NIS マスターサーバの設定手順

FreeBSD を使って新しい NIS マスターサーバを立ち上げ、旧 NIS マスターサーバからの設定を移行します。 この NIS サーバでは、master.passwd, group, hosts の 3 つのファイルを管理します。 NIS の通信は暗号化されないため、/var/yp/securenets と ipfw を使い、LAN 外からの要求は受け付けないようにします。

新 NIS サーバのセットアップ

NIS サーバ設定

NIS のデータベースの元になるファイルとして、master.passwd, hosts, group の 3 つを作ります。 その後、/etc/hosts, /etc/rc.conf, /etc/master.passwd, /etc/group, /var/yp/securenets, /var/yp/nis.inputs/ypservers, /var/yp/Makefile を設定します。 最後に ypinit -m で NIS サーバとしての設定を行います。作業は root 権限で行います。

設定上の注意

yppasswd でのパスワード変更がうまくできない場合には、

を確認してみて下さい。

ipfw 設定

ipfw でフィルタリング の Web ページを見て、 設定を行う。

NIS サーバの移行

旧 NIS サーバと、新 NIS サーバを入れ替えます。作業では、 旧 NIS サーバ, 新 NIS サーバのマシン名, IP アドレスを同じにします。 また、NIS ドメイン名は変更しません。

NIS 設定ファイルの移行

新 NIS サーバで、/etc/rc.conf, /etc/master.passwd, /etc/group の確認

新 NIS サーバで、NIS ドメイン名、ホスト名の変更

# domainname <NISドメイン名>
# hostname <変更するホスト名>

新 NIS サーバの立ち上げ

新 NIS サーバマシンで ypinit -m を実行し、NIS サーバを立ち上げます。 スレーブサーバがある場合は、NIS サーバの一覧にそのホスト名を入力します。

# service rpcbind start
# service ypserv start
# cd /var/yp
# ypinit -m <NISドメイン名>
はじめの質問は n
次の質問(NIS サーバの一覧)は ctrl+D
次の質問は y

# cd /var/yp
# make

# shutdown -r now

旧 NIS サーバの停止と、NIS スレーブサーバマシンの設定

動作確認

NIS のファイルが参照できるかなどの確認

# ypwhich
# ypcat passwd
# ypcat group
# ypcat hosts