Android Studio 3.6 のインストール,Android 仮想デバイスの作成,プログラムの起動,NDK のインストール(Windows 上)
Windows での,Android Studio 3.6 のインストール,Android 仮想デバイスの作成,プログラムの起動という一連の手順をスクリーンショットで説明する.
【目次】
- 前準備
 - 初回起動設定と,Android SDK Tools, Android SDK Platform-tools のインストール
 - Android SDK Tools, Android SDK Platform-tools の追加
 - Android Studio プロジェクトの新規作成
 - Android仮想デバイスの追加
 - Android Studio プロジェクトの実行
 
【サイト内の関連ページ】
- Android アプリケーションの開発, NDK, SL4A, rhodes, RhoMobile Suite については,別ページ »にまとめている.
 
【関連する外部ページ】 https://developer.android.com/studio/install?hl=ja
前準備
JDK (Java Development Kit) のインストール
- Windows用ソフトウェアインストールガイドでの Oracle OpenJDK のインストール手順は, 別ページ »で説明
 
Android Studio のダウンロードとインストール
- Web ページを開く
 -  「Android Studio」の「ダウンロードする」をクリック
 -  「androidstudio」の右の「DOWNLOAD ANDROID STUDIO」をクリック
 -  ライセンス条項の確認.
exe ファイルのダウンロードが始まる.
 -  ファイルのダウンロードが始まる
 -  ダウンロードした .exe ファイルを実行
 -  ようこそ画面では,「Next」をクリック.
 -  コンポーネントの選択は既定(デフォルト)のままでよい.「Next」をクリック.
 -  インストールディレクトリは既定(デフォルト)のままでよい.「Next」をクリック.
 -  スタートメニューフォルダの設定は既定(デフォルト)のままでよい.「Next」をクリック.
 -  インストールが始まる
 -  インストール終了の確認.「Next」をクリック.
 -  インストール終了.「Finish」をクリック.
 
初回起動設定と,Android SDK Tools, Android SDK Platform-tools のインストール
次の手順で初回起動設定などを行う。
- Android Studio を起動する
 -  Android Studio の設定のインポートについては,インポートしない場合には
「Do not import settings」を選び、「OK」をクリック
 -  データの共有については、表示等を検討して判断する 
 -  Android Studio のようこそ画面が開く.「Next」をクリック
 -  インストールタイプは,特に必要が無ければ「Standard」を選ぶことにする.
「Next」をクリック.
 -  UIテーマは好みで選ぶ.
「Next」をクリック.
 -  設定の確認では、ダウンロードが始まるコンポーネントの一覧が表示される.
「Finish」をクリック.
Android SDK Build-Tools, Android SDK Platform, Android エミュレータ関連のコンポーネントなどがインストールされることを確認。
 -  ダウンロードが始まる.
しばらく待つ.
 -  ダウンロード終了の確認.
「Finish」をクリック.
 -  設定が終わり,Android Studio の画面が出る.
 
Android SDK Tools, Android SDK Platform-tools の追加
-  Android Studio を起動。「ようこそ画面」の「configure」で、「SDK Manager」を選ぶ
* Tools 下の 「SDK Manager」でも同じことができる.
Tools 下に SDK Manager が表示されない ときは, 「File」メニューでプロジェクトを閉じて,「ようこそ画面」に戻る.
 -  SDK Manager の画面で、Android SDK Tools, Android SDK Platform-tools の追加を行うことができる
 
Android Studio プロジェクトの新規作成
- Android Studio を起動する
 -  「Start a new Android Studio project」を選ぶ
 -  プロジェクトの種類を選ぶ
 -  アプリケーション名などを設定する.
「Finish」をクリック.
 -  画面が開く。インストールの終了を待つ。
 
Android 仮想デバイスの追加
-  「Configure」→「
AVD Manager
」と操作する.
 -  「Create Virtual Device」をクリック
 -  カテゴリ、機種を選ぶ.
「Next」をクリック.
※ この画面で,新しいハードウェアプロファイルの作成もできる
 -  システムイメージを選ぶ画面が出るので、確認する
* 最初「Recommended」タブが表示されている。ここに良いものが無い場合には、 他のタブに切り替える
「Turn off Hyper-V」の表示が出ている場合には、Hyper-V について検討の上、 「Turn off Hyper-V」をクリック.(クリックすると、強制的に Windows の再起動が始まるので注意).
 -  システムイメージをダウンロードしたい場合には,次の手順
-  システムイメージを選び「Download」をクリック
 -  ライセンス条項の確認
同意できる場合のみ続行する
 -  ダウンロードとインストールが始まる
 -  インストール終了の確認
「Finish」をクリック.
 
 -  システムイメージを選び「Download」をクリック
 -  使いたいシステムイメージを選び,
「Next」をクリック.
 -  設定を確認し、
「Finish」をクリック.
 -  Andorid 仮想デバイスの画面が自動で開く
自動で開かない場合には,手動で起動する.
起動しないときのヒント
「SDK Manager」を起動。作成したAVDと同一バージョンのAndroid SDK Platform がインストールされていなければインストールする。
「SDK Manager」を起動。SDK Tools のうち「Android Emulator」 がインストールされていなければインストールする。
 
Android Studio プロジェクトの実行
細かな手順は変わることがある
-  「Run」→「Run App」と操作する
 -  先ほど作成したAndroid仮想デバイスを選び、「OK」をクリック.
この画面で,USB接続した実機を選ぶこともできる
 - 「Install HAXM」についての表示が出た場合には、「OK」をクリック.
 -  プラットフォームのインストールについての表示が出た場合には、「Install and Continue」をクリック.
 -  Android SDK Platform に関するライセンス条項の確認
 -  ダウンロードとインストールが始まる
 -  インストール終了の確認
「Finish」をクリック.
 -  アプリケーションが開き「Hello World!」と表示されるので確認する
 
NDK のインストール
-  「Configure」→「
SDK Manager
」と操作する.
 -  「Android SDK」で「SDK Tools」を選ぶ
 -  「NDK」を選び,「Apply」をクリック
 -  確認表示.「OK」をクリック
 -  ライセンス条項の確認
 -  ダウンロードが始まる
 -  終了の確認
 -  「OK」をクリックして終了.
 
設定まとめ
- Android Studio のインストールディレクトリ: C:\Program Files\Android\Android Studio
 - AVD がインストールされるディレクトリ: %HOMEPATH%\.android\avd
 - エミュレータがインストールされるディレクトリ: %HOMEPATH%\.android
 - Android SDK がインストールされるディレクトリ: %LOCALAPPDATA%\Android\sdk