FreeBSD で GNOME のインストール

前準備

システムの更新

「FreeBSD システムの更新,ポーツコレクションの維持更新」 のページを参考に,次のことを行っておく.

FreeBSD で GNOME のインストール

FreeBSD ハンドブックの 「The X Window System」 および 「Desktop Environments」 の手順に従う.

かつての x11/gnome3x11/gnome に名称変更されており, 現在の FreeBSD では GNOME 3 系の後継である GNOME(GNOME 40 以降)がインストールされる.

  1. シェルにシステム管理者(root) でログインする。
  2. パッケージに関するデータのアップデート(更新)
    pkg update
    pkg upgrade
    
  3. 終了の確認
  4. Xorg のインストール
    pkg install xorg
    

    「続行しますか (Proceed with this action?)」に対しては、「y」 + Enter キー

  5. 終了の確認
  6. GNOME のインストール

    デスクトップと標準アプリケーションを一括で導入するメタパッケージ gnome をインストールする. 最小構成にしたいときは,gnome の代わりに gnome-lite をインストールする.

    pkg install gnome
    

    「続行しますか (Proceed with this action?)」に対しては、「y」 + Enter キー

  7. 終了の確認
  8. GNOME を動かしたいので、/etc/rc.conf に,次の設定を含めるように編集する

    GNOME はメッセージバスとして dbus を使い,ログイン画面には gdm(GNOME Display Manager)を使う. かつて必要であった hald,polkit,gnome_enable の設定は現在の FreeBSD では不要である.

    dbus_enable="YES"
    gdm_enable="YES"
    

    次のように sysrc コマンドで設定してもよい.

    sysrc dbus_enable="YES"
    sysrc gdm_enable="YES"
    
  9. GNOME は /proc がマウントされている必要がある. /etc/fstab に,次の設定を含めるように編集する
    proc           /proc       procfs  rw  0   0
    
  10. 以上の設定(パッケージ類のインストール, /etc/rc.conf, /etc/fstab) の確認のため、いったんシステムを再起動してみる.
    shutdown -r now
    
  11. ログイン用のデスクトップ画面が現れることを確認
    GNOME が立ち上がらないときは CTRL + ALT + F2 や CTRL + ALT + F3 で仮想端末に切り替えて,root でログインし, /var/log/Xorg.0.log や /var/log/messages を確認して設定を見直す.
  12. 設定を続けたい. 一般ユーザでログインする. gdm は既定で root のログインを許可していないので,管理者権限が必要な作業は, ログイン後に端末で su を実行して行う.

    日本語環境の設定

  13. 端末を開く
  14. 日本語フォントをインストール

    端末で su を実行してシステム管理者(root)になり,次を実行.

    pkg install ja-font-ipa
    pkg install ja-font-vlgothic
    pkg install noto-jp
    
  15. ibus-mozc のインストール

    次を実行.

    pkg install ja-ibus-mozc
    

    終了時のメッセージを確認

  16. 一般ユーザに戻り,~/.xprofile に次の設定を加える
    export LANG=ja_JP.UTF-8
    export GTK_IM_MODULE=ibus
    export QT_IM_MODULE=ibus
    export XMODIFIERS='@im=ibus'
    ibus-daemon -drx
    

    ~/.xprofile は Xorg セッションのログイン時に読み込まれる. GNOME を Wayland セッションで使う場合は読み込まれないため, ログイン画面の歯車アイコンで GNOME on Xorg を選んでログインする.

  17. いったんログアウトし,再度ログインして設定を反映させる
  18. 「設定」→「キーボード」→「入力ソース」で 日本語 (Mozc) を追加する. 入力ソースの切り替えは Super + Space キー.