OpenSSH for Windows のインストール(Windows 上)

Windows での,OpenSSH for Windows の確認とインストールの手順を説明する.

Windows 10 バージョン 1803 以降および Windows 11 では,OpenSSH クライアント(ssh, scp, sftp, ssh-keygen など)が標準搭載であるC:\Windows\System32\OpenSSH). 通常は追加のインストールは不要である.標準搭載版より新しい版を使いたい場合は,GitHub の PowerShell/Win32-OpenSSH で公開されている OpenSSH for Windows を使う.

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標準搭載の OpenSSH クライアントの確認

  1. Windows のコマンドプロンプトを開き,次のコマンドを実行する.
    ssh -V
    
  2. OpenSSH_for_Windows_9.5p1, LibreSSL 3.8.2 のようにバージョンが表示されれば,OpenSSH クライアントは利用できる状態である.この場合,以下のインストールは不要である.
  3. 「'ssh' は,内部コマンドまたは外部コマンド...として認識されていません」と表示される場合は,Windows のオプション機能で「OpenSSH クライアント」を追加する. 「設定」→「システム」→「オプション機能」→「オプション機能を追加する」で「OpenSSH クライアント」を選び,インストールする. インストール後,コマンドプロンプトを開き直して ssh -V を実行し,バージョンが表示されることを確認する.

新しい版のインストール手順(必要な場合)

注意: Win32-OpenSSH のリリースは,現在「Preview(製品環境向けではない)」として公開されている.標準搭載版で用が足りる場合は,このインストールは行わなくてよい.
  1. GitHubPowerShell/Win32-OpenSSH のリリースページを開く.

    https://github.com/PowerShell/Win32-OpenSSH/releases

  2. 最新版の「Assets」の中から「OpenSSH-Win64.zip」をクリックする
  3. .zip ファイルのダウンロードが始まるので確認する.

    ファイル名: OpenSSH-Win64.zip

  4. ダウンロードした .zip ファイルを展開(解凍)する.分かりやすいディレクトリ(フォルダ)に置く.
    Windows での展開(解凍)に便利な 7-Zip: 別ページ »で説明

    この .zip ファイルは,D:\OpenSSH-Win64\OpenSSH-Win64 に展開(解凍)したものとして,説明を続けるので,適切に読み替えてください.

  5. Windowsシステム環境変数 PATH に,先ほどのディレクトリ(フォルダ),D:\OpenSSH-Win64\OpenSSH-Win64 を追加する.
    注意: PATH には標準搭載版のディレクトリ C:\Windows\System32\OpenSSH が先に入っていることがある.その場合,ssh と入力すると標準搭載版が起動する.どちらが使われるかは where ssh で確認できる.展開した版を使いたい場合は,PATH の並び順でそのディレクトリを前に置くか,フルパスで実行する.
  6. 確認したいので,Windows のコマンドプロンプトを開き直し,次のコマンドを実行する.
    where ssh
    ssh -V
    ssh
    
  7. 展開したディレクトリの ssh.exe が使われていること,バージョンが表示されること,および使用法が表示されることを確認する.