FreeBSD で GNOME のインストール
前準備
システムの更新
「FreeBSD システムの更新,ポーツコレクションの維持更新」 のページを参考に,次のことを行っておく.
- FreeBSD のセキュリティアップデート(更新)
- FreeBSD のパッケージ管理システム pkg の初回実行設定
FreeBSD で GNOME のインストール
FreeBSD ハンドブックの 「The X Window System」 および 「Desktop Environments」 の手順に従う.
かつての x11/gnome3 は x11/gnome に名称変更されており, 現在の FreeBSD では GNOME 3 系の後継である GNOME(GNOME 40 以降)がインストールされる.
- シェルにシステム管理者(root) でログインする。
- パッケージに関するデータのアップデート(更新)
pkg update pkg upgrade
- 終了の確認
- Xorg のインストール
pkg install xorg
「続行しますか (Proceed with this action?)」に対しては、「y」 + Enter キー
- 終了の確認
- GNOME のインストール
デスクトップと標準アプリケーションを一括で導入するメタパッケージ gnome をインストールする. 最小構成にしたいときは,gnome の代わりに gnome-lite をインストールする.
pkg install gnome
「続行しますか (Proceed with this action?)」に対しては、「y」 + Enter キー
- 終了の確認
- GNOME を動かしたいので、/etc/rc.conf に,次の設定を含めるように編集する
GNOME はメッセージバスとして dbus を使い,ログイン画面には gdm(GNOME Display Manager)を使う. かつて必要であった hald,polkit,gnome_enable の設定は現在の FreeBSD では不要である.
dbus_enable="YES" gdm_enable="YES"次のように sysrc コマンドで設定してもよい.
sysrc dbus_enable="YES" sysrc gdm_enable="YES"
- GNOME は /proc がマウントされている必要がある.
/etc/fstab に,次の設定を含めるように編集する
proc /proc procfs rw 0 0
- 以上の設定(パッケージ類のインストール, /etc/rc.conf, /etc/fstab) の確認のため、いったんシステムを再起動してみる.
shutdown -r now
- ログイン用のデスクトップ画面が現れることを確認
GNOME が立ち上がらないときは CTRL + ALT + F2 や CTRL + ALT + F3 で仮想端末に切り替えて,root でログインし, /var/log/Xorg.0.log や /var/log/messages を確認して設定を見直す. - 設定を続けたい.
一般ユーザでログインする.
gdm は既定で root のログインを許可していないので,管理者権限が必要な作業は,
ログイン後に端末で su を実行して行う.
日本語環境の設定
- 端末を開く
- 日本語フォントをインストール
端末で su を実行してシステム管理者(root)になり,次を実行.
pkg install ja-font-ipa pkg install ja-font-vlgothic pkg install noto-jp - ibus-mozc のインストール
次を実行.
pkg install ja-ibus-mozc
終了時のメッセージを確認
- 一般ユーザに戻り,~/.xprofile
に次の設定を加える.
export LANG=ja_JP.UTF-8 export GTK_IM_MODULE=ibus export QT_IM_MODULE=ibus export XMODIFIERS='@im=ibus' ibus-daemon -drx~/.xprofile は Xorg セッションのログイン時に読み込まれる. GNOME を Wayland セッションで使う場合は読み込まれないため, ログイン画面の歯車アイコンで GNOME on Xorg を選んでログインする.
- いったんログアウトし,再度ログインして設定を反映させる
- 「設定」→「キーボード」→「入力ソース」で 日本語 (Mozc) を追加する. 入力ソースの切り替えは Super + Space キー.