Irrlicht を用いたカラー画像ビューワの例

IRRLICHT は,もともと C 言語ベースの3次元エンジンです. IRRLICHT は,画像(カラー,モノクロ)の描画、2次元グラフィックス3次元グラフィックスイベント処理(マウス,キーボード等)の機能をもったゲームエンジンの決定版です. 文字の描画 (unicodeも可), 画像ファイル読み書きの機能もありますし,スライダやボタンなどのGUI部品もあるので,困ることはありません.

このページではIrrlicht を用いたカラー画像ビューワのプログラム例を示す. 単なるカラー画像ビューワを作りたいのではなくて,ウインドウを開いて画像を表示するようなプログラムを C 言語で簡単に作ることが出来る見本として示している.

前準備

前準備

プログラム例

ビルドの手順

【Linux でのビルドコマンド(例)】

Ubuntu の場合

コマンド例

g++ -I/usr/include/irrlicht -I/usr/include/SDL -I/usr/include/png12 -o a.out hoge.cc -L/usr/lib64 -lSDL_image -lSDL -lpthread -lm -L/usr/local/lib -lIrrlicht -lGL -lGLU -lXext -lX11

Fedora の場合

コマンド例

g++ -I/usr/include/irrlicht -I/usr/include/SDL -I/usr/include/png12 -o a.out hoge.cc -L/usr/lib64 -lSDL_image -lSDL -lpthread -lm -L/usr/local/lib -lIrrlicht -lGL -lGLU -lXxf86vm -lXext -lX11