選択。

    1. Select local or UTC (Greenwich Mean Time) clock

      「協定世界時(Greenwich Mean Time)」ではないので No を選択.

      No
      

    2. Would you like to enable Linux binary compatibility?
      この質問が出ることがあります.特に問題が無ければ No にします. 「Linux binary compatibility」に関係するソフトは後でインストールことに します.

      No
      

    3. User Confirmation Requested: Does this system have a PS/2, serios, or bus mouse?
      No か Yes を選択(適当な方). USB マウスしか使わないのなら No.

    4. Please configure your mouse
      この質問が出ることがあります. マウスの設定を行う. Enable を選択し,マウスが動くことを確認.但し、USB マウスの場合には、ここでは設定は行わない

      Enable
      

    5. User Confirmation Requested: Would you line to configure your X Server at this time ?
      この質問が出ることがあります.X Server の設定は、ここでは無く、あとで 行う方が簡単なので No 。

      No
      

    6. User Confirmation Requested: The FreeBSD package collection is a collection of thousands of ready-to-run applications. ... Would you like to browse the collection now?

      ここでインストールを行ないますが, パッケージを使ってのインストールは,「pkg_add -r <パッケージ名>」などの操作で, あと簡単できるので,あまり悩まないこと.

      ※ あとで、/usr/sbin/sysinstall コマンドで,この画面を出せます.

      ■ 実行例(パッケージを使ってインストールしている)

      net/cvsup, www/firefox を選び、インストールを実行
      

    7. User Confirmation Requested: Would you like to add any initial user accounts to the system ?
      ◇ 「初期ユーザアカウントを作るか」の意味。

      ※ 初期ユーザのフルネームは,あとで設定する.

      Yes
      

    8. ユーザとグループの作成画面

    9. User and Group Management

      ◇ ここでは,初期ユーザのユーザ名,ユーザ ID,パスワード,フルネーム等の設定を行う

    10. User Confirmation Requested: Visit the general configuration menu for a chance to set any last options ?
      「general configuration menu を見るか?」の意味。ここまで間違いがなけ れば,Noを選択して、インストールを終わることにします. なお、間違いがあったとしても、簡単に設定はやり直せるので、あまり悩まな いようにしましょう。

      No
      

    11. sysinstall Main Menu
      Tab キーで X Exit Install を選ぶ

      X Exit Install
      

    12. User Confirmation Requested
      「リブートするが、CD-ROM は抜いているか?」と聞いてくるので、DVD を抜いてリブートする。
      Are you sure you wish to exit ? ...

      Yes
      

    13. (オプション) インストールされたパッケージの確認

      pkg_info
      


    これで、FreeBSD インストールが終わりました。

    次は、研究室ならば、「ネットワーク設定の確認(研究室でのネットワーク設定)」です. (研究室外の方は、適当な手段でネットワークにつなぎ、 「FreeBSD 基本設定」に進むとよいでしょう)。



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    問い合わせ先: 金子邦彦(かねこ くにひこ)

    アプリケーションソフトウエアソフトのインストールについて

    ここでは,アプリケーションソフトウエアソフトのインストール行う. パッケージを使う方法です.

    念押ししておきます. FreeBSD で,アプリケーションソフトウエアソフトをインストールするのは簡単です. 下記の 2つの方法があります.

    ※ ポーツツリーでインストールしたソフトウエアのデータベースと, パッケージでインストールしたソフトウエアのデータベースは別に作られるということも頭に入れておいてください.

    • パッケージを使ってインストール

      「pkg_add -r <パッケージ名>」などの操作でインストールする.

    • ポーツ・ツリーをビルドしインストール

      portupgrade コマンド などを使ってインストールする.

    ◆ どちらの方法を使うにせよ,ちょっとした設定をしておくのが便利です.設定については「FreeBSD 基本設定」 のページで説明している.

    ※ どちらが良いか、ということは一概には言えません.ソフトの種類や状況によって変わります.