CloudReady Home エディションを使ってみる

CloudReadyは,手持ちの PC を Chrome OS 環境へ移行するためのツール.USB メモリから起動する形で,Windows や macOS のパソコンを Chromebook のように使えるようにする.

事前に準備しておくもの

容量 8 Gバイト以上の USB メモリ.CloudReady の書き込みによって中のデータはすべて消去されるので,あらかじめ USB メモリの中身を空にしておくか,消えて困るファイルが入っていないことを確認しておくこと.

ダウンロードとUSBメモリの作成

  1. neverware のダウンロードの Web ページを開く

    https://www.neverware.com/freedownload

  2. Download CloudReady USB Maker」をクリック
  3. .exe ファイルのダウンロードが始まるので確認する.

    ファイル名は,cloudready-usb-maker.exe

  4. ダウンロードした cloudready-usb-maker.exe を実行する.
  5. 案内に従って進めると,CloudReady のイメージが自動的にダウンロードされる.
  6. 書き込み先の USB メモリを選択する.
  7. 書き込みが始まる.完了までしばらく待つ.

CloudReady USB Maker は,ダウンロードした CloudReady のイメージファイルを,選択した USB メモリへ先頭から順に書き込んでいる.この処理を Python で単純化して表すと,次のようになる.

import sys
import shutil

# 使い方: python write_iso_to_usb.py cloudready.bin \\.\PhysicalDrive1
# cloudready.bin: neverware からダウンロードした CloudReady のイメージファイル
# \\.\PhysicalDrive1: 書き込み先 USB メモリの物理ドライブパス(Windows)

image_path = sys.argv[1]
usb_path = sys.argv[2]

BLOCK_SIZE = 1024 * 1024  # 1MB ずつ読み書きする

with open(image_path, "rb") as src, open(usb_path, "wb") as dst:
    shutil.copyfileobj(src, dst, BLOCK_SIZE)

print("書き込みが完了しました:", usb_path)

image_path にはダウンロードした CloudReady のイメージファイルのパスを,usb_path には書き込み先の USB メモリの物理ドライブパス(Windows では \\.\PhysicalDrive1 のような形式)を指定する.内容を 1 MB ずつ読み込み,そのまま USB メモリへ書き込むことで,イメージファイルの内容を USB メモリの先頭から複製する.なお,物理ドライブへ直接書き込むには管理者権限が必要であり,指定するドライブを誤ると別のドライブの内容を破壊するおそれがあるため,ドライブの指定は実行前に十分確認すること.