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Linux で FFTW3 のビルドとインストール

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FFTW とは, 離散フーリエ変換 (DFT) を行う C のプログラム集.1次元に限らず,より高次元でも動きます. この Web ページでは,Linux での FFTW バージョン 3 (FFTW3)インストール法図解で説明する.


事前準備


■ Ubuntu でパッケージを用いてインストールする場合の手順

◆ Ubuntu での操作手順(例)(パッケージを用いてインストールする場合

sudo apt-get -yV install libfftw3-3
sudo apt-get -yV install libfftw3-dev
sudo apt-get -yV install libfftw3-doc

◆ Ubuntu での操作手順(例)(ソースパッケージを用いてビルドとインストールを行う場合

※ソースパッケージに関する設定については,別のページで説明している.

mkdir /tmp/fftw3
cd  /tmp/fftw3

apt-get source fftw3
sudo apt-get -yV build-dep fftw3
cd fftw3-3.2.2
sudo dpkg-buildpackage -uc -us -rfakeroot 
cd ..
sudo dpkg -i *.deb

■ Linux で FFTW3 のソースコードのダウンロードとビルドとインストールを行う場合の手順 (Ubuntu や Fedora を使用)

最新版を追いかけたい場合など

◆ FFTW3 のソースコードのダウンロード

  1. FFTW の Web ページを開く

    http://www.fftw.org/

  2. Download」をクリック

  3. 最新バージョンをダウンロード

  4. ソースコードの展開
    cd /tmp
    tar -xvzof fftw-3.3.3.tar.gz
    

◆ ソフトウエア開発環境などのインストール

◆ ビルドの前に決めておく事項


◆ FFTW3 のビルドとインストール

  1. configure の実行

    次の操作を行う.単精度の浮動小数点数で計算したい場合は「--enable-float」を設定する. 倍精度での浮動小数点数で計算したい場合は「--enable-long-double」を設定する.

    ※ 「--enable-float」のときは,「--enable-sse」を付けると高速化が期待できる(SSE 付きのプロセッサのみ)

    cd /tmp
    cd fftw-3.3.3
    CC=gcc F77=gfortran CFLAGS="-O3 -fno-tree-vectorize -fexceptions" FFLAGS="-O3 -fno-tree-vectorize -fexceptions" ./configure --prefix=/usr/local --enable-threads --enable-shared --enable-static
    

    ■ 実行後,エラーメッセージが出ないことを確認すること. エラーの場合 「make CC=gcc43」のように CC=...の部分を変えるとうまくいくことがある. <要点>

    Core2 プロセッサであり,かつ,64 ビット Linux を使っている場合.

    つまり,

    CC=gcc F77=gfortran CFLAGS="-O3 -fno-tree-vectorize -fexceptions -m64 -mfpmath=sse -msse4.1 -march=native" FFLAGS="-O3 -fno-tree-vectorize -fexceptions -m64 -mfpmath=sse -msse4.1 -march=native" ./configure --prefix=/usr/local --enable-threads --enable-shared --enable-static --enable-long-double
    

    のようにしてもいいでしょう

    ※ Octave をインストールする予定がある場合には, --enable-long-double を付けないで、もう1度ビルドした方がよい場合がある.

  2. configure コマンドの結果の確認

    必ず,エラーメッセージが出ていないことを確認する.

  3. make の実行
    make
    

  4. make の結果の確認

    必ず,エラーメッセージが出ていないことを確認する.

  5. make check の実行

    「make check」を使うと,チェック用プログラムが動き,自動的にチェックしてくれます.

    make check

  6. make check の結果の確認

    必ず,エラーメッセージが出ていないことを確認する.

  7. make install の実行
    sudo make install
    

  8. make install の結果の確認

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

  9. /sbin/ldconfig の実行

FFTW インストール用スクリプトの例

■ Intel Core2 の場合 (FFTW バージョン 3.3.3)
TMP=/tmp

cd ${TMP}
rm -rf fftw-3.3.3
tar -xvzof ${TMP}/fftw-3.3.3.tar.gz

cd ${TMP}/fftw-3.3.3
CC=gcc F77=gfortran CFLAGS="-O3 -fno-tree-vectorize -fexceptions -m64 -mfpmath=sse -msse4.1 -march=native" FFLAGS="-O3 -fno-tree-vectorize -fexceptions -m64 -mfpmath=sse -msse4.1 -march=native" ./configure --prefix=/usr/local --enable-threads --enable-shared --enable-static --enable-long-double
make
make check

FFTW のビルドとインストール (Intel コンパイラを使用する場合)

  1. configure の実行

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

    cd /tmp
    cd fftw-3.3.3
    CC=icc CFLAGS="-O2 -prec-div -prec-sqrt -fp-model precise -static -ip -parallel -par-threshold=95" ./configure --prefix=/usr/local
    

    Core2 プロセッサ の場合は, 「CC=icc CFLAGS="-O2 -prec-div -prec-sqrt -fp-model precise -static -ip -xSSE4.1 -parallel -par-threshold=95" ./configure --prefix=/usr/local」 のようにしてもいいでしょう

  2. configure コマンドの結果の確認

    必ず,エラーメッセージが出ていないことを確認する.

  3. make の実行
    make
    

  4. make の結果の確認

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

  5. make check の実行

    「make check」を使うと,チェック用プログラムが動き,自動的にチェックしてくれます.

    make check

  6. make check の結果の確認

    必ず,エラーメッセージが出ていないことを確認する.

  7. make install の実行

    引き続き,次の操作を行う.

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

    make install
    

  8. /sbin/ldconfig の実行


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問い合わせ先: 金子邦彦(かねこ くにひこ)