LXLE Focal のインストール
このページでは,LXLE の最新版である LXLE Focal(Ubuntu 20.04 LTS ベース,2022年5月公開,64ビット版のみ)の インストール手順を図解で説明する.
* 開発状況:LXLE Focal 以降の新しい版は公開されていない.公式サイト lxle.net は閉鎖され, DistroWatch では開発終了として扱われている.ベースである Ubuntu 20.04 LTS の標準サポートも2025年4月に終了しており, LXLE Focal をインストールしても,Ubuntu の標準リポジトリからのセキュリティ更新は提供されない. 更新が継続して提供される軽量な環境が必要な場合は,Lubuntu 26.04 LTS(LXQt デスクトップ環境,2029年4月までサポート, https://lubuntu.me/)などを使用する.
* Ubuntu のインストールは,別ページで説明している.
【関連する外部ページ】
- LXLE の配布ファイル (SourceForge): https://sourceforge.net/projects/lxle/files/
- DistroWatch の LXLE のページ: https://distrowatch.com/table.php?distribution=lxle
【サイト内の関連ページ】
準備
システム設定項目(事前に決めておく事項/調べておく事項)
| 設定項目 | データ型 | 本 Web ページでの設定値 |
| OS の種類 | 文字列 | LXLE Focal(Ubuntu 20.04 LTS ベース) |
| アーキテクチャ | 文字列 | amd64(LXLE Focal では 64ビット版のみが提供されている) |
| マシン名(コンピュータの名前) | 文字列 | lxle |
| ドメイン名(インターネットのドメイン) | 文字列 | kunihikokaneko.com |
| ネットワークアドレスは固定 IP アドレスか DHCP か | ブール値 | true または false ※ 1) |
| IP アドレス | IP アドレス | (固定 IP アドレスの場合に設定) |
| ネットマスク | 文字列 | (固定 IP アドレスの場合に設定) |
| ブロードキャストアドレス | 文字列 | (固定 IP アドレスの場合に設定) |
| デフォルトルータ(ゲートウエイ) | IP アドレスまたは完全修飾形式のホスト名 | (固定 IP アドレスの場合に設定) |
| DNS サーバ(ネームサーバ) | IP アドレスまたは完全修飾形式のホスト名 | (固定 IP アドレスの場合に設定) |
| 初期ユーザのフルネーム | 文字列 | kunihiko kaneko |
| 初期ユーザのユーザ名 | 文字列 | kaneko |
| 初期ユーザのパスワード | 文字列 | <秘密の文字列> |
| タイムゾーン | 文字列 | Asia/Tokyo |
| システムコンソールのキーマップ | 文字列 | 日本語 / 日本語 または 英語(US) / 英語(US) |
※ 1) ネットワークアドレスは固定 IP アドレスか DHCP か
- 固定 IP アドレス: サーバマシンとして使う場合など,IP アドレスを固定的に割り当てる.
- DHCP: DHCP クライアントとして設定する.
上記の設定は,インストール後に変更できる.
LXLE のダウンロード
-
LXLE の配布ファイルの Web ページを開く
https://sourceforge.net/projects/lxle/files/
* 公式サイト lxle.net は閉鎖されているため,配布ファイルは SourceForge のプロジェクトページから入手する.
- ディレクトリをたどる
最新版のファイルは,Final → OS → Focal-64 の順にたどったディレクトリにある.
- ファイルを選ぶ
LXLE-Focal-Release.iso(約 1.8G バイト)をクリックする.
- ダウンロードが始まる
- ダウンロードしたファイルの検証
同じディレクトリにある LXLE-Focal-Release.iso.md5 に記載された値と, ダウンロードしたファイルの MD5 チェックサムを照合する. Linux では,端末を開き,次のコマンドを実行する.
md5sum LXLE-Focal-Release.isoWindows では,コマンドプロンプトを開き,次のコマンドを実行する.
certutil -hashfile LXLE-Focal-Release.iso MD5
インストール
- インストールメディアを使って起動
* ダウンロードした .iso イメージファイルを DVD に書き込むか,rufus などを使って起動可能な USB メモリを作る.
- ライブ起動を選ぶ
「live」を選び,Enter キーを押す
- インストールの開始
「install LXLE Linux (LXLE Linux のインストール)」を起動する
- ようこそ画面
「日本語」を選び, 「続ける」をクリック
- キーボードレイアウト
キーボードを選び, 「続ける」をクリック
* キーボードでレイアウトを日本語 / 日本語にしたい場合の実行例
* キーボードでレイアウトを英語(US) / 英語(US) にしたい場合の実行例
- アップデートと他のソフトウェア
* サードパーティ製ソフトウェアには,独自のライセンス条項が適用される. 条項を確認し,同意できる場合にチェックする.
* NVIDIA のグラフィックスカードを使用している場合は,サードパーティ製ソフトウェアの項目をチェックすると, 専用ドライバがインストールされる.
* Ubuntu 20.04 LTS の標準サポートは終了しているため,「LXLE のインストール中にアップデートをダウンロードする」を チェックしても,取得できる更新は限られる.
- インストールの種類
ディスク全体を LXLE で使用する場合は,「ディスクを削除して LXLE をインストール」を選び, 「インストール」をクリック
* 選んだディスクのファイルは全て削除されるので,必要なデータは事前に別のディスクへ退避しておく.
- ディスク領域の割り当て
* 表示された変更内容を確認し,「続ける」をクリック.
- どこに住んでいますか?
タイムゾーンとして「Tokyo」を選び, 「続ける」をクリック
- あなたの情報を入力してください
「あなたの名前」(初期ユーザのフルネーム)と, 「コンピューターの名前」(マシン名.ドメイン名をつなげた完全修飾名を設定することもできる), 「ユーザー名の入力」(初期ユーザのユーザ名)と, 「パスワードの入力」(初期ユーザのパスワード)を設定し, 「続ける」をクリック
- インストールが始まる
数分以上待つ.
- 再起動を始める
- 再起動
次のような表示が出たら,インストールメディア(DVD または USB メモリ)を取り外して,Enter キーを押す.
- ログイン画面が現れる
これで,インストールは終了
- ログインすると次のような画面が現れる
- (参考)システム更新
システム更新については,別ページ »で説明
- (参考)基本設定
Ubuntu のインストール直後の設定については, 別ページ »で説明