プロジェクト管理ソフトウェア Redmine のインストールと設定(Windows 上)

概要

Redmine は,Ruby on Rails で作られたプロジェクト管理ソフトウェアである.次の機能がある.

このページでは,Windows でのインストール手順と設定を説明する.対象とするバージョンは,2026年時点の最新の安定版である Redmine 7.0 である.データベースには,設定が簡単な SQLite 3 を用いる.

SQLite 3 は,公式ドキュメントで多人数での運用には向かないとされている.試用や学習には適するが,本格的な運用では PostgreSQL や MySQL を用いる.

目次

関連する外部ページ

サイト内の関連情報

1. 前準備

前もって決めておく事項

前もってインストールしておくべきソフトウェア

2. Redmine のダウンロードと展開

  1. Redmine のダウンロードページを開く

    https://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/Download

  2. 最新の安定版(redmine-7.0.0.zip)をクリックしてダウンロードする
  3. 展開(解凍)する

    展開すると C:\redmine-7.0.0 のようなディレクトリができる.

    Windows での展開(解凍)に便利な 7-Zip: 別ページ »で説明

3. データベース接続の設定

  1. config\database.yml を作る

    C:\redmine-7.0.0\config\database.yml.example を複製し,ファイル名を database.yml に変更する.

  2. データベース・アダプタとデータベースファイル名を設定する

    SQLite 3 を使うときの設定例は次の通りである.

    production:
      adapter: sqlite3
      database: db/redmine.sqlite3
    development:
      adapter: sqlite3
      database: db/redmine_development.sqlite3
    test:
      adapter: sqlite3
      database: db/redmine_test.sqlite3
    

    PostgreSQL や MySQL を使いたい場合は,同封の database.yml.example や公式のインストール手順(https://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/RedmineInstall)を参照する.

4. 依存パッケージのインストールとデータベースの初期化

管理者権限コマンドプロンプトを起動する (手順:Windowsキーまたはスタートメニュー → cmd と入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。

  1. Redmine のディレクトリに移動
    cd /d C:\redmine-7.0.0
    
  2. 依存パッケージのインストール

    Redmine は Bundler で必要な gem を管理する.次のコマンドを実行する.エラーメッセージが出ないことを確認すること.

    bundle config set --local without "development test"
    bundle install
    
  3. セッション暗号化用の鍵の生成

    Rails がセッション情報を格納する cookie の改ざんを防ぐための鍵を生成する.

    bundle exec rake generate_secret_token
    
  4. テーブル定義(データベースのマイグレーション)

    Windows では,環境変数 RAILS_ENV の設定を別のコマンドとして実行する.

    set RAILS_ENV=production
    bundle exec rake db:migrate
    
  5. テーブル定義の結果の確認

    エラーメッセージが出ていないこと.

  6. 初期データの投入

    チケットの種類や役割などの既定のデータを登録する.環境変数 REDMINE_LANGja を設定すると,日本語の初期データが読み込まれる.

    set RAILS_ENV=production
    set REDMINE_LANG=ja
    bundle exec rake redmine:load_default_data
    
  7. 初期データの投入の結果の確認

    エラーメッセージが出ていないこと.

5. Redmine の起動と動作確認

管理者権限コマンドプロンプトを起動する (手順:Windowsキーまたはスタートメニュー → cmd と入力 → 右クリック → 「管理者として実行」)。

  1. Redmine サーバの起動

    次のコマンドで,動作確認用の Web サーバ(Puma)が起動する.

    cd /d C:\redmine-7.0.0
    bundle exec rails server -e production
    
  2. サーバの起動メッセージを確認する
  3. Web ブラウザからアクセス

    http://localhost:3000/

  4. ID: 「admin」,パスワード: 「admin」でログインする

6. 管理者アカウントの設定

  1. 画面右上の「個人設定」(My account)をクリックする
  2. 管理者のパスワードの変更

    パスワード変更」(Change password)をクリックし,初期パスワード admin を変更する.

  3. 表示言語の設定

    言語(Language)を「日本語」に設定し,保存すると,表示が日本語になる.

  4. その他の設定は「管理」メニューの「設定」で行う