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Raspbian Stretch のインストール, Windows から Raspbian Stretch のアプリを開く

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金子邦彦研究室: データベース、人工知能(AI)、データサイエンスの融合により不可能を可能にする

サイト内の関連ページ: ラズベリーパイ (Raspberry Pi)

目次

  1. 前準備
  2. ラスベリーパイ(Raspberry Pi)と Windows パソコンをネットワーク接続
  3. IP アドレス等の確認(Windows パソコン)
  4. Raspberry Pi を起動し,Windows からリモートログインできるか確認してみる

サイト内の関連 Web ページ


前準備

Raspbian の準備

Raspbian をダウンロードし SD カードに書き込む手順は,「別のページ」で説明しています.


ラスベリーパイ(Raspberry Pi)と Windows パソコンをネットワーク接続

ユースケース:無線LAN接続された Windows パソコンがある.ネットワークケーブルを使って、 ラスベリーパイ(Raspberry Pi)と Windows パソコンをネットワーク接続する.

事前確認

1. ラズベリーパイは Windows を経由してインターネット接続するのか.

2. ラズベリーパイは Windows を経由せずにインターネット接続するのかで設定手順が変わる.

「ラズベリーパイが Windows を経由してインターネット接続する」場合には,次の「ネットワーク接続の共有(Windowsパソコン)」を行うこと.

ネットワーク接続の共有(Windowsパソコン)

「ラズベリーパイが Windows を経由してインターネット接続する」場合に必要な設定である.

次の手順で、ネットワーク接続の共有を行う

  1. Windows 10 のメニューで設定を選ぶ

  2. ネットワークとインターネット」を選ぶ

  3. ネットワークと共有センター」を選ぶ

  4. Wi-Fi」を選ぶ

    ※ Wi-Fi が表示されていないときは、Windows のパソコンで無線LAN接続してから、もう一度試す

  5. Wi-Fi の状態の画面が出る。「プロパティ」をクリック

  6. 共有」をクリック

  7. ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する」をチェックし、 「OK」をクリック


IP アドレス等の確認(Windows パソコン)

  1. Windows のコマンドプロンプトを実行する.

  2. Windows パソコンで ARP テーブルの表示

    Windows のコマンドプロンプトで、「arp -a」を実行して,ARPテーブルを表示する.これで,ネットワークにつながっている機器の IP アドレスを確認する

    ■ Windows での実行結果例

    Windows のコマンドプロンプトで次のように実行

    arp -a 
    

  3. 給電されていない状態で,先ほど準備した SD カードを Raspberry Pi に入れる

  4. Raspberry Pi へネットワークケーブルをつなぐ

    そして、ネットワークケーブルは、Windows のノートパソコン(無線LAN接続された Windows パソコン)に直結するか、 ネットワークハブに接続する

  5. Raspberry Pi への給電を開始する

  6. Windows パソコンで ARP テーブルの変化を見る

    増えた IP アドレスが,ラスベリーパイの IP アドレスである.

    Windows のコマンドプロンプトで、「arp -a」を実行して,ARPテーブルを表示する.そして,先ほどとの変化を見る.

    Windows のコマンドプロンプトで次のように実行

    arp -a 
    

    ■ Windows での実行結果例 (1)

    Windows のパソコン、 Raspberry Pi ともに,有線のネットワークケーブルで、同じネットワークハブに接続した場合

    Raspberry Pi をつなぐ前

    Raspberry Pi をつないだ後

    増えたIPアドレスを確認する(下の図では 192.168.137.132)。 これが RaspberryPi の IP アドレスである。あとで使う

    ■ Windows での実行結果例 (2)

    無線LAN接続された Windows パソコンに、ネットワークケーブルで直結した場合

    Raspberry Pi をつなぐ前

    Raspberry Pi をつないだ後

    新しい「インタフェース」が増えていることを確認する(増えない場合には、元に戻って設定をやり直す)

    増えたインタフェースの一番上のアドレスを確認する(下の図では 192.168.2.111)。 これが RaspberryPi の IP アドレスである。あとで使う

IP アドレスの確認がうまくできないときには、次には進まないこと(特に、IP アドレスの確認がうまくできないままで、Bonjour for Windows のインストールなどを行わないこと).


