基盤地図情報標高DEMデータ変換ツール DEMTOOL の紹介,基盤地図情報・数値標高モデルのデータを GeoTIFF に変換

【概要】

基盤地図情報の数値標高モデル(JPGIS(GML) 形式)を GeoTIFF に変換し,メッシュ単位に分かれた範囲を結合するツール DEMTOOL を紹介する.

キーワード: GeoTIFF, gdal, 基盤地図情報, 数値標高モデル, 基盤地図情報ダウンロードサービス

【目次】

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インストール手順

DEMTOOL は,2026 年 5 月公開の Ver 1.8.2 が最新である.Ver 1.8.0 以降は PowerShell 版であり,64 ビット版 Windows で動作する.測地系は JGD2000,JGD2011,JGD2024 に対応するが,異なる測地系のデータを混在させて処理することはできない.

  1. Web ページを開く

    https://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html

  2. 注意,免責事項を確認する
  3. 「ダウンロードはこちら」をクリック
  4. zip ファイルのダウンロードが始まるので確認する.
  5. ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する.分かりやすいディレクトリに置く.
    Windows での展開(解凍)に便利な 7-Zip: 別ページ »で説明

基盤地図情報・数値標高モデルのダウンロード

  1. 国土地理院の「基盤地図情報ダウンロードサービス」の Web ページを開く

    https://fgd.gsi.go.jp/download/

  2. 「基盤地図情報・数値標高モデル」の下の 「ファイル選択へ」をクリック
  3. ダウンロードしたい数値標高モデルの範囲を選ぶ
  4. 選び終わったら,「ダウンロードファイル確認へ」をクリック
  5. 「全てチェック」をクリック

    * 5m メッシュのうち,「DEM5A」は航空レーザ測量,「DEM5B」「DEM5C」は写真測量による.このほかに 1m メッシュ(DEM1A など),10m メッシュ(DEM10A,DEM10B)がある.

  6. 「まとめてダウンロード」をクリック
  7. ログインする(基盤地図情報ダウンロードサービスは利用者登録制であり,ID とパスワードが必要)
  8. アンケートに回答する
  9. .zip ファイルのダウンロードが始まるので確認する
  10. ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する.分かりやすいディレクトリに置く.

    展開(解凍)すると .zip ファイルができるので確認する.

    Windows での展開(解凍)に便利な 7-Zip: 別ページ »で説明
  11. さらに展開(解凍)すると .xml ファイルができるので確認する.

    ファイル名: FG-GML-5133-41-00-DEM5A-20161001.xml

    • 5133: 1次メッシュ番号
    • 41: 2次メッシュ番号(下2桁)
    • 00: 3次メッシュ番号(下2桁)
    • DEM5A: 5m メッシュ(航空レーザ測量による)
    • 20161001: 年月日

基盤地図情報標高DEMデータ変換ツール DEMTOOL を用いて, 基盤地図情報の数値標高モデルを GeoTIFF に変換結合

  1. 「GeoTIFFを格納するフォルダ」を1つ作り,そこに,すべての .xml ファイル を集める.
  2. 「変換結合.cmd」を起動

    * 非日本語環境の Windows では,代わりに「convert_and_merge.cmd」を使う.

  3. 次のように操作する

    座標系は「緯度経度」に設定する(UTM や平面直角座標のような投影座標系は選ばないことにする)

  4. JPGIS(GML 形式)の入っているフォルダを選択
  5. 海域の標高を選択する

    * 「-9999」を選ぶと,海域には nodata が設定される.

  6. 変換が終わると merge.tif, merge_shade.tif ができる

    merge.tif が結合後の GeoTIFF,merge_shade.tif が陰影起伏図である.

    * 座標系を「緯度経度」で設定したあとで,UTM や平面直角座標系が必要になったときは, OSGeo4W の gdalwarp を使って, 緯度経度の座標系から,UTM や平面直角座標系などの投影座標系に変換できる.

    手順は「GDAL のコマンドで GeoTIFF ファイルを扱う」のページに記述している.