Ubuntu で littler のインストール
このページでは,littler のインストール手順を説明する.
littler は,r コマンドにより,シェルから R のプログラムを実行できるようにするコマンドラインフロントエンドである. 標準入力からのパイプ入力,-e オプションによる式の直接実行,シバン(#!)を用いたスクリプト実行に対応する. シェルスクリプトからの R プログラムの自動実行に利用できる.
前準備
Ubuntu のシステム更新
Ubuntu で OS のシステム更新を行うときは, 端末で,次のコマンドを実行する。これは、パッケージ情報を最新の状態に保ち、インストール済みのパッケージをセキュリティアップデートやバグ修正を含めて更新するためである。
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
# インストール済みのパッケージを包括的に更新 (依存関係も考慮)
sudo apt full-upgrade
# カーネル更新等で実際に再起動が必要な場合のみ実行を推奨
# sudo shutdown -r now
littler のインストール
端末で,次のコマンドを実行する。 パッケージ名は r-cran-littler である(littler は r-cran-littler へ移行するための移行用パッケージである)。 R 本体(r-base-core)は依存関係により自動的にインストールされる。
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
sudo apt -y install r-cran-littler
使ってみる
端末で,次のコマンドを実行する。 標準入力から R のプログラムを与える実行例である。
echo "x<-c(1,2,3); print(x);" | r
端末で,次のコマンドを実行する。 -e オプションにより,R の式を直接指定する実行例である。
r -e 'print(summary(c(1,2,3)))'
バージョンの確認を行うときは, 端末で,次のコマンドを実行する。
r --version
r は非対話実行を前提とするため,作図を行う場合はファイル出力用のグラフィックスデバイス(png() など)を明示的に開き,dev.off() で閉じる必要がある。 対話的に作図を行う場合は R --vanilla を用いる。
r -e 'png("plot.png"); plot(c(1,2,3)); dev.off()'