Raspberry Pi を起動し,Windows からリモートログインできるか確認してみる

リモート接続ソフト MobaXTerm のインストール(Windows 上)

Windows での MobaXTerm のインストールは,「別のページ」でも説明している.ここでは要点のみを示す.

次のサイトで配布されている.MobaXTerm Home Edition (installer edition) をダウンロードしてインストール

https://mobaxterm.mobatek.net/

MobaXTerm の設定

  1. Windows で MobaXTerm を起動する

  2. MobaXTerm で SSH keepalive の設定を行う

    この設定の操作は、一度だけ行っておけば大丈夫

    1. Settings」で「Configuration」を選ぶ

    2. SSH」をクリック

    3. SSH keepalive」をチェックし、 「OK」をクリック

MobaXTerm を用いてリモートログイン

  1. MobaXTerm で「Start local terminal」をクリック

  2. リモートログイン

    リモートログインのとき,ラズベリーパイの IP アドレスか,「raspberrypi.local」を指定する 「raspberrypi.local」は,Windows の mDNS の機能により,IP アドレスに自動変換される. IP アドレスの代わりにと指定できる

    MobaXTerm のコンソールで,次のコマンドを実行

    ssh -X pi@raspberrypi.local
    

    あるいは,先ほど調べた IP アドレスを直接指定する

    ssh -X <IPアドレス>
    

    うまくリモートログインできないときのヒント

    このとき「Could not resolve hostname raspberrypi.local: Name or service not known」というエラーメッセージがでる場合がある. 次の手順で回避できる可能性がある.

    1. まず、IP アドレスを使ってリモートログインできるかを確認

    • このWebページの「IP アドレス等の確認(Windows パソコン)」の手順を実施.
    • 確認できた IPアドレスが 192.168.137.132 とする.
    • 「ssh -X pi@raspberrypi.local」の代わりに、ssh -X 192.168.137.132のように操作する

    この回避策でもうまくいかない、という場合には、RaspberryPi の SD カードのやり直し、RaspberryPiに給電ランプがついているか、ネットワークケーブルの指し口の緩みがないか、を見ていただくなを確認する.

    2. 次に、Bonjour for Windows のインストール

    1. Windows のバージョンが、Windows10 1511以前か、Windows 8.1 か Windows 7 であることを必ず確認

      Windows のバージョンが、Windows10 1511以上のときは、Bonjour for Windows のインストールを行わないこと

    2. Windows 用の iTunes の Web ページを開く

      https://www.apple.com/jp/itunes/download/

    3. Windows」をクリック

    4. Windows 用の iTunes」の下の「今すぐダウンロード(64ビット版)」をクリック。ダウンロードが始まる

    5. ダウンロードした iTunes64Setup.exe ファイルを展開(解凍)する。

    6. すると、いくつかのファイルができるので確認する。

    7. この中の Bonjour64.msi を実行する。すると、Bonjour for Windows がインストールされる

    ※ 「うまくいかない」という場合には、 mDNS の設定を行う.

    Windows のコマンドプロンプト管理者として実行する

    端末で,次のコマンドを実行.して、 Windows 10 の mDNS の機能を有効にするために,ポート 5353 の通信制限を解除する

    netsh advfirewall firewall add rule name ="mdns" dir=in protocol=udp localport=5353 action=allow
    

  3. パスワード

    初期パスワードは「raspberry」に設定されている 「raspberry」と入れて、Enterキーを押す。

    ※ このとき,パスワードが画面には表示されないのは正常動作である.

    「パスワードを保存してよいか」の確認表示に対しては,特に問題が無ければ「Yes

  4. なお、 MobaXTerm で「ssh」を選び、次のように操作しても接続できる

  5. 試しに Raspbian の端末(ターミナル)を開いてみる
    lxterminal
    

  6. 確認できたら「exit」でリモートログインを終了
    exit