SQLiteMan のインストール(ソースコードを使用)(Ubuntu 上)
SQLiteman は,リレーショナル・データベース管理システム SQLite 3 のデータベースファイルを操作する GUI ツールである.テーブルやビューの作成,SQL の実行,実行結果の表示を行うことができる.
SQLiteman の原作(SourceForge のバージョン 1.2.2,2011 年公開)は Qt 4 を用いている.Qt 4 は現在の Ubuntu では提供されていないため,このページでは Qt 5 へ移植された sqliteman-qt5 のソースコードを用いてビルドとインストールを行う.
【目次】
【サイト内の関連ページ】
- SQLiteman を用いたリレーショナル・データベース演習については,別ページ »にまとめている.
前準備
Ubuntu のシステム更新
端末で,次のコマンドを実行する.
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
# インストール済みのパッケージを包括的に更新 (依存関係も考慮)
sudo apt full-upgrade
# カーネル更新等で実際に再起動が必要な場合のみ実行
# sudo shutdown -r now
CMake のインストール
端末で,次のコマンドを実行する.
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
sudo apt -y install cmake cmake-curses-gui cmake-gui
C/C++ コンパイラと Make とビルドツールのインストール
端末で,次のコマンドを実行する.
# パッケージリストの情報を更新
sudo apt update
sudo apt -y install build-essential gcc g++ make libtool texinfo dpkg-dev pkg-config git
SQLiteman のビルドとインストール
- 前提ソフトウェアとライブラリのインストール
端末で,次のコマンドを実行する.libqscintilla2-qt5-dev は SQL エディタ部分で使用されるライブラリ,libqt5sql5-sqlite は SQLite 3 に接続するための Qt のデータベースドライバである.
# パッケージリストの情報を更新 sudo apt update sudo apt -y install sqlite3 sudo apt -y install qtbase5-dev qtbase5-dev-tools qttools5-dev-tools sudo apt -y install libqt5sql5-sqlite sudo apt -y install libqscintilla2-qt5-dev - ソースコードのダウンロード
端末で,次のコマンドを実行する.
cd /tmp rm -rf sqliteman-qt5 git clone https://github.com/rsachetto/sqliteman-qt5.git - cmake の実行
端末で,次のコマンドを実行する.
cd /tmp/sqliteman-qt5 rm -rf build mkdir build cd build cmake -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release .. - 結果の確認
「QScintilla2 Found OK」,および「Configuring done」「Generating done」が表示されることを確認する.
CMake 4 以降では,古い記述である cmake_minimum_required の指定値によりエラーになる場合がある.そのときは,次のように最小ポリシーバージョンを指定して実行する.cmake -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release -DCMAKE_POLICY_VERSION_MINIMUM=3.5 .. - ビルド
cmake --build . - 結果の確認
エラーメッセージが出ずに終了することを確認する.
- インストール
端末で,次のコマンドを実行する.実行ファイルは /usr/local/bin/sqliteman にインストールされる.
sudo make install - 試しに起動してみる.
端末で,次のコマンドを実行する.
sqliteman