前準備として,下記のインストールが済んでいること.
→ Ubuntu: Ubuntu での Android Studio についての Web ページ
→ Ubuntu: Ubuntu での Eclipse, Eclipse の プラグイン Android Development Tools についての Web ページ
http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/files/opencv-android/
cd /usr/local sudo unzip /tmp/OpenCV-2.4.5-android-sdk.zip sudo chown -R $USER OpenCV-2.4.5-android-sdk
jni を使っているらしい次の3つのディレクトリのどれかに移動する.
◆ 実行手順例
cd /usr/local/OpenCV-2.4.5-android-sdk/samples cd tutorial-2-mixedprocessing
エラーメッセージが出ないことを確認する
ndk-build
参考Web ページ https://docs.opencv.org/doc/tutorials/introduction/android_binary_package/android_dev_intro.html
参考Web ページ https://docs.opencv.org/doc/tutorials/introduction/android_binary_package/O4A_SDK.html
OpenCV for Android SDK ソースコードは、Eclipse のプロジェクトとしてインポートしやすい形式になっている.
「ルート・ディレクトリー」を選ぶ.
ここには OpenCV for Android SDK のディレクトリを指定する.
「プロジェクトをワークスペースにコピー (Copy projects into workspace)」にチェックしないこと
Eclipse 上で ndk-build の操作ができるようにしたいので, 「Convert to a C/C++ Porject (Adds C/C++ Nature)」を実行する.
さきほどインポートした OpenCV for Android SDK のプロジェクトをすべて選ぶ.
これは、操作を間違えると、やり直すのがとても面倒なので、注意深く行う
ビルドの様子は、Eclipse のコンソールに表示される.しばらく待つ.
OpenCV for Android SDK ソースコードは Windows + Eclipse で簡単にビルドできるように調整されているため, Ubuntu の場合には、いくつかの設定が必要.
◆ 元々の設定内容
ビルドコマンド: 「${NDKROOT}/ndk-build.cmd」または「make」
* 「${NDKROOT}/ndk-build.cmd」は Windows 用の設定. Ubuntuの場合には 「${NDKROOT}/ndk-build」のように修正する必要がある.
次のように設定されている。
${NDKROOT}/platforms/android-9/arch-arm/usr/include ${NDKROOT}/sources/cxx-stl/gnu-libstdc++/4.6/include ${NDKROOT}/sources/cxx-stl/gnu-libstdc++/4.6/libs/armeabi-v7a/include ...
◆ Ubuntu でエラーが出た時の対処手順例
エラーが出たプロジェクトを右クリックし,「プロパティー」を選ぶ.設定用のウインドウが現れる.
→ これは Windows 用の設定なので, 「${NDKROOT}/ndk-build」のように修正
→ 変更してはいけない
◆ ビルドコマンドの設定例
◆ 環境変数 NDKROOT は、別のところで設定しておくこと. 例えば .bashrc に「 export NDKROOT=/usr/local/android-ndk-r8e 」のように設定するなど.
◆ 環境変数 NDKROOTの設定を忘れると、Eclipse のコンソールに次のようなエラーメッセージが出る
プロジェクトを右クリックし, 「実行 (Run)」 → 「Android Application」