基盤地図情報標高DEMデータ変換ツール DEMTOOL の紹介,基盤地図情報・数値標高モデルのデータを GeoTIFF に変換

基盤地図情報標高DEMデータ変換ツール DEMTOOL を紹介します.

先人に感謝

Web ページ: http://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html

キーワード: GeoTIFF, gdal, 基盤地図情報, 数値標高モデル, 基盤地図情報ダウンロード

インストール手順

  1. Web ページを開く

    http://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html

  2. 注意、免責事項を確認する
  3. ダウンロードはこちら」をクリック
  4. zip ファイルのダウンロードが始まるので確認する.
  5. ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する.分かりやすいディレクトリに置く.

    Windows での展開(解凍)に便利な 7-Zip: 別ページ »で説明

基盤地図情報・数値標高モデルのダウンロード

  1. 国土地理院の「基盤地図情報ダウンロード」の Web ページを開く

    https://fgd.gsi.go.jp/download/

  2. 「基盤地図情報・数値標高モデル」の下の 「ファイル選択へ」をクリック
  3. ダウンロードしたい数値標高モデルの範囲を選ぶ
  4. 選び終わったら,「ダウンロードファイル確認へ」をクリック
  5. 全てチェック」をクリック

    *5A」は航空レーザー測量,「5B」は写真測量.

  6. まとめてダウンロード」をクリック
  7. ログインする
  8. アンケートに協力する(正しく回答する)
  9. .zip ファイルのダウンロードが始まるので確認する
  10. ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する.分かりやすいディレクトリに置く.

    展開(解凍)すると .zip ファイルができるので確認する.

    Windows での展開(解凍)に便利な 7-Zip: 別ページ »で説明

  11. さらに展開(解凍)すると .xml ファイルができるので確認する.

    ファイル名: FG_GML-5133-41-00-DEM5A-201601001.xml

    • 5133: 1次メッシュ番号
    • 41: 2次メッシュ番号
    • 00: 3次メッシュ番号
    • 5A: 「5A」は航空レーザー測量,「5B」は写真測量.
    • 20161001: 年月日

基盤地図情報標高DEMデータ変換ツール DEMTOOL を用いて, 基盤地図情報の数値標高モデルを GeoTIFF に変換結合

  1. GeoTIFFを格納するフォルダ」を1つ作り,そこに,すべての .xml ファイル を集める.
  2. 「変換結合.vbs」を起動
  3. 次のように操作する

    座標系は「緯度経度」に設定する(UTMや平面直角座標のような投影座標系は選ばないことにする)

  4. JPGIS(GML 形式)の入っているフォルダを選択
  5. 海域の標高を選択する
  6. 変換が終わると merge.tif, merge_shade.tif ができる

    * 座標系を「緯度経度」で設定したけど、あとになって、UTM や平面直角座標系が欲しい!と思ったときは、 OSGeo4W を使って, 緯度経度の座標系から,UTM や平面直角座標系などの投影座標系に変換することができる.

    詳しくはコマンドで GeoTIFF ファイルを扱う」のページに記述